2016年06月01日

スコーン専門店「Scone Kitchen パニパニ」

≪移転のお知らせ≫(2016年6月1日)

レポート以来、勝田台の小さな工房ながらスコーンを買い求める方の列が絶えない人気のパニパニさんでしたが、以前から念願だった古民家カフェを印西市でオープンすることになったんですって!
すでに5月末に勝田台の工房は閉めていらっしゃり、新店舗の開店は7月上旬予定とのこと。
⇒7/17(日)オープンだそうです!(詳細はこちら)

【新店舗情報】
千葉県印西市笠神381(地図)印西市役所本埜支所近く

ジョイ2やビッグホップよりもちょっぴり遠いんですが、車だったらチャチャっと寄れちゃう?!
八千代市から離れてしまうのは残念ですが、並んで購入したり事前注文する手間を考えると、カフェのほうがチャレンジしやすいかも。
パニパニさんのスコーンをまだ食べたことがない!という方、ほんとにオススメですよー!
私も夏になったら、立ち寄ってみようかと思ってます!



2012年11月21日
皆さん、スコーンって耳にして、どんなものをイメージしますか?

私がパッと思いつくのは、イギリスのお茶菓子として出てくる、あのパックリと割れ目が入った感じのもの。
ホテルのおしゃれなアフタヌーンティーで添えられてきたりすると、その頂き方のマナーにやや躊躇したりして。フォークなどで横に割りつつ、フルーツジャムと、こってりしたクロテッドクリームをたっぷり塗って・・・で、良いんでしたっけ?
はたまた、スタバなどでチョコチップが入ったものなどもスコーンと称されてますけれども、あれはアメリカンタイプと言うのかしら。とにかくずっしりとした生地でボリューム感満載!おまけに、大抵は何かつけるどころかそのままでも十分甘く仕上がっているから、ひとつ400キロカロリー近くあったりすることも。

そんなカフェでのサイドメニューだったり、パンやさんで並ぶ商品のひとつとして選ぶ機会はあっても、スコーン“だけ”をわざわざ買いに行く経験はなかったんですが・・・。

実は今、スコーンが流行ってきているらしい!

一昔前はベーグルだったり、焼ドーナツを扱うお店で溢れていましたが、最近は六本木や銀座にスコーン専門店がオープンしたり、都内のおしゃれな街にはカフェと併設してスコーンを扱うお店が続々。

とは言え、八千代を離れる機会がめっきり減った私は、そんなおしゃれスコーンに出会うことすらままならないわ・・・と思っていたらば、スコーン専門店がなんと勝田台にあるんですってよ!!


大きな地図で見る

↓ 勝田台駅南口から徒歩約4分。八千代高校のすぐ前あたりにある茶色の建物1階。
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こちらは工房で、カフェは併設されていません。
店頭販売しているわけでもなく、あくまで基本はオンラインショップでの取り扱いのみなんですが、来店可能な方には「直接受け渡し」というスタイルで販売してくれるというもの。

ただ正直なところ、“スコーン”だけで勝負できるものなのか?

都内で売られているスコーンはひとつが結構良いお値段だったりするようですし、そもそもスコーンのイメージって、飲み物がないと口中の水分をうばわれて窒息しそうな、モクモク、ぼそぼそっとした感じが強くて、気軽にパッと口に出来る“普段使い”向きの食べ物という感覚がないせいか、おみやげなんかでときどき頂く程度が丁度良いような・・・。

ところが、このオンラインショップにはプレゼントだけではなく、ご家庭用を目的として依頼するリピーターさんが多いらしいのです。
最近では“対面販売を介して、お客様の生の声を参考にしたい!”と、白井市の神々廻の森(ししばのもり)公園で行われた「三十祭(さんじゅうさい)」など、近辺で行われるイベントへ積極的に参加されているそうですが、いずれのブースでもあっという間に完売。連日に渡って行われるイベントでは、「美味しかったから!」と翌日も買いに来られるケースが多いほど、クセになる味わいなんだとか。

普通なら配送料がかかるわけですが、直接受け渡しなら送料ゼロはもちろんのこと、簡易包装なら1個40円引きになるという大特典が!!そんなスコーン工房が勝田台にあるというのに、なんせお店の看板があるわけでもないので近くに住んでいる方ですら知らないというもったいない状況に・・・。
これはぜひ八千代の新たなグルメスポットとしてご紹介しなければ!
と、普段は立ち入ることができない『Scone Kitchen パニパニ』さんの工房の中へ、特別におじゃましてまいりました。

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↑ Scone Kitchen パニパニの 川満(かわみつ)さん。

玄関をあがると、すぐ先がスッキリと清潔感のある広い工房になっています。2面に窓がある角部屋なので、風通しが良くてすがすがしく、気持ちのよい陽の光が射し込みます。
こんな素敵な工房で、パニパニのスコーンづくりを手掛けている川満(かわみつ)さんの姿がありました。他にスタッフさんなどはいらっしゃらないので、個別包装も、配送準備も、すべてお一人で行われています。
『なび子さん!丁度良かったわ。今日は秋のカラッとした気候で、スコーンづくりがとってもはかどる良いお天気だったのよ。』と、にこやかに出迎えてくれました。
湿度によっては、焼きあがってから冷ましている間に、まわりのサクッとした感じが薄れてしまうこともあるそうで、毎日のように水分などの配合や焼き加減を調整しているとか。

スコーンキッチン パニパニさんが目指すのは、食卓だけではなく戸外や職場などでもパクパクお手軽に食べられる、冷めてもふんわりしっとりと美味しいスコーン。
『イギリス式の上品なイメージをお持ちかもしれませんが、上下に割る作法や、クリームやジャムを付けながら食べたりといったことをせず、そのままでも美味しくいただいてもらえる味、食感、カタチを追求してきたんです。毎日のように食べても飽きず、パンのようなお手軽感覚があるものを目指し続けてきました。』と、川満さん。

商品のラインナップは、プレーンのほか、現在は6〜7種類程度のバリエーションがあるのですが、中でも人気の「雪塩(ゆきしお)」と「黒糖」を試食させていただきました!

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雪塩(ゆきしお)は、パニパニさんで一番売れている商品。
スコーンだけではなく、マフィンとかキッシュとかパウンドケーキとか、そういうのって女性は好きでも男性には受けが悪かったり(私のまわりだけ?)するんですが、こちらは男性からも大変受けが良いんですって!
その秘密は、周りをコーティングしているアイシング。
『ここが絶妙な甘じょっぱさで、あとをひくと言っていただけます。素材の味わいを出したいので、生地自体の甘みはとっても控えめ。キビ砂糖を少し加えている程度ですが、それが周りのアイシングとのベスト・バランスを生み出すよう考慮しました。』

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↑ 雪塩(ゆきしお) 1個220円。(持ち帰りで簡易包装の場合は180円)

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↑ コーヒーカップと比べてみると、大きさが伝わるかしら?

実際に手に取ってみると、大きめな手の人のげんこつくらいあって、上品な小ぶりタイプのスコーンとは大分様子が違います。いわゆる“オオカミの口”と呼ばれる割れ目もきちんと開いていますが、左右に花が咲いたように膨らんでいて、見ただけでパッと「スコーン」とは思いつかないかも。

その謎は、口に入れてもなお続きます。

サクサクっとこぼれ落ちる周りの皮は、まるでクロワッサンさながら。
焼きあがってからしばらく時間が経っていて、すっかり冷めてしまっているんですが、中は何重もの層になっているかのような、パイさながらの歯ざわり・・・なのに、ふんわり。ホロホロとした感じも、水分を奪われるような粉っぽさもなく、しっとりした中身からはこぼれ落ちるものは何もなく。
「え?これがスコーン?!」とつい言葉に出してしまったほど、今までスコーンだと思って食べてきたものとまるで異なるこの食感。
どこかで出会ったような・・・と思い返してみれば、そうそう、ケンタッキーのビスケットが一番近い感じ!

この軽さを出すために、グルテンを抑えるようにバターと粉を混ぜ込むなどいくつも技が隠されているようですが、重量感たっぷりのスタバスコーン系との大きな違いは、パニパニさんのスコーンに卵が使われないこと。
卵が入るとどうしてもしっとりしすぎて重くなり、膨らみが悪くなってしまうとか。

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冷めても美味しく!を追求したというこだわりが、この食感だけでも十分伝わります。
が、肝心のお味や風味もこれまたしかり。中身はクセのないミルク風味一杯の生地、ここに和のテイストさえも感じる上品な甘じょっぱいアイシングが程よい加減でほどこされていて、最後のひと口まで飽きることなく食べきれるのです。塩スイーツはすっかりお馴染みですが、まろやかな甘みのある塩気だからか、変に塩分だけが誇張するわけではなく、イメージで言えば焼もちにつける甘醤油とか、おせんべいの雪の宿っぽい方向の甘さかしら。
また、より甘さを惹きたてるために、プレーン味には牛乳のみを使っているのに対し、雪塩の生地にはヨーグルトも使って爽やかな風味を出しているそうです。牛乳じゃなく生クリームも試してみたことがあったそうですが、それではこってりし過ぎてしまうため牛乳で生地のバランスを整えているとか。

川満さんのオススメの食べ方は、一度トースターで温めること。
『冷めても美味しいスコーンを目指してはいますけれど、やっぱりオーブンから出したばかりの焼きたては、ほんとに美味しいんです。常温に置いたスコーンをアルミホイルにふんわり包み込んで、600Wで5分ほどトースターに入れます。最後にアルミホイルを外して、30秒ほどトーストすると外側がカリッと仕上がりますよ!』

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↑ 持ち帰らせていただいたスコーンで、家のトースターに入れて試してみました。

もう一度熱してしまうと、何だかアイシングが溶けてしまわないかと心配でしたが・・・全く問題ナシ!
ホイルで包んだからか思っていたより熱くなり過ぎず、丁度焼きたてをしばらく置いて粗熱が取れた感じになりました。
もう、中はより一層ふんわりに!
冷めていたときにはあまり感じなかったけれど、芳醇なバターの香りが鼻を伝います。
トーストしたほうが、しっとりした柔らかさがアップするようで、イメージ通りのスコーンぽさが戻る感じかしら。冷めたままのほうが斬新な食感が味わえるようにも思えるし、それぞれの魅力がありそうです。

ところで、このスコーンの名前に使われている「雪塩」。
これは川満さんがイメージで付けた名称ではなく、沖縄の宮古島で造られている有名な“あの塩”の名前です。
宮古島はサンゴが隆起して出来たと言われているそうで、この“琉球石灰岩”と呼ばれる独特の地層が生み出すミネラル豊富な海水を、出来る限り成分そのままに加工した「雪塩」は、沖縄土産としても大変人気高いですよね!

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実は、沖縄の宮古島で生まれ育った川満さん。
素材にはぜひふるさとのものを・・・という思い入れもあり、沖縄の素材を他にも多く取り入れていらっしゃいます。
『故郷の良さは、島を離れ、そして歳を重ねてきたからこそ実感出来るものでした。今の自分は、宮古島の生活があったからこそ。少しでも自分がつながっていたい、何か故郷の良さを皆さんに伝えたい、そんな思いでこだわりの素材を扱うようになったんです。』

もうひとつの人気商品「黒糖」スコーンも、今は沖縄縄県多良間村の良質な黒糖が使われています。多良間の黒糖は、沖縄のおみやげコーナーに並ぶ色んな産地の黒糖の中でもお値段が張りますよね。特に今年は台風の影響で大変な品薄状態だったそうですが、探しに探してようやく仕入れた貴重な一袋!

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雪塩を売り出してからは1位の座を譲ってしまったものの、今でも根強いファンが多い黒糖スコーン!
はじめは生地に入れ込んでいたそうですが、せっかくの黒糖らしさがぼやけてしまったそうです。そこで、プレーンな部分と黒糖部分を層状に重ねて焼き上げることで、より黒糖らしい“本当の味わい”を演出できました。
『こだわったのは、本当の黒糖の美味しさを表現すること。自分が幼い頃には製糖小屋がすぐ近くにありまして、大きな鍋で黒糖の元となるサトウキビの汁をぐるぐる煮込んでいる様子は、ごくごく身近な光景だったんです。作り終わった鍋をのぞいて、淵のほうのちょっぴり焦げて固まった黒糖をつまんで口に放るのが楽しみでしたが、そのときの抜群の美味しさは、大人になった今でも忘れることはありません。』

その味わいを、ぜひとも再現したかった!というこだわりから生まれたスコーンがこちら。

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シナモンロールのように包みこまれた黒糖の層。
口に含めば、耳元がツーンとするほどに強い独特の甘みがガツンと到来。
びっくりするほど甘い!!
けれどもいつまでも後をひくわけではなく、とてもキレのある甘味なんです。
生地部分は、雪塩と同じく素材感を大切に甘さが抑えられているので、黒糖の甘みが際立ちます。
最初は驚いた舌でしたが、2口、3口・・・と食べ進めていると、いつの間にか心地良く黒糖らしい風味が口中に馴染んできました。
ちなみにこちらもトーストしてみましたが、黒糖はうっすら湿って香りがさらにまろやかに!

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↑ この固まった部分が、まさにあの思い出の味なんですって!

他にも、“シマナー(島菜)”というからしなの一種の野菜を使ったり、沖縄産の生姜を練りこんだスコーンなどもありました。これらの野菜は沖縄県の北部地区にある「やんばる光花園」から仕入れているそうです。生産者の光行八重子(みつゆき・やえこ)さんに直接お願いし、特別に乾燥粉末へと加工をしてもらった状態で入手しているので、生の状態を練り込むよりも素材感がアップ!
シマナーはヨモギパンのような色合いになるほか、ほんのりと感じる辛みと甘味が評判。お菓子としてではなく、お食事と合わせてもオススメだとか。
生姜は生地に練り込み、さらに雪塩のようにアイシングにも使われています。ピリッとした生姜そのものの風味が面白い、こちらも人気のスコーンです。

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↑ 乾燥粉末に加工されたシマナー。野菜は無農薬で育てられていて安心!

沖縄のものばかりではなく、良いものは積極的に取り入れてみようと模索されている川満さん。
最近では、川満さんの「今」を支える地元八千代のものにも着目し、牛乳を直売所などでよく見かける“八千代牛乳”に変えたそうです。
また、プレーンタイプは通常タイプと石臼引きタイプの二種類あるのですが、石臼引きのほうは“小麦の味わい”が好きな方に人気。粉は“熊本製粉”の石臼引きを使っているそうで、ミネラルが豊富に含まれていて栄養的に優れているのはもちろん、粉独特の甘みや風味に魅了される方が多いんですって。ちなみにプレーンといっても、何もつけなくても食べられる!と好評なので、ぜひそのままの風味をお楽しみくださいね。

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↑ 左が石臼引き。右は通常タイプです。色の違いが伝わるかしら?

そんな魅力満載なパニパニさんのスコーン!
注文はすべてホームページのオンラインショップで受け付けています。

欲しい商品をカートに入れて手続きをすると、送料や振込先についての内容確認メールが返信されてきます。
先払いなので、銀行振込が確認された時点で配送日の連絡がきます。
土日は定休日ですが、金曜日に振り込みを確認した分については日曜日に焼いて、月〜火曜あたりには着くよう調整しているとのこと。
なお、お一人ですべての作業をされているので、注文状況によっては多少お時間をいただく場合もあるそうですので、プレゼントなどでご予定をされる場合はお早目にどうぞ!

また、冒頭にも書きましたが、直接工房で受け渡しをすることも出来ます。
その場合もオンラインショップから注文をし、メモ欄に『工房受け取り希望、受渡し時間帯 ○○時頃』と書き添えればOK!受付後にパニパニさんから受け渡し時間についてのご連絡がいきます。
※工房受け渡し分の注文は、他の依頼が重なっていなければ前日までに申し込みをもらえれば対応できることもあるそうですが、一日に作れる量が限られているので、確実なのは前々日までにご連絡を、とのことでした。

受け渡しのタイミングですが、午前中はスコーンを焼き上げる都合があるので、13時〜18時頃の間で調整するそうです。
2013年11月から以下の焼き上がり時間でスコーンをお渡しすることになりました。
11月以降のご予約は以下いずれかの時間で受け取りをご指定ください。
第1回焼き上がり時間・・・13:30
第2回焼き上がり時間・・・16:30


お支払いは、振込ではなく受け渡し時に現金にて精算です。
簡易包装なので、パン屋さんのように種類ごとにビニール袋に入れて、レジ袋にまとめてお渡しとなります。
この「個別包装無し、食品表示をしない、工房で直接受け渡し」なら、どの種類でも一個あたり10円引きに、エコバックや容器持参なら5円引きになります!プレーンなら通常150円のところ1個135円の計算になるわけで、ご家庭で楽しむなら断然オススメ。
なお、工房受け渡しの場合でもプレゼント用に個別包装が必要な場合は値引きが適用されません(個別包装の手間や材料費などがかかるので)。

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↑ 個別包装を希望の場合は、こちらのビニールにひとつずつ包んで箱詰めされます。

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↑ こんな感じで箱詰めされるそうです。ほかにも“のし”が付けられたりするようで、詳しくはパニパニさんのホームページでご確認を!

直接受け渡しの場合は2個から(できれば偶数個だと有り難いそうですが、奇数でもOK)購入できますが、まとめ買いした場合は冷凍庫へ!
冷凍庫に入れておけば一ヶ月は持つとのことですが、ぜひラップではなくアルミホイルで包んでみてとのお話でした。こちらの方が光を通さないので、より酸化を遅らせることが出来るそうです。

実際にひとつだけホイルで包み2週間後に冷凍を戻していただいてみました。
朝、冷凍庫から室内に出しておいて2時間ほど置いたものをトースターへ。ホイルに包んだだけでしたが、冷凍焼けもせず、以前トースターで焼いたときのようにサックリ仕上がりました!
ちなみに味わいは変わらない美味しさでしたし、黒糖のとろり感も健在。
ただ、口の中で広がる香りだったり、層のサックリ感がやや薄れ気味だったので、出来ればなるべく早めに食べるのがオススメです。

スコーンのイメージが、良い意味で裏切られた今回の逸品。
ぜひ衝撃のさっくりふんわり感を、堪能してみては!

●スコーン専門店「Scone Kitchen パニパニ」
千葉県八千代市勝田台1-1-8 江口ビル107号(地図・工房紹介ページ
【注文方法】ホームページまたはメールにてお受けいたします。
※1宛先6,000円以上お買い上げで送料無料
※直接工房にて受け渡しの場合は、スコーン全品1個あたり10円引き、エコバックや容器持参なら5円引き
【工房販売デー】毎週土曜 11:00〜17:00(売切れ次第終了)
【メールアドレス】scone-kitchen@pa2pa2.jp/
【ホームページ】http://www.pa2pa2.jp/


【追記】2014年9月29日
勝田台北口にあるイタリアン「8”North(エイトノース)」のカフェタイムメニューに、パニパニさんのスコーンが加わったそうです!
⇒やちなびブログ

【追記】2014年8月11日
久々にスコーンを頂きました!リニューアルしたコーヒー味や、最近イチオシのみそ味も。
⇒やちなびブログ

【追記】2014年7月17日
7月1日(土)より下記の通り営業時間が変更されました。
月・・・定休日
火・・・予約注文
水・・・予約注文
木・・・予約注文
金・・・仕込み
土・・・工房販売デー 11:00〜17:00(売り切れ次第終了)
日・・・定休日
今年の夏は、毎週土曜日の工房販売デーはお休みせず営業されるそうです!

【追記】2013年5月24日
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先週の土曜日に、久々にパニパニさんのスコーンを求めて工房へ行ってきました!
今年2月下旬からスタートした毎週土曜の工房販売は、とにかく大盛況なんです。4月にふと思い立って、15時頃に足を運んだ時にはsold out!!
今回は13時の開店には間に合わなかったものの、まだ販売時間中に並ぶことができました。
※2014年7月1日現在、工房販売デーは11:00〜17:00(売切れ次第終了)と時間変更されました

とにかく立地的には簡単に人目に付くようなところではありませんし、のぼりや目立つ看板があるわけではないので、こんな場所で開店を待つ20名ほどの行列はなんとも異様な光景。私がこの日並んでいても、前を通りがかる人からの視線が気になる気になる!

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パニパニさんは、いくら人気が殺到しているからといっても、今の一人で手掛ける手作り工房というスタンスを崩す予定はありません。だから、人手を増やして量産したり、販売日を増やしたりということはなさそうですが、それでも「一人でも多くの方に、スコーンが買えるように!」と、焼き上げる個数を増やしていきました。
今では、川満さんは木曜日から泊まり込みでスコーンを作らなければならないほどだそうで、それでも必死に作って一日190個焼き上げるのが限界!
これが、13時開店と同時に飛ぶように売れていき、14時半頃には完売してしまうんです。

何しろ「店頭」と言っても、工房の玄関。
お客さん一組が入ったら、後の方々は廊下で並んで待っています。
選んで、購入して、玄関から出ると、次のお客さんが入れ代わりでお店へ入ります。
なるべく待ち時間を減らしたい!と、最近では12時には並び始める方もいる一方で、時間がかかっても手にしたい!と列に並ぶ方はなかなか絶えません。

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私がようやくお店へ入れたときには、4種類のスコーン(しかもどれも残りわずか!)しかありませんでしたが、気になっていたコーヒースコーンは無事ゲット!
雪塩は完売でしたが、代わりに初めてシークワーサーのスコーンを頂きました。
子どもたちのおやつに・・・と思っていたので、酸っぱいのか心配でしたが、むしろ周りにコーティングされたシークワーサーのアイシングが、小さなお子さんに人気だと聞いて二つ購入。

変わらぬボリューム感、そしてさっくりふんわりと層が開いた可愛らしいフォルム。
私はやっぱり、トースターで温めるよりも冷めているときの食感がたまらない!
3歳のなび次男はシークワーサーのスコーンを一気にほおばり、そのまま完食していました。普通のスコーンだと詰まりそうだけれど、さすがパニパニさんのは程よくしっとりしているから水分いらず。

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コーヒースコーンも、衝撃ですわよ!
コーヒーの醍醐味って「香り」だと思うのですが、この封を開けた時のような癒されるコーヒーの香りが、そのままスコーンに閉じ込められています。黒いつぶつぶとしたものが生地に練り込まれているので、食べた時にざらつくのか?と思いきや、全く食感を妨げることなくふんわりした舌触りなのが不思議。

従来通りのインターネット販売なら、お好きな種類をお好きな数だけ注文できますから、並ぶのが大変!という方にはこちらをオススメしますが、あまりの人気でこちらも1ヶ月以上待ちということなので・・・あしからず。
でも、分かります。
だって、一度食べたら忘れられないんですもの。

並んでも食べたいスコーン、皆さんもうお試しになりました?
posted by やちなび子 at 01:35 | 千葉 ☀ | Comment(2) |  > 洋菓子・和菓子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月21日

ケーキ・焼き菓子「VIN ROSE(ヴァンローゼ)勝田台」

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建て替えでしばらくお休みしていた勝田台のケーキ屋さん「VIN ROSE(ヴァンローゼ)」が、昨年11月下旬にリニューアルオープン。ようやく先日、久々にアップルパイが食べたくなって立ち寄ってみました。

場所は以前と同じなのですが、外観はすっかり丸変わり!
白地のコンクリートで、ガラスで出来た空間を上下から挟み込むようなつくり。それこそ、都内の隠れ家的グルメスポットかと見紛うほど、八千代では見かけないオシャレな雰囲気です。
看板も以前のように大きく出ているのではなく、正面にシンプルなフォントで「VIN ROSE」と打たれているだけ。白い壁にシルバーの文字だから、多分以前からここがケーキ屋さんだとご存知無い方は、前を通ってもお店かどうかも分からないかも・・・。

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壁の間に一歩踏み入れると、箱庭のような小さな小さな「モダン和」なスペースがお目見え。
木製の大きな扉を引けば、ハイセンスな空間が出迎えてくれました。
旧店舗は、入口を入ると思いのほか奥行きがあり、喫茶スペースが確保されていましたが、リニューアル後のこちらはスイーツが収まっているショーケースだけのようです。

下段には、カットされたケーキが20種類以上並んでいます。そのどれもが、最近のケーキ屋さんでの印象にくらべて、かなりリーズナブル!サイズも標準的なのに、300円、330円、350円の値札がほとんどで、ちらほら400円台。

上段には、上品でお持たせにピッタリなホールケーキがたくさん!
ヴァンローゼといったら、コレ!というファンが多い、なび子一押しのアップルパイだって、ホールで2,000円ですもの。
最近、ケーキ屋さんの値上がりが顕著ですからね、この価格帯についつい買いすぎてしまいそう・・・。

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せっかくだから、実家におみやげで持って行って食べよう!と思い立ち、5個チョイス。
大好きな「アップルパイ」と、チョコレートとコーヒークリームの濃厚な味わいが堪能できる「オペラ」、なび息子が食べたがったショートケーキ、ふんわりチーズクリームに甘酸っぱい木苺がアクセントな「フロマージュ・クリュ」を頂きました。

アップルパイって、あれ?
前はピースだとこういう形じゃなくてゴロゴロっとしたりんごが入ったタイプだったかな?と思いましたが、スクエアタイプのホールと同じ薄いリンゴのタイプのものを提供しているのかしらね。
サクサクっとした生地が美味しかった!
(なんか、途中でなび次男に奪われたりして、あまり味が堪能できず味が思い出せない・・・)

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フロマージュも品の良いクリームだし、何よりどのケーキも見た目がステキ!
お手軽価格だから、ちょこっと自分にごほうび!なーんて日も、心置きなく買いに行けるわ。
また今度、ゆっくり選びに行ってこよう。

●VIN ROSE(ヴァンローゼ)勝田台 047-482-0578
千葉県八千代市勝田台1-36-10(地図)京成勝田台駅南口から徒歩5分
【営業時間】10:00〜19:00
【定休日】水曜日
【駐車場】有り
【ホームページ】http://www.katsutadai.info/vinrose/
posted by やちなび子 at 00:00 | 千葉 ☀ | Comment(0) |  > 洋菓子・和菓子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月21日

パティスリー・グランシャリオ

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今年9月中旬にオープンしたばかりのケーキやさん「パティスリー・グランシャリオ」に行ってきました!
といっても、実は11月末頃・・・。
店内はクリスマス色に彩られていて、もっと早くご紹介しなきゃ!と思いつつ、すっかりギリギリになってしまいました。すみません!
でも、クリスマスや年末年始はケーキ需要が高まりますものね。
ということで、ゆりのき通りにまたひとつ増えた、嬉しいスイーツ系ショップのご紹介です。

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場所は、八千代中央駅から歩いて3分ほど。
駅から郵便局側へゆりのき通りを歩いていくと、ラーメン花月やゆりのき動物病院などが入っているグレーのビルの並びが見えます。ここの一番角にオープンしたのが今回のグランシャリオさんです。
以前は確か古本屋さんか何かでしたよね。

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グランシャリオというのは、北斗七星のことだそうです。
『ありがとうやおめでとうを輝かせる、星のケーキ屋さんのお菓子たちをどうぞお楽しみください!』と、お店のカードに書かれていました。
オーナーシェフの高橋氏は、ホテルや結婚式場、レストランなどでパティシエとして腕を磨き、一流パティシエの証である東日本洋菓子展で3度も受賞経験をお持ちです。専門学校で講師を務めたりもなさっているとか!
とても笑顔の素敵なシェフで、清潔感に満ちて涼やかな店内の雰囲気そのままな印象です。

↓ すぐ正面にショーケースがあって、こじんまりとした店内。キラキラしたシャンデリアが印象的な、ブルーを基調としたロゴのイメージそのままの、“キレイカワイイ”な雰囲気です。
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↓ 店内を入るとすぐ右側に、高橋氏が受賞した数々の賞状が飾られています。
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↓ 焼き菓子も豊富。品のあるキレイなブルーの箱に詰めてもらったら、すごくおしゃれ感満載な手土産になりそうです。
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クリスマスケーキの情報も一応紹介。
予約は11月15日から始まっていて、数に限りがあると書かれていたのでもしかしたら商品によってはダメかもしれませんが・・・生デコ、チョコ生デコ、和栗のブッシュドノエル、レアチーズケーキの4種類用意されていました。
ケーキの箱もこだわっているそうで、ただの白い箱じゃなくてサンタや雪だるまが描かれたメルヘンチックな可愛らしいものなんですよ!
月曜は定休日ですが、24日(月)は営業しています。
もしまだクリスマスケーキをお探しの方、問い合わせてみては?!

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⇒詳しくは、グランシャリオさんのブログのページに書かれています

ちなみに、普段から販売されている通常版の生デコケーキ「アントルメ」もあります。
(こちらも売り切れていることもあるので、予約しておくのが確実ですよ!)
生デコ 5号2,800円、6号3,500円、7号4,200円
チョコ生デコ 5号2,900円、6号3,600円、7号4,300円

気になるショーケースの様子です。

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ショートケーキやレアチーズケーキ、シュークリームなどの定番スイーツのほか、季節限定の商品がいくつも用意されています。日によってそのラインナップは変わるようですが、かなりの種類があるようです。
片隅に置かれたロールケーキも気になりました!
最近はどこのケーキ屋さんもオリジナルのロールケーキがありますけれども、こちらは房総あおぞら農場から直送された生みたて若どりの卵を使った自慢のロール「グランシャリオロール(1本950円)」です。
早くも人気商品になっているそう!
私も近々おもたせに使ってみようかと思っています。ロールケーキって、何人いても切り分けで対応できるから、本当に重宝しますよね!

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さて、この日は実家へのおみやげに6個ほど買って帰りました。
ショートケーキ(390円)、生チョコケーキ(400円)、ダブルチーズケーキ(420円)、カーディナルロール(380円)、パンプキンロール(380円)です。

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↑ 左がカーディナルロール、右が生チョコケーキ

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↑ 左がパンプキンロール、右奥がダブルチーズケーキ

おみやげに持って行ったので全部は食べてないんですが、なび息子が選んだショートケーキはひと口もらいました。スポンジ生地はあまりシロップがしみ込んでいないタイプ。しっとりしすぎずフワフワ感が残っているケーキです。クリームはしっかりめに立ててあるのかしら?フォークを入れてもカタチがあまり崩れず、食べやすい。そして、最近にはなく甘さが前面にくるクリーム。
そうそう、どうせ頂くなら、このくらいしっかり甘さが乗っているケーキが満足感あるわよね!
そこまで小ぶりではないし、ひとつ食べればかなりこっくりと喉元にくるので、どちらかといえばパンチの利いたケーキな印象です。

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↑ なび息子は、ひとつペロリと完食。上に飾られているのは砂糖の飾り菓子。可愛い!

私が選んだのは、季節限定のパンプキンロールです。
黒豆が上に乗っている、和風な仕上がり。
キメの細かいかぼちゃのクリームは、よりふんわりしたロール生地の食感を生かしていてまとまりのあるケーキです。こちらも野菜を使ったからといって甘さを抑えたり・・・という印象はなく、スイーツらしくちゃんと甘い。でも、食後感はいたってスッキリ。
クリームの質が良いんでしょうね!
生クリームラブの、洋菓子好きな方には、とっても好まれるタイプではないかしら。一緒に食べたイトコはまさにその“生クリーム好き”タイプで、さんざん色々なケーキを食べつくしているけれど、とても好評でしたよ!

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駐車場もお店の裏手に2台あるそうです。
ぜひ立ち寄ってみてはいかがですか?

●Patisserie Grand Chariot(パティスリー・グランシャリオ) 047-487-1600
千葉県八千代市ゆりのき台1-4-2 イワイビルU 101号(地図)八千代中央駅から徒歩3分
【営業時間】9:30〜19:00
【定休日】月曜日(祝祭日も同様)
【駐車場】有り/店舗裏に専用駐車場2台
【ホームページ】http://patisserie-grandchariot.com/
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2012年11月23日

ル・ジャルダン・デュ・ソレイユのクリスマスケーキ

【追記】2012年11月23日
毎年大人気のソレイユさんのクリスマスケーキ、今年も10日からすでに予約受付がスタート!
定番の丸いショート、チョコ生ショートの2種類に加えて、毎年変わる限定ケーキも気になるところですが、2012年バージョンは3種類!
エトワール・ノエル2012(限定30台)12cm 3,500円
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↑ ホワイトチョコムースの中にシナモンやスターアニスなどのスパイスで香り付けした苺のコンポートとゼリーを入れてあります。

タルトキャラメル・ショコラ(限定30台)15cm 4,300円
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↑ ナッツやドライフルーツが入ったキャラメルタルトの土台に、ミルクチョコのムースとダックワーズ生地が入っています。

フィグ・カシス(限定50台)15cm 4,000円
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↑ ビターチョコレートムースの中にカシスのムースとオレンジで煮込んだイチジクのコンポートが入っています。
2012年クリスマスケーキ情報
【ご予約受付】11月10日(土)〜12月17日(月)
【お渡し期間】12月22日(土)〜25日(火)
【詳細】http://www.gpi-group.co.jp/soleil/index.php/xmas2012/

また、クリスマス時期だけの限定商品「シュトーレン」も11月19日(月)から販売が開始されました!
洋酒漬けしたドライフルーツをたっぷりと練りこんだ生地をじっくりと焼き上げ、バターと砂糖をまぶして仕上げたリッチな焼き菓子です。大きいサイズは専用箱入りで贈答用におすすめだとか!(大サイズ 2,200円、中サイズ 1,000円、カット 200円)

そろそろお家の飾りつけも本格的になってくる頃。
ぜひご自宅用に、クリスマスパーティでのおもたせ用に、いかがですか?


2009年12月8日

12月に入ると、何となくそわそわするのは私だけではないはず。

毎年さほど変わらないけれど、一応、年賀状は今年何枚用意しようか?と住所録を見返したり、年末年始の予定はどうするのかなあ?となび夫さんにさりげなく確認したり。年末はそんな細々した用事が色々ありますが、その中でも私の一番楽しい用事のひとつは『今年はどこのケーキを注文するか?』で悩むこと。
クリスマスケーキでしょ、(実は今月誕生日なので)私のバースデーケーキでしょ?

八千代市内にはケーキ屋さんがいくつもあるんですが、ここ「ル・ジャルダン・デュ・ソレイユ」は入ったことがありませんでした。先日(株)GPIさんのレポートをするのに初めて立ち寄り、とっても素敵な雰囲気のお店でビックリ!
今年はここのケーキもいいなぁ・・・と狙いを定め、すっかりクリスマス仕様に変わった店内をのぞいてまいりました。

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扉に飾られたリースをはじめ、店内の至るところにサンタクロースやトナカイ、雰囲気満載のクリスマスツリーなどなど、ただでさえ心躍る洋菓子店が一層の盛り上がりを演出してくれています。

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中でも目を惹くのが、表の看板周りに並べられた切り株のようなもの。斜めにカットされた面には、サンタクロースやトナカイ、クリスマスツリーなどが描かれています。
これは、貝殻亭リゾートさんで企画中の“間伐材”を使ったエコプロジェクトで、千葉県でも問題のひとつになっているという人工林のメンテナンス不足に注目したものだとか。
日本の国土の約7割を占める森林のうち、4割が人工林と言われているそうですが、植林によって出来たこの人工林は間伐(間引くこと)などの手入れをしないと丈夫な木が育ちません。手を加えないと、日光が届かず木々の成長が阻害されて土をつかむ根が発達しないために、倒木や土砂崩れ、洪水など災害が起こりやすくなっていると言われています。
森林が持っている本来の機能を失い、結果的に生態系への影響も深刻になっている一方で、安い外国産の木材が輸入されて国産の木材や間伐材に需要が少ないために問題が解決されないとのこと。
そのため新たな間伐材の用途が求められているそうで、そのアピールの一環としてこの企画を発案したんですって!

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飾られている間伐材のサンタクロースは、千葉県森林組合で処理に困っている間伐材を特別価格で譲り受けてきて、GPIさんがせっせと斜めに切り分けたんだそう。
それを10月に行われたハロウィーンフェスティバルのエコキャンドルでも協力してもらった(⇒関連レポートはこちら)八千代市立村上北小学校の全校生徒さん約140名の手によって、こうした可愛らしいクリスマスの置物へと生まれ変わらせたということなんです。

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ちなみに、一般の方向けにも「間伐材サンタクロース作り教室」を開催中で、私がお伺いしたときのも2階カフェスペースで女性の方(お友達同士?)がすごーく楽しそうにサンタを描くのに没頭していらっしゃいました。間伐材の数に限りがある上に開催日も迫っているので、興味のある方はぜひお早めにお問い合わせしてみてくださいね。
⇒間伐材サンタクロース教室の詳細情報はこちら

なーんて、かなり話がそれましたが・・・そうしたクリスマスの飾りつけに目を奪われつつ、ケーキを見に店内へ入ったわけです。
今年のクリスマスケーキは4種類用意があるそうで、ひとつはポピュラーなショートケーキ「ガトーフレーズ」。これは普段から購入できるケーキにクリスマス仕様のデコレーションが施されてあるものです。サイズも少人数家庭には有り難い4号サイズから、5号、6号と3タイプから選べます。

やちなびをやっていて良かった!
初めて実際にケーキを作る様子を生で見せてもらっちゃいました。

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↑ 丸くカットされたスポンジにシロップをささっと塗って、生クリームとイチゴのスライスを乗せていきます。

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↑ スポンジ3枚を重ねたところで、全体に生クリームを施していきます。

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↑ クリスマス専用の飾りを丁寧にレイアウト。

あっという間に、直径12cm・4号サイズのガトーフレーズが完成!!

ガトーフレーズ
4号(12cm)2,800円、5号(15cm)3,800円、6号(18cm)4,600円
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クリスマス直前になると、2〜3日は徹夜でケーキを仕上げるというソレイユのパティシエの方々。もちろんある程度は事前に準備するそうですが、出来る限り作りたての美味しさを届けたい!ということで、その様子はケーキ作りが仕事という考え以上のものがないと務まらないくらいの思い入れだと、貝殻亭リゾートの他スタッフの方が感嘆するほど。
そんなパティシエの方から、クリスマスケーキについてのお話を伺いました。

『今年のご注目していただきたい点は生クリームですね!去年まで使用していた北海道産のものから、九州産のものに変更したんです。生クリームの色は、緑色の牧草を食べている北海道産は黄色みがかっていて、内地(本州)のもののほうが白いというのをご存知ですか?乳製品といえば北海道!というイメージが強いですが、実は他地域の乳業メーカーも負けないくらい頑張っていて、コクも十分な美味しい品はたくさんあるんですよ。けれども北海道の酪農にしか助成金が出ないこともあってどうしても割高になってしまい、扱う店舗が少ないというのが現状です。ソレイユでも比較的安く手に入る北海道産を使用していましたが、全国8種類のサンプルを食べ比べて「コク・後味・スッキリ感」などバランスが一番良かった九州産の生クリームを、今年4月から全ケーキに使うように変えたんです。』

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仕入れ元と折り合いとつけて、生クリームを変えてもお値段はそのまま維持されているそう。この生クリームを用いた初めてのクリスマスケーキが、今年の4品ということなんです。

生クリームのほかにも、今回のクリスマスケーキのポイントがいくつか。ガトーフレーズに使うイチゴを、(入荷状況にもよるので全部ではないそうですが)米本などの農家から入荷した八千代産のものを用意したり、持ち帰るときの箱も変更したんですって。
『去年までは真っ白なただの箱だったんですが、やっぱりクリスマスの雰囲気を演出するには、外箱も大切かと思いまして。』

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さて、ガトーフレーズ以外のケーキもご紹介。
カカオ66%のショコラを贅沢に使用したショコラケーキ「スペシャル・ノエル・ショコラ2009 」に、2パターンの味が用意されたブッシュ・ド・ノエル風ケーキ「ブッシュ・ド・ソレイユ」と「ブッシュ・ド・ショコラ・キャラメル」の計3種類が用意されています。
どれも1サイズのみで、限定数があるため店頭予約のみだとか。(ガトーフレーズは電話注文も可能で、クリスマス当日なども余裕を持って作って店頭に並べてあるため、予約しなくても手に入る可能性も。)

スペシャル・ノエル・ショコラ2009 ※限定30台
5号(15cm)4,800円
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↑ カカオ66%のショコラを使用したリッチな味わいのショコラムース。中にはグリオットチェリーのムースとピスタチオクリームを忍ばせて。

ブッシュ・ド・ソレイユ ※限定50台
4号(12cm)3,200円
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↑ マンゴー&パッションフルーツのムースとパッションフルーツのジュレを、ホワイトチョコのムースで包み込んだケーキ。ココナッツ味のダコワーズが余韻を残し、南仏の太陽をイメージさせるケーキです。

ブッシュ・ド・ショコラ・キャラメル ※限定50台
4号(12cm)3,200円
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↑ キャラメル味のショコラムースは、シナモンの香りがアクセント。下の層には濃厚なビターショコラのムースと、サクサク感が美味しいフィヤンティーヌ。異なる2つのショコラの味と食感が楽しめる限定のクリスマスケーキです。

予約は12月14日(月)までで、引渡しは 12月19日(土)〜12月25日(金)だそう。限定数のあるケーキは前払いですが、23日・24日は店頭がかなり混むようなので、ガトーフレーズも前払いしておいたほうがスムーズに受け渡しが出来そうです。
⇒クリスマスケーキの詳細はこちら

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店頭のショーケースには、秋冬限定のケーキも並んでいたりでどれも美味しそう!誘惑に負けて、クリスマスケーキと同じだという「ガトーフレーズ」のカット売り(420円)と、なび息子へクリスマス限定「サンタプリン」(350円)を買って帰宅しました。

まずは、生クリームのショートケーキ「ガトーフレーズ」。
決め細やかなスポンジは、舌触りがしっとり。シロップでしっとりしているわけではないので、しっかりとケーキの食感は残されています。注目の生クリームは、多すぎず少なすぎず。均等な生クリームの厚みが、より断面の美しさを強調しています。ミルクの風味がよくよく伝わる素材が活かされた甘味、でも控えめすぎないケーキらしい甘さがあります。
間二層にスライスされた甘みのあるイチゴが敷き詰まっていて、ケーキ自体は小ぶりながらも一口がしっかり!生クリームのこっくり感が強めなのと、スポンジ、生クリームともに、滑らかだけど楽しめる余裕のある食感が残っていることもあって、この一切れで思いのほか満足感がありました。

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そしてこちらが、なび息子へのおみやげ「サンタプリン」。
お母さんにも一口ちょうだい!と、嫌がる彼からひとさじゲット。
やや厚めに敷き詰められた生クリーム層の下には、とろとろしすぎず食感の残ったカスタードプリン。そして、一番下からほろ苦いカラメルソースがじんわりにじんできます。
こちらもバランスが良くて美味しかった!

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2009年を締めくくる楽しいイベント「クリスマス」。
さて、今年の賑やかな食卓の中央にはどんなケーキを用意しましょうか?

●Le jardin du Soleil(ル・ジャルダン・デュ・ソレイユ) 047-484-1717
千葉県八千代市勝田台北2-4-2(地図)京成本線勝田台駅北口から徒歩5分、東葉高速線東葉勝田台駅T-1出口から徒歩4分
【営業時間】10:00〜19:00/1F Patisserie、11:00〜18:00/2F cafe(LO 17:30)
【定休日】火曜日
【ホームページ】http://www.gpi-group.co.jp/soleil/
〔関連レポート〕
2009年12月02日 地元八千代の頑張り企業!(株)GPIって?
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2011年05月03日

菓寮 花小路(はなこみち)ゆりのき台店

ケーキでもなく、和菓子でもなく。
最近マンネリ気味だった“お持たせ”に、これは!と思わせてくれるお店「菓寮 花小路(はなこみち)」が、4月8日ゆりのき通りにオープンしました。

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久々に自転車で通りがかったときに『油で揚げていない焼かりんとう』というのぼりに目がとまりました。店先の看板には松任谷由実さんのお気に入りとしてananでも紹介されたという記事も。2006年掲載ということですし、全国にも販売店が増えているようなので、ポピュラーになりつつあるかしら?
ちなみに私は初めて目にしましたわ。

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焼かりんとうは、油で揚げていないのでヘルシーなうえ、ものすごく固いイメージのかりんとうからは想像もつかないくらい食感がサクサクなんだとか。使用されている黒糖も沖縄産の契約農場で収穫したサトウキビを、独自製糖工場で加工したものと書かれていました。
“黒糖”というだけで健康に良さそうで惹かれるのに、さらに洗練された黒糖だとは!
とはいえ、昔ながらの素朴なお菓子的な印象があるかりんとう。
自宅用のお茶菓子には受け入れられても、何となく手土産にはちょっと華に欠けるかしら?と思いましたが、箱に入れられキレイに陳列されたお菓子はとっても品があって、戴いた方にも興味を持ってもらえそうです。

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↑ 沖縄・伊江島産さとうきび「手作り黒糖」の見本品が店内に。

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↑ 基本の200g入り(630円 税込)が、2〜3袋入りの箱詰めなどにされています。

店内には「焼かりんとう」ともうひとつ。
同じ黒糖が使われた「黒糖のゴーフレット」という商品も置いてあります。こちらは5枚入り525円で、焼かりんとうとの詰め合わせセットもありました。

試食を頂いてみました!
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黒糖ってコックリとした甘さが喉にからんでニガテという方も多いんですが(なび夫さんは甘さも香りも嫌らしい)、これは黒糖の質の良さなのかしら?ちっともまとわりつくような感じがなく、すっきりと後味の良い風味なんです。さっくさく・・・というには、多少歯ごたえはあるように思いましたが、それでも一般的なかりんとうのガッチリした塊感からは程遠い、食べやすい食感が新鮮です。
ひとつが重たすぎないので、確かに後を引いて何個も食べれてしまいそう!

でも私、そんな感想を伝えつつもゴーフレットが気に入ってしまったので、看板商品ではなく「黒糖ゴーフレット5枚入り」を一袋購入して帰りました。
ゴーフレットって、食感が軽すぎたりクリームが駄菓子っぽい味だったりと、好きなお菓子なのにハズレが多いんですが、こーれーはー絶対ゴーフレット好きにはたまらない一品!!一押し!!!
滑らかな黒糖クリームはやや甘めに仕上げられているんですが、サンドする生地が香ばしく大人な苦みを差し込んで、クリームが引き立てられて、さらにその甘さが生地をも引き立てて。
しっかりした固めのバリバリ感が満足!
そしてこのびっくりするようなサイズに満足!!

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1枚でお腹いっぱい。

それでも、2枚目が食べたくなる・・・で、我慢できずにもう1枚に手を出して、今ほんとに後悔してます。はー、ボリューミーでございました。

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かりんとう好きな祖母に、まずはお土産で持って行ってみようかしら。
これなら歯が弱くなったおばあちゃんにも、喜んでもらえるかな。

●菓寮 花小路(はなこみち)ゆりのき台店 047-487-0372
千葉県八千代市ゆりのき台3-3-4
【営業時間】9:30〜18:00
【定休日】無し
【ホームページ】http://www.hanakomichi.net/
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2008年09月29日

パティスリー SWEETS ALYSSUM(スイーツ・アリッサム)

今回は、最近新たにオープンしたケーキやさんの情報です。
場所は296の工業団地入口交差点を、カスミのある262の通りへ抜ける間にある、温野菜やミニストップがある交差点近くのシャトレーゼ跡地です。H-chiさんから提供レポートを頂きましたのでご紹介します!


【提供レポート/H-chiさん】

高津団地入り口交差点近くにあった、シャトレーゼの後にできたケーキ屋さんです。
オーナーのパティシエは外国で賞を取ったことがあるようで、かなり本格的で材料にも相当なこだわりを持っているみたいです。

おススメは「八千代ロール(900円)」です。
八千代産の卵と牛乳を使って作ったクリームを巻いたロールケーキです。保存料を一切使っていないから、アイスのようにドライアイス入りの保冷バックに入れてくれます。
日持ちがしないけど、そのクリームとスポンジのお味は濃厚!一度食べたらハマるお味です。
本当に絶品で、大人だけでなく子供もビックリしていたほどの濃厚な味でした。

その他に「あじわいプリン」や「シューケーキ」「焼き菓子」もそろえてあります。「焼き菓子」はチョッとしたプレゼントにちょうどいい感じです。

店内もお洒落で店員さんも凄く感じの良いお店です。確か厨房がガラス張りになっていて、厨房が見られるようになっていますよ。

シャトレーゼが無くなって、格安アイスが食べれなくなって寂しいけど、「パティスリー スイーツ・アリッサム」は、是非一度チャレンジしてみてくださいね。

●パティスリー SWEETS ALYSSUM(スイーツ・アリッサム) 047-450-4720
千葉県八千代市高津699-11(地図
【営業時間】10:00〜20:00
【定休日】水曜日
【駐車場】有り
【ホームページ】http://www.sweets-alyssum.com/
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2006年11月13日

元祖おやつショップ苺

※残念ながら閉店してしまいました。
(2007年9月から豚丼やさんがオープン予定だそうです。)


小さなお子さんがいらっしゃるご家庭には有り難ーい外食スペース、イオン八千代緑が丘の4階フードコートですが、この11月、2店舗の入れ替えがありました。

11月2日(木)から既にオープンしているのが、「元祖おやつショップ苺」です。

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このお店の売りは、有機豆乳を加えた生地で作った超ちっちゃーい“たい焼き”!「豆乳deプチたい焼き」3匹で100円というお値段です。味も、カスタードやつぶ餡、クリームチーズ、チョコレート、紫いも・・・などバラエティ豊かなラインナップ。

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「30匹(化粧箱入り)1,000円」という表示を見たときには「そんなに食べれないよ!!」と突っ込みをいれてしまった私ですが、実際に焼いている様子を見てみて納得。
わ、こんなに小さいんだ!!

頭からシッポまで、4cmくらいの小さな小さなたい焼きなんですが、ちゃんとお店の人は型に生地を流しいれて、餡を中央に乗せて、と作り方は通常サイズと同じです。ただ、型から抜くとどうしても生地が周りについてしまうらしく、後ろで一生懸命ハサミを使って切り抜いてる・・・。
この人件費が大変なのでは?とちょっと心配してしまいつつ、家のお土産用に15匹と、焼きたてを食べる用に3匹を別袋で注文。
味はカスタード、つぶ餡、クリームチーズにしてみました。
ちなみに、15匹までは袋入りで、18匹以上は化粧BOXに入れてもらえます。また、味を分けたいと伝えると、袋に「カスタード」とかシールを付けた状態で小分けしてくれますよ。

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実際手にしてみると、本当にちいさーい!!
ですが、ちゃんと中の餡はしっかり入っております。これはカスタードの写真ですが、生地とのバランスも良く、とてもなめらかな食感です。
こんなに小さいけれども、生地がぱさぱさしているわけでもなく、しっとりもっちりして満足できる一口!
3種類の中では、一番生地の味とピッタリきたクリームチーズがオススメかしら。

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自宅に持ち帰ると、やっぱり袋入りだけあって表面のパリパリがへなへなに・・・。トースターにそのまま並べようとしたら、隙間から次々と落下してしまったので、アルミホイルの上に乗せて温め直してみました。
すると見事にお店で頂いた時(以上かも!)と同じような食感が復活!
周りパリパリ、中しっとり。お持ち帰りする方は、絶対トーストしてから食べるべし!

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もう一店舗は、ちょっと変わったメニューの多い牛丼の「すき屋」です。
こちらは11月18日(土)オープンとのことで、どのくらいのメニューがあるのかはまだ分かりませんが、こういう牛丼やさんにはなかなか女性だけとか、子供連れだとお店へ入るのに躊躇してしまうので、ちょっと楽しみかも?!

●元祖おやつショップ苺 八千代緑が丘店 047-459-0771
千葉県八千代市緑が丘2-1-3イオン八千代緑が丘4階フードコート内(地図
営業時間/9:00〜23:00
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2006年02月13日

ケーキ&カフェ「ル・ジャルダン・デュ・ソレイユ」

■八千代ナビ!提供レポート■■
#011 (レポート提供者/hussyさん)

昨年9月、勝田台にオープンしたばかりのスイーツ店「ル・ジャルダン・デュ・ソレイユ」。数々の有名店で腕を磨き上げたシェフが提供するケーキで評判のお店ですが、その追っかけ3ヶ月後の12月、こちらのスイーツがいただけるカフェが2階部分に併設されました。
このお店のレポートを、すっかり提供レポートでお馴染みのhussyさんからご送付いただきましたのでご紹介します。
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日曜日の16時半頃、京成勝田台駅(東葉高速側)ロータリーから296号を渡って直進、ガスト隣の貝殻亭を左折したすぐ裏手にあるケーキ&カフェ「ル・ジャルダン・デュ・ソレイユ」に行きました。
外観は、真っ白な外壁でとても可愛らしい建物です。看板や扉の取っ手など、細かい部分にも細工が施してあります。

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店内へ入ると、ケーキの飾られたショーケースカウンターの向こう側に、厨房が見えます。明るく開けていて清潔感があります。焼き菓子も色々な種類があり、おみやげ物等にも良さそうです。
ケーキの種類が多くて、見ていると目移りしてしまいます。

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ちなみに、このお店の2階はカフェになっているようです。2階でいただいてみたいと思いましたが、今回はバースデーケーキを買いに来たため寄ることは出来ませんでした。
季節柄、バレンタイン用のチョコレートも数種類おいてありました。ちなみに14日は火曜日ですが、営業されるそうですよ。

帰ってから誕生日パーティをしましたが、そのときに撮影したケーキです。飾りも上品で、ロウソクを灯したときにチョコレートの上に乗った金粉が光ってきれいでした。

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●Le Jardin du Soleil(ル・ジャルダン・デュ・ソレイユ)047-484-1717
千葉県八千代市勝田台北2-4-2(地図)京成本線勝田台駅北口 徒歩5分 または 東葉高速線東葉勝田台駅T-1出口徒歩4分
【営業時間】ケーキ販売/10:00〜19:00、カフェ/11:00〜18:00(ラストオーダー 17:30)
【定休日】火曜日
【ホームページ】http://www.gpi-group.co.jp/soleil/

〔関連レポート〕
2012年11月23日 ル・ジャルダン・デュ・ソレイユのクリスマスケーキ
2010年02月11日 陶磁器の店 山椒房(こちらの食器が2階カフェで使用されています)
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2005年10月02日

勝田台駅前の老舗 宗五郎「大久保園」の落花生

お土産に落花生を送ろうと思ったら、「八街ピーナッツ」あたりに駆け込むのですが、今回は八千代ならではのお菓子も数多く取り揃えていて、「八千代っぽい」お土産を手に入れることが出来る宗五郎「大久保園」をたずねてみました。

この宗五郎は、京成勝田台駅南口の正面通りの右手にあるお店です。店をはみ出してお菓子や急須が陳列されており、それらを眺めながら気軽な感じで店内へ。

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こちらには、落花生を使った「銘菓 豆しぼり」(12枚入り1,000円)や、八千代八福神にちなんで1袋に8種類入ったお煎餅「八千代八福神」(12個入り1,500円)など様々なお土産品が販売されています。という話を伺っていたので、想像ではよくあるお土産やさんだろうと思っておりました。が、店内に入って目に付くのは、本当に色々な味付けに加工された豆と、カウンター前に並べられたお茶。

とにかく店内に商品が多いので、何があるのか目が慣れずにうろうろしていると、お店のおじちゃんが不意に現れて、「お茶飲んでって!」と物凄く濃い色合いの緑茶を手渡されました。細かい茶葉が濁りになって、底が見えません。「これは酥月(すいげつ)という年間こちらで扱っている人気の深蒸し茶だよ。」と銀色の包装で高級そうなお茶を見せてくれました。一口いただくと、すごくまろやかなのに緑茶独特のコクが喉の奥に染み入ります。

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でも、今日はお茶じゃなくて、落花生とかそういうお土産っぽいのを探して伺ったんですが・・・。「それならね、今だけしか手に入らないこの落花生がいいね!」とカゴ一杯に積まれた「千葉名産 宗吾郎のらっかせい豆」(580円)を紹介してくれました。このピンク色の薄い渋皮の色は、あと1ヶ月も経つと茶色く変色してしまうので、この収穫時期だけの名物なんだそう。見た目だけではなく、実際に食べてみても豆の味が濃厚で、やさしい口当たり。この渋皮の一緒に食べてもやわらかくて邪魔になりません。

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おいしいですねー!と感動していると、気になっていた味付け落花生の試食も差し出してくれました。ショコラピーナツ、カレーピーナツ、胡麻ピーナツ・・・小分けアクセサリー入れのような容器一杯に、様々に衣を着せられたピーナツ達が詰められておりました。その中でも、凄く気になったのは真っ黒でほかよりも二周りくらい大きい豆。「炭豆と言ってね、体に良いんだよ。美容にもいいよ。」と聞いて興味をそそられ、一粒ぱくり。周りは淡めにしょっぱく、それほど固くない空気感のある備長炭入りあられに、おいしい一粒ピーナッツが包まれています。唐辛子が入っているようで、後に舌がピリッとします。うーん、これもなかなかおいしい・・・。

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この豆は、「こだわりの味 一期一会「炭豆」」という商品で、一袋40粒くらい入っているのに300円!他の味もそのくらいの値段で楽しめます。しかもチャック付きなのがさらに良いですね。よく見ると、先ほどの落花生もチャック付き。なるほど、ちょこっとずつ食べたい消費者のお心をよく御存知で・・・。

こうやって、色々見ている間に、実は3回もお茶を(しかも新しい湯のみにお茶菓子付きで)頂いているんです。沢山飲んでってという言葉通り・・・。
せっかくだから、こちらで扱うお茶で一番のオススメを伺いましたら、これも11月くらいまでしか置いてない、売り切れ次第終了の逸品「秋しあげ」シリーズを紹介してくれました。

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新茶をすぐに凍結して、今の時期に深蒸しにした秋季限定の「冷凍蔵出し茶 秋しあげ」は、全部で3種類。まろやかタイプが780円、コク重視が880円、そしてこの写真の品が一番のオススメ商品で渋めの強火造り1,000円。毎年楽しみにしている方も多い人気の商品だそうですよ。

ここに置いているお茶はどれも宗吾郎オリジナルですが、他店で100g1,200円以上するようなものがリーズナブルなんだそう。茶葉の説明以外にも、「最近のお茶は深煎りばかりなのに、いまだにお湯を入れてから1,2分置いて・・・なんて説明するのはおかしい!変に渋くなるだけ」と正しい深煎茶の淹れ方も説明してくれました。
⇒茶さじ1杯(7〜8g)の茶葉を急須に入れ、冷ましたお湯を7分目ほど入れる。
⇒時間を置かずに左右に急須を振る。
⇒急須をくるくる回しながら最後の一滴まで注ぎいれる。

もう、すごい熱心に「急須のふたの空気穴は押さえないようにね、こうやって・・・。」と実演してくれるおじちゃん。5回くらい「クルクル回して、最後にチョン!だからね」と念を押されましたから、もう家に帰って目をつむっても正確に再現できそうです。

結局、なんだかどれもおいしそうで、お土産確認のつもりが自宅用に色々買って来てしまった・・・。八福神あられも、一袋から100円で販売していたので、試しに購入してみました。中身はよくある「あられ」でしたが、ピーナツが埋め込んである四角いあられと、アーモンドっぽい風味の長細いあられがとてもさくさくしていておいしかったですよ。

八千代のお茶に、八千代のお菓子。
何だか最近、本当に八千代を堪能してます。

●株式会社宗五郎 老舗「大久保園」 047-483-1249
千葉県八千代市勝田台1-29-F103(地図)勝田台みずき通り、駅から徒歩2分
営業時間/9:30〜20:00
※駐車場3台
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2005年09月16日

茶寮kikusui「いっぷく」

緑ヶ丘イオン4階にある飲食店「ジーナジーノ」のレポートコメントで、あやぽんさんから紹介いただいた「茶寮kikusui」の大福を食べに行ってきました!
(あやぽんさん、情報ご提供いただきありがとうございます。)

緑ヶ丘駅からイオン(2階)に入ってすぐ左側にある、全体が抹茶色のお店が「茶寮kikusui」です。

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このkikusuiというお店は、「お茶の井ヶ田(井ヶ田製茶株式会社)」が経営している「喜久水庵」という店舗のひとつです。仙台を本店として東北地方に展開しているようで、関東地区ではジャスコ北戸田店と、ここ緑ヶ丘イオンの2店舗のみなんですって!

早速大福だけ買って帰ろうかと思いましたが、あまりにも色々な抹茶のパフェやあんみつが立ち並んでおりまして、・・・やっぱりひとつだけ食べていくことにしました。

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こちらは「抹茶パフェ」(450円)
一番下にはプレーンなコーンフレーク、中の層には抹茶カステラが引かれ、その上に抹茶のわらび餅が2個、栗、白玉、抹茶せんべい、つぶ餡が飾られて、その中央に抹茶ソフトが盛られています。

このパフェは美味しい!!!
(写真は少々溶けてしまっていますが、実際にはもう少し高々とソフトが・・・)
今までハーゲンダッツの抹茶アイスで満足していた自分がもったいない!こんな抹茶ソフトがあるなら早く言ってくれ!と突っ込みたくなるお味です。
抹茶わらび餅も、中のわらび餅は透明で、周囲に抹茶が振りかけられている状態なのですが、中のほんのりした甘さと抹茶の軽い苦味がマッチして絶妙なおいしさ!
下の抹茶カステラも、溶けたソフトクリームがしみた感じがまた良い感じに仕上がっていて、最後まで飽きることなく一気に食べてしまいました。

ちなみに、このパフェなどは持ち帰りは出来ません。店内右側にある椅子や周囲のベンチでいただくことになります。右側スペースには、お土産品やプレゼント用のセット、(そしてなぜか)ゴーヤーチップスなどの健康食材まで置いてありました。

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いけない、大福を買いに来たんだった!

そのまますっかり目的を忘れて買い物に行ってしまって、帰り際にまた戻って大福を探すと、丁度パフェを注文したカウンターの右隣に、冷凍販売している大福「喜久福」(105円/個)が売っていました。
種類は、あやぽんさん情報のとおり「抹茶クリーム、ずんだ生クリーム、生クリーム」です。
それぞれ小さめの袋に入っていて、食べる分だけ冷蔵庫で解凍していただきます(消費期限は冷蔵2日間)。
詰め合わせも3種類ほど置いてありましたので、お土産にもぴったりです。
また、単品で購入しても、下写真のようにかわいい紙袋に入れてもらえるので、ちょっとした手土産にもいいかもしれませんね。

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家で、さっそくずんだを解凍して食べてみましたが、さすが仙台のお店だけあって、ずんだがおいしい!

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他の大福も、こんな感じで中央に餡やクリームが入っていて、周りにあんこ、お餅で包まれています。解凍については、それほどしっかり時間を置かなくても少々固いくらいでおいしかったですよ。

あやぽんさんの言うとおり、この大福は確かにおいしい!(日本テレビ系「ザ!情報ツウ」の「と〜く!ツウ」コーナーで、HOUND DOGの大友康平さん(宮城県出身)も、この抹茶クリーム大福をおいしい!と絶賛していたらしいです。。)

●茶寮kikusui(八千代緑ヶ丘店) 047-458-5377
 イオン八千代緑ヶ丘ショッピングセンター2階
 
⇒こちらの画像から、ネットで「喜久福」が購入できます!
ずんだ・抹茶・生クリーム大福 15ヶ入喜久福3種詰合せギフト

⇒お茶の井ヶ田ホームページはこちら
posted by やちなび子 at 00:00 | 千葉 ☀ | Comment(3) |  > 洋菓子・和菓子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月08日

イトーヨーカドー八千代店「豆大福」

土日の夕方は村上フルルの週辺道路がかなり混雑するので、利用するのは大抵会社帰りの遅い時間。共働きの二人の強い味方!惣菜チェックに行ってます。22時ともなると、かーなーりーお安くなってます!
どれもこれも値引きシールが貼られ、通路中央に置かれた特設ワゴンの中には一律100円で惣菜が並んでいたり。それはそれはバラエティ豊かに、叩き売られているわけです。

そんな中でも、ついつい確認してしまうのが、惣菜コーナーの一角にあるお餅やさん。ここの豆大福が、他ではちょっと食べたことがないほど、やわらかーっくって美味しい!豆大福以外にもおはぎやお醤油のおだんごも売っているのですが、いっつもいっつも売り切れている豆大福・・・。

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この豆大福、伸び方が半端ない!その良質なモチの中には、ごろごろした豆、さらに舌触り滑らかなあんこがぎっしり詰まっています。その食感だけでも二つ三つ食べれそうですが、味もキレがあってしつこくなく、小豆の風味が甘さで隠されることなく堪能できる・・・ああ、やめられない、止まらない。

こんなに作りたての美味しい豆大福が、確か、確か120円くらい?だったかな?(なんでこんなに好きなのに、情報が曖昧なのよ?)

ああ、こんなに大好きなのに・・・

夏の新商品、わらびもち達にスペースを奪われてしまったのか、最近お見かけしないのです。まさか、もう作られないんですか?

あまりに気になり店員さんに確認しましたら、今は常時販売はしていないため材料も入荷していないので即日は無理ですが、事前に注文があれば販売してくれるとのこと!!
そうなんだー。
・・・でも、夜中に立ち寄る私たちには無理だわね。土日か。

豆大福は、売り出したら日中でないと絶対売り切れます!
もし再登場しましたら、夜の叩き売りを待たずして、早めにお求めくださいませ。


【追記】2014年3月31日

2月頃から、このかなり昔の記事にアクセスが集中し始めました。

というのも、最近イトーヨーカドーの「顔の見える食品。」のラインナップに、『つくるものがたり』という超こだわりブランドが加わり、そのひとつに豆大福が登場したからなんですね。
コンセプトは、「和菓子屋の意地 ごろごろ豆大福」というもので、とにかく大粒の豆が贅沢に堪能できるのがポイント!

もちろん、もうチェック済み。かなり初期に頂きました!

私が最初に「コレ、すごい!」と思ったのが、つくるものがたり。の納豆だったんです。
パッケージに惹かれて手に取って、開けてみたら大粒のものすごいほっくり甘い納豆にビックリして。
そこに書かれていたQRコードでチェックしたら、豆大福が何やらおいしそう・・・?!と、翌日探しに行って食べたんですよ。(まんまと手中にハマっているワタシ。)

が、こんなに話題になるとは思っておらず、写真も撮らずに完食してしまった!

よくよく調べると、2月から「つくるものがたり」のシリーズが販売開始となっているので、手に取るのは結構早かったんだわ。惜しい!もっとちゃんとレポしておけばよかった!

でも、ヨーカドーの専用ホームページのほうが、写真もキレイですごく丁寧に紹介されているので、むしろそちらをオススメ。
読ませて、買わせる。
消費者のココロを動かすツボに、どんぴしゃです。

2005年でレポートにしたくなるくらい、もともと本当に、美味しい豆大福だったんですよ。
前回はいつの間にか売り場から消えてしまっていたけれど、こうしてまた出会えてうれしい!
やっぱり、宣伝方法って大切ですよね。

つくるものがたり 豆大福
http://look.itoyokado.co.jp/tsukuru/shohin.php?no=11


●イトーヨーカドー八千代店「豆大福」
フルルガーデン八千代店内 イトーヨーカドー 10:00〜23:00
posted by やちなび子 at 01:45 | 千葉 ☁ | Comment(1) |  > 洋菓子・和菓子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月05日

魚次「黒糖まんじゅう」

先日の金曜日、魚次の菓子パン売り場の一角に、「魚次特製 黒糖まんじゅう」を発見しました。

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前からあったのか、それとも秋になって置き始めたのか、ともあれ魚次の「特製」と見ると買わずにはいられず、3個入り(199円)を1パック購入しました。

パッケージ越しでもまんじゅうの皮がツヤツヤしていて、ちょっと傾けると皮が剥げてしまいそうな繊細さ。実際に手にとると、少しやわらかそうですが、普通にコンビニで売っているまんじゅうと同じくらいの感触です。硬さというより、その皮の滑らかさに感動しました!

パッケージによると、「温めるとよりおいしくいただけます」とのこと。

ラップを巻いちゃうと絶対皮が剥がれるだろうし、いかがなものかと考えた末、小皿に乗せて
よく便利商品である「ラップのいらない電子レンジ用フタ」をかぶせて、700ワットで温め開始。

ぐぉぉぉぉ・・・とレンジが回り始めたら、本当に、4秒位でとめてください!

私は、まんじゅうが1回転半するのを見届けて取り出しました。
何ていうこと!!手に持てない位熱いのは当たり前。もうやわやわにやわらかくなって、触ったら凹んでしまった!
でも、黒糖の良い香りがふわーんと食欲を誘います。
超おいしそう・・・。
少々やけどしない程度に放置し、さっそくいただきまーす!

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おおおおお!
さすが魚次!!

想像以上に餡がなめらかで、こくがあって、でも黒糖独特の喉がやけるようなしつこい甘さではない、非常に上品なお味です。
食感も、しっとりというより、もちもちのほうが合いますね。
見た目が白餡?と思いましたが、ちゃんと小豆のこし餡です。
よく見たら、「北海道産小豆の皮をすべて取ったものを使っている」と書いてありました。だからこんなに繊細なんですね。

3個を結局1人で食べてしまった・・・(次の日にもいただいて。)

この黒糖まんじゅうは6個入りパックも売っています。
今日のおやつに、みなさんでいかがですか?
かなりオススメです!






posted by やちなび子 at 00:00 | 千葉 ☔ | Comment(11) |  > 洋菓子・和菓子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする