2014年05月09日

本格窯焼きピッツァ&ワイン「南欧バル メルカト」

今年の2月、勝田台駅南口前の商店街沿いに、窯焼きピッツァが楽しめるお店がオープンしました!

みずき通りの商店街は、昔ながらの庶民的な雰囲気。
ところどころにあるオシャレな店といえば、大抵はヘアサロンだものだから、ここが飲食店だと気付いたときは、ついつい二度見してしまったワタシ。
そのくらい、この商店街の中ではかなり斬新な飲食店の登場です。

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↓ 勝田台周辺にお住まいの方ならお馴染みの、「ラーメン明日香」の丁度右隣り。
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特に予約もせずお友だちママと二人で向かうも、平日の正午過ぎということで、すでに店内のテーブル席は満席・・・。
見れば、手前の二人掛けには予約プレート。
さすがに飛び込みじゃダメかと諦め掛けましたが、入口から影になっていたカウンター席が運良く2名分空いていた!

↓ お店の前には、ちょっとしたテラス席も用意されていて、暖かい時期にはこちらでも頂けるようです。また、出入り口左には、テイクアウト用の窓口も!
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店内は、まさに南欧インテリアで彩られたオシャレな雰囲気!
スッキリと並べられた、ちょっぴり厚みのあるナチュラルウッド色のテーブルからは存在感が溢れ、落ち着きのある白地の壁には、アクセントにところどころタイルが貼られて家庭的な雰囲気も演出されています。

席数を見れば、4人掛け3テーブルに、2人掛け1テーブル、カウンター4席という、そんなに広い店内ではないのだけれど、この作り込まれたレイアウトのおかげか、不思議と窮屈には感じません。

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価格帯も分からず入店したので、ちょっとお高めかも・・・と覚悟してランチメニューをながめれば、思いのほかリーズナブルなことにビックリ!
ピッツァもパスタも880円がほとんどで、高くても1,080円程度と、この雰囲気のお店にしてはかなりの良心価格です。
しかも、ドリンクはオール100円!
前菜盛り合わせだって350円、デザートなんて200円前後よ。
※ランチ価格です(税込)H26.5/9時点

まあ、でも、ピッツァと前菜、ドリンクのセットに換算すると1,330円ってことだから・・・。こんなものかしら?それにしたって、八千代中央駅付近に多いこういう系のお店に比べたら、結構お安い印象です。

↓ まずは、カプリチョーザ(880円)
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友人とシェアして、ピッツァ1枚とパスタ1皿、それにアイスコーヒーを注文しました。
満席だったけれど、さほど時間がかかることなくピッツァからご到着!
笑顔のキュートな女性店員さんが、シェアするなら6等分か8等分あたりにいたしましょうかとカットしてくださいました。

たっぷりチーズの具材がちりばめられた、柔らかめのもっちりした生地。
弾力があって食感がしっかりしているので、2枚目あたりには結構な満足感が!
思っていたより大きめサイズで、シェアして正解だったかも。
飽きずに3枚、堪能できました。

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さらに、パスタメニューからチョイスした「茄子とベーコンのアラビアータ」(930円)。
新鮮野菜にこだわっているというだけあって、素材感が楽しめる大きめカットのナスがジューシー!

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あまり固すぎるパスタは得意ではない私。
このくらいのほど良いゆで加減のほうが、具材とパスタがもぐもぐしたときにまとまりよく堪能できて、好みです。

↓ 運ばれてきたときには、とっても小ぶりに見えたけれど、実際シェアしてみると結構な量だと気付きます。
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前菜も頼もうかと思ったのだけど、これでアイスコーヒーを頂いたら思いのほか満足!
どちらも味が濃すぎず、薄すぎず。
この価格でこのお料理なら、普段使い決定!
駐車場が無いのがネックだけど、このメイン通りから一本奥にはいくつもコインパーキングがあるし、近くに寄る機会があったらぜひ。


そうそう、再チャレンジするときには、お手洗いに寄らなければ。

お店の左奥にあるんですけれども、どうやらその向かい合わせでピッツァを焼き上げる石窯が設置されているんですね。
先にトイレに立った友人が、『前に入っていたヒトが、出てきた瞬間にハァーっとため息をついたから、どうしたのか?と思って・・・入ってみて、分かったわ。』と一言。


なにやら、もんのすごく暑かったそうな!

そんな、ため息が気になるくらいだなんて、どれくらい暑いのよ?!
あとで寄ってみよう!と思ってたんだけれど、すっかり忘れちゃったわ。



●南欧バル Mercato(メルカト) 050-5789-0506
千葉県八千代市勝田台1-16 E-103(地図)「京成線 勝田台駅」南口から徒歩1分
【営業時間】月〜金/ランチ 11:30〜15:00(LO 14:30)、ディナー 17:30〜23:00(LO 22:30)、土日・祝前日/ディナー 17:30〜24:00(LO 23:30)
【定休日】月曜日 ※月曜日が祝前日の場合は翌々日を店休
【駐車場】無し
【子連れ】可
【ホームページ】ぐるなび http://r.gnavi.co.jp/bxmyrcdf0000/?sc_aid=plan_alli_allexcite
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2012年07月12日

リストランテOnesto(オネスト)

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先日、子供たちもいない日にゆっくりランチでも・・・と、母と二人で昨年2011年9月にオープンしたイタリアン「リストランテOnesto(オネスト)」へ行ってきました!


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↑ 八千代台駅西口から徒歩3〜4分。私は車で行ったので、公民館近くのコインパーキングに停めました。西口周辺にはコインパーキングはいくつもありますが、お店周辺は一方通行があるのでご注意を。ちなみに利用したのはドイツ健康シューズ専門店の右隣りあたりなんですが、前は無かったような・・・最近出来た駐車場かしら?

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↑ 吉野家や交番前を通って、京成線の線路に一番近い道へ入っていきます。

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↑ 青い帯の看板、シックな茶色い扉が印象的な外観です。

扉の奥は、さらに落ち着いた雰囲気!
店内はそこそこ奥行も高さもあって、窮屈な印象はありません。4人掛けテーブルが奥に4つほど、さらにカウンター周りに2人テーブルが2つほど、入口左の窓際に8人掛けテーブルがひとつありました。
子供用のチェアも見かけたので、今日はなび息子たちはいないけれどつい子供連れOKかを確認。快く大丈夫ですよ、とお答えいただきました。

クリーム色の壁には程よくダークブラウンの建具が差し込まれ、やや控えめな照明の下には品の良い紺色のテーブルクロス。木材をそのまま生かした感じのカウンターでは、男性が料理を用意している様子がちらりと見えます。まだ11時半すぎ頃でしたが、すでに2組ほどの女性客が歓談中!の割に、目線が明るいカウンターの方に行きやすいせいか、個室は無いんですがそれぞれのテーブルがうまく空間に溶け込んでしまうので周りがあまり気になりません。
それにしても、店内に流れるジャズ的なBGMの相乗効果もあって、何だか都内にあるおしゃれなお店に来たような・・・えっと、こちらは八千代台でよろしかったんですよね?と、窓の外から見える線路をちらりと確認。

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↑ 間違いない、あれは京成線の電車。線路脇すぐそばだけれど、おしゃべりしているとあまり音も気になりません。

さて、オネストさんのランチメニューは本日のパスタ(ドリンク付き)の950円から。
それに前菜が付いたアルジェントコース1,250円、パスタかリゾットが選べてデザートもつく1,650円のコースの3種類。
いや待て、さらに数量限定で「オネストプレート(スープ・ドリンク付き)」1,450円なるものも発見。

プレートランチよりはコースになってる方が楽しめるかも・・・と躊躇したものの、内容を店員さんに尋ねると、肉・魚にさらに惣菜がついたりとバラエティに富んだ一皿らしい!
ということで、なび子母は「アンブラコース(1,650円)」、私はそのオネストプレートを注文しました。
アンブラコースに付くデザートのことで、レモン、バニラ、ミント(だったかな・・・)のシャーベットから選ぶよう聞かれましたので、母はレモンと回答。

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↑ 種類豊富なドリンクメニューの中から、アイスティーとマンゴージュースをチョイス。そうそう、プラス200円でパスタはグランデ(大盛り)に出来るそうです。

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↑ コースのパスタやリゾットは、その日によって選べる種類が変わります。

オネストプレートはやや時間がかかりますとのことで、最初に到着したのは母チョイスのコースの一品目“季節の前菜”。思いのほか大きめなややスクエアがかった白いお皿には、自家製レバーペースト&ラスク、厚切りのハム、その下に敷かれた数種類のお野菜、そしてサラダが盛られています。

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母はレバーペーストが苦手なので、まるっと頂きました。
もう濃厚!中に閉じ込められた脂のパンチがたまりません。ラスク1枚ではもったいないほどたっぷりと乗せられたペーストを前に、ああ!手元になぜ赤ワインが無いんだ!・・・と悶えた心を母に読まれました。

ワインと言えば、グラスワインは500円、ボトルは2,500円から用意されていて、1万円台の特別ワインも多く取り揃えられているようで、数多くの種類を気軽にグラスで飲み比べができるそうです。スパークリングもグラスでいただけるとか。

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ハムの上に乗せられているのはピクルスを使ったソースだったと思いますが、これがまた絶品!
ハムの下には結構な量のお野菜がボイルなのか、蒸されたのか、軽く火が通った状態で調理されているのですが、思っている以上に歯ごたえ抜群。決して不快な固さではなく、あくまで素材感が生かされた野菜スティックを頂いているような。そこにこのソースがまた良いアクセントなわけです。

こういう添え物の野菜ってぐにゃっとしがちですが、間違いなくこの食感は冷凍を使わず新鮮な野菜だからこそのもの。肉魚にはヨーロッパ直輸入の食材を、野菜は地元の新鮮野菜を取り入れて・・・とありましたが、確かにカウンターの上にはよくお寿司屋さんにあるようなガラスのショーケースが置かれているんです。そこに色鮮やかな野菜が宝石のように並んでいて、「あそこの野菜が、ここへ出てきたんだわ!」と、勝手に納得。
(もしかしたら別に冷蔵庫があるかもしれないけれど・・・、量的にインテリアだったかもしれないけれど・・・。)

ほどなくして、私のプレート&スープと、母のパスタが到着!

そして驚いた!!!

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↑ 横長のプレート!!!?

こういうプレートにレイアウトされたお料理は、初めて出会いましたわ。
右からイカ墨のパンといちじくの自家製パン、トマトソースを絡めた豚肉、白身魚と何種類もの野菜のグリル、さらにシーフードマリネ、サラダ、だったかしら。

豚肉は、とろっとろの角煮を想像してください。
フォークを差し込むと、牛のほほ肉煮込み的な感じでホロホロっと肉がほどけて、アマトリチャーナっぽい甘みでまとめられたトマトソースもパンチが効いていて、一口の重量感が半端ない!

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↑ ただ私、あまり肉の脂に強いほうではないのと、見た目以上のボリューム感、さらに先に母の前菜から頂いたレバーペーストが追い打ちをかけ、ラスト一口が入らなかった・・・。

皮目が香ばしくパリッと焼かれ、確か味噌を含んだ和風のホワイトソースを添えた白身魚。手前に格子の切り目が入った柔らかーいイカや、6〜7種類ものきのこ&野菜のグリルが負けないくらいの個性をキラリ。
ひとつひとつ、食材の味が楽しめるせいか、量はもしかしたら実際にはそこまで無いのかもしれませんが、もう視覚的に満腹!

そうそう、サラダの味付けも変わっていたわ。甘系のドレッシング、どこかで口にしたことがあるんだけど、なんていうんだっけ・・・?と言いながら、結局判明することなく完食。

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↑ シーフードのマリネも贅沢にエビや貝が和えられていて、これまた違った方向性の味わいでした。

そしてもう一品、冷製かぼちゃスープも主役級に印象強かった!

かぼちゃスープと聞いて想像した、理想どおりの味。
穀類だけど、決して舌でざらつかない滑らかさ。
くせのない、不二家のミルキーを彷彿とさせるような柔らかい甘み。
バケツ一杯飲み干す自信があるわ。

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↑ かぼちゃのスープって、思っているよりやや甘みが無かったり、塩気を強く仕上げたりするものが多い気がしますが、これは裏切らない!

塩系パスタ「ホタテとキャベツのアンチョビ風味」、このパスタの食感も初めて出会うもので母と顔を見合わせてしまった!

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↑ お皿が大きいので少なく見えるかもしれませんが、結構深さがあって量はそこそこあって、具材もごろごろ贅沢に入っています。

アルデンテではないんです。
芯はないのだけど、でも弾力が無いわけではない。
1.6mmとかの家でよく普通に使うパスタの太さなんですが、すごくもちっとした切れ方で・・・強いて言えば、讃岐うどん的な?
コシがあり、つるっとしたもっちり感!
パスタの塩加減も絶妙で飽きが来ないどころか、生に近いホタテがごろごろ出てきてお得感一杯な一皿です。

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お食事も終盤を迎え、あとは母のコースについてくる季節のデザート、そして食後にお願いしていたドリンクのみ。実はなび子母、お料理に感動してはいたものの・・・そうは言っても前菜と、パスタでしょ?これにきっと聞かれていたレモンシャーベットが届いて1,650円だったら、なび子のプレートランチのほうがお得な感じがするかもね、と言っていたのです。

けれども、デザートが届いた瞬間に、即!前言撤回。

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↑ 同じプレートでも、乗せるものが違うと、こうも変わるものなのか?!

レモンシャーベット以外にも、チョコレートのケーキやら、あまーい生パイナップルが添えられたミニタルト、とろけるプリンのようなクリーム感たっぷりのデザートだったり、5種類も盛り合わされて!
しかもプレートに可愛く描かれたチョコ&マンゴーソースのラインも素敵すぎる。

さすがに全部は母食べられず、マンゴーが苦手なのでそのゼリーを器ごともらいましたらば・・・おや?何かお皿についている??
どうやらグラスの入れ物が滑らないように、小さくカットしたスポンジ生地を敷いていたようです。偶然手に取ったから気付いたけれど、お料理ひとつにこんな心遣いを付加してくれるオネストさん、素敵!

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↑ 心遣いと言えば、テーブルに着いたときに手荷物の置き場所にとフックを掛けてくれました。そうそう、ちなみにスポンジが敷かれていたのはこのグラスタイプだけ。白い器は重量感があるので不要と見た。きっとレモンシャーベットは手に取るので、むやみに敷きこんで驚かせない心遣い?

いやいや、この満足感は期待以上だったわー!
950円ランチもあるけれど、数百円の差でこれならもったいないわね。
もし親しいお友達と行くなら、ぜひこの2種類のランチを選んでシェアしながら頂くのがオススメ!
八千代台にご用事がある方、もし一人だったとしても気軽に入りやすい雰囲気だったので一度チャレンジしてみてはいかがですか?

●リストランテOnesto(オネスト) 047-411-7785
千葉県八千代市八千代台西1-1-36(地図)八千代台駅西口から徒歩
【営業時間】11:00〜15:00(LO 14:30)、17:30〜22:30(LO 22:00)
【定休日】火曜日
【駐車場】無し(周辺にコインパーキング有り)
【喫煙】不可
【子供】可(幼児用のイス有り)
【ランチメニュー】有り/950円〜
※土日祝のランチ限定で、パスタ注文のお客様はオネスト自家製のパン、フォカッチャが食べ放題!
【会食・宴会】可/料理2,500円〜、飲み放題(120分)ソフトドリンクのみ1,000円、アルコール2,000円
【予約】可
【個室】無し
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2011年02月27日

石窯ナポリピッツァ カフェ コンチェルト

確か昨年の秋頃だったか、ゆりのき通りに新しく本格的な石窯で焼くピザやさんが出来たのよ!と、テイクアウトされてきたそのお店のピザが実家での集まりでテーブルに並んだことがありました。
大人数で囲んだ席で、残念ながら出来立てアツアツを食べられなかったけれど、それでもサラダ感覚の食材が乗った(プリマベーラだったのかしら?)ピザは、もっちり生地でおいしかった記憶があります。
もちろんテイクアウトだけではなく店内でお食事が出来るのですが、なかなか行く機会もなく・・・と思っていたところ、なび子妹と久々に二人だけでランチをすることになりまして、迷わずカフェ コンチェルトさんを予約!

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八千代中央駅から徒歩4分ほど、ケーキ屋さんのノエルから空き店舗を挟んだ右隣りにあるお店です。店舗の外からも中の様子がうかがえるようになっていますが、シンプルで都会的な家具で統一されているオシャレなカフェ!ほんと、丸の内の通りにありそうな感じだわ。

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なび子妹は2010年4月のオープン当初にも一度食べたことがあるそうですが、メニューやシステムが変わっているようで、その時には無かったランチブッフェスタイルのコースのみが用意されていました。
前菜とサラダ、ドリンクが好きなだけ頂けるブッフェに、プラスピッツァかパスタのどちらかを選べて、平日1,380円/土日祝1,480円という価格設定!プラス200円で自家製ドルチェ3種盛りが付けられます。また、ドリンクバーのみ利用の場合は200円だそうです。
※2011年5月現在、土日祝日の前菜ブッフェは無くなったそうで、平日のみに変更されていました。
しかも嬉しいのが、小学生以下のお子さん向けにもメニューが用意されていること。メインのピッツァかパスタをつける場合なら1,180円で、もしブッフェのみで大丈夫ということなら500円でOKなんですって!丁度隣りに小さなお子さん連れのファミリーが座っていらっしゃったのですが、ちゃんと子供用のチェアもあるようで、これはなび夫さん&なび息子たちを連れてきても楽しめそうだわ。
※2013年7月現在、利用されるお客さんの年齢に幅があり、以前はお子様連れOKでしたが色々と苦情が出てしまったため、現在は子供は1グループにつき1名までの制限があります。小学生以下向けのメニューは現在はありません。

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↑ メインのピッツァはこの日は19種類、パスタは14種類からのチョイス。いくつかプラス200円設定のものもありました。

やっぱり両方食べたい!ということで、妹とシェアするつもりでピッツァから「ガンベリルーコラ」を、そしてピッツァはプラス200円設定の「渡り蟹のトマトクリーム」を注文。さらにドルチェもオーダーです。
ブッフェスタイルということもあって、店内には二人掛けテーブルが3席、4人掛けテーブル(といっても2人掛けに分けられるものをつけてあります)が4席と、表から見るより奥行きがあったのですが、フロアーではランチ時ピークでほぼ満席にもかかわらずお一人(奥様かしら?)で回していらっしゃいました。それでも待たせることはほとんどなく、しかもブッフェだからお料理を待っている間もすぐに食事を始められるのがとってもノンストレス!
このシステム、とってもいいわね。

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↑ これ、ブッフェの前菜コーナー!普通のサラダバーを想像していたので、こんなに充実していると思わずテンションが一気にダダ上がりでございます。この写真では7種類ありますが、すぐあとにもう一品追加され、またしばらくたっておかわりに来たら、違うものに変えられていたり!常時6〜7品が揃うようにどんどん厨房から運ばれてくるようです。

前菜と聞くと、お皿にちょこちょこっと何品か並ぶものをイメージしますが、自分で好きなだけ取れてしまうと、これはもう完全におかずです。それこそオシャレなカフェのデリです。
どれも丁寧に仕上げられていて、味付けもバラエティ豊かなので何回も取りに立ちたくなります。
ちなみにドリンクは、ホットのコーヒー、数種類のティーパック、アイスのコーヒー・紅茶、そしてオレンジジュースです。特にホットコーヒーが美味しかった!真っ白なカップも飲み口から持ち手までの厚みが手に馴染んで持ちやすく、オシャレな感じで素敵だったわ。

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↑ なび子妹はお上品に数点盛り付けてますが・・・一方、私は色々取りたいがためにあまり美しくない皿模様に。心地よいBGMに意外と高い天井、素敵な雰囲気漂う店内なので、何度も席が立ちにくいかなぁ・・・と思っていましたが、結構皆さん気軽に何度も取りに行っている様子です。お店の方も、お皿を替えてぜひまた取りにいらしてくださいね!と声をかけてくれるので、それも嬉しい声掛けです。

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↑ 子供にも食べやすそうな前菜も多くて、大人の分を少し取り分けてあげればメイン無しでも十分子供は満足出来そう!

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↑ そうそう、子供用チェアは左側に写っているこの椅子です。ベルトがないので、1歳前後位のお子さんの場合はカートが便利かしら。お隣りとはそこまで狭すぎないので持ち込めそうですが・・・お店の方に確認していないので、必要な場合は聞いてみてくださいね。

しばらくして、焼き立てのピッツァが登場!お店のほうでもシェアすること前提でお皿を先に用意してくださいました。

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8等分にカットされたこちらの「ガンベリルーコラ」というピッツァ。具材はミックスチーズと小エビ、チェリートマトで、ところどころルーコラのペーストが乗せてあります。さすが焼き立て!柔らかい皮は薄すぎずモチモチっとした触感を残しつつ、周りの香ばしさがまったり濃厚なチーズの風味とベストマッチ。一人4切れですが、結構食べ応えあるかも・・・って、(もはや主菜な)前菜をかなり頂いていることもありますが。前菜の量の加減で、女性にも男性にも満腹度が調節できるのは何よりです。

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続きまして、こちらがパスタ「渡り蟹のトマトクリーム」。
もちろんシェアしたのですが、一人ずつよそっても見た目十分なくらい結構な量があります。感覚的には家でパスタをゆでて、あーちょっと多かったかな?と思うくらいの量(どんなだ?)で、男性でも物足りなさはないかも。
というか、すべてにおいて前菜のチョイスによりけりで満腹度が変わるので、この“量”については若干判断力が鈍っている感も・・・。いや、でもやっぱり一般的なお店よりやや多めかな。

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お味はこういうトマト系って濃すぎたり、逆にもやっとしているパターンが見られる中、ばしっと整っていて食べ飽きませんし、細すぎないもっちり系の麺とソースがピッツァと同じように食感でも満足度を底上げしてくれました。
テーブルには一緒に唐辛子オイルもお持ちいただいたのですが、あいにく私たち二人とも辛いのがやや苦手で使いませんでした。けれどもお隣りのテーブルでは「何これ?!このオイルすごく美味しいじゃないの、どうやって作るのかしらね?!!」とものすごく盛り上がっていて、しまいにはお店の方から作り方を伝授してもらっているくらいで・・・。
パスタはペペロン系やアラビアータ系のものも多かったのですが、次回はそんなにテンションを上げてくれる唐辛子オイルにぜひチャレンジしてみましょう。

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時折ドリンクを取りに立ったりしつつ、気づけばあっという間に1時間半以上経っていて!お食事もゆっくり頂いたので、最後にデザートを。
ドルチェ3種盛りもまた彩り華やかで、赤ワインを使ったシャーベットやクリームブリュレなどどれもまた丁寧さが感じられるものばかり。プラス200円ですもの、絶対に付けるべし!そして余すことなく完全に別腹へと納められました。

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はー!満腹!!
この日は日曜日だったのですが、これで1,480円は安い!平日なら1,380円でしょう??
この満足感といったらありません。
しかも気づけばだーれもいなくて、おっと?もう14時半過ぎてるじゃない!!とあわてて会計に向かいましたが、お店の方から声を(きっとかけようと思っていただろうけれども)かけずにお待ちいただいていたにもかかわらず笑顔でお礼を言っていただけて、さらにきちんと厨房のシェフの方からもご挨拶の声が聞こえて。

明るい雰囲気ながらも落ち着いておしゃべりができるスポット、ぜひお試しあれ。

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●石窯ナポリピッツァ Caffe Concerto(カフェ コンチェルト) 047-487-1277
千葉県八千代市ゆりのき台5-1-4

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※2011年2月時点の情報です
【営業時間】ランチタイム/11:00〜14:30(L.O)、ディナータイム/平日18:00〜22:00(L.O)・土日祝17:00〜22:00(L.O)
※ランチタイムはセレクトランチブッフェ(平日1,380円、土日祝1,480円)のみ。ディナータイムは、セットメニュー(A1,280円〜E2,480円の5種類)若しくはカルトメニュー(前菜430円〜、ピッツァ780円〜、肉・魚料理830円〜など)、カクテル500円〜、グラスワイン450円〜ほか。
※土日祝のランチはAセット〜Cセットの3種類。Aはサラダ、Bは前菜3種、Cはメイン料理がついてきます。
【定休日】火曜日ディナータイム&水曜日
【駐車場】有り/店舗右隣りコインパーキング(会計時に伝えると1時間分無料コイン配布・超過分は30分につき100円負担)
【テイクアウト】有り/焼き立てピッツァ(別途箱代50円) 例:マルゲリータ980円、カルツォーネ930円、プリマベーラ1,180円 ほか
【貸切】可/少人数〜貸切まで各種パーティ受付(要問合せ)
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2008年05月01日

イタリア料理 リストランテEKoca(イコッカ)

※2014年12月 閉店しました

「飲食店が少なーい!」と言っていた八千代中央駅ですが、結構イタリアンやら何やらがジワジワとオープンしています。けれど、ちょっと駅前から離れた住宅街寄りで、周辺に住んでいる人じゃないとあまり目につかないような立地のお店もちらほら。
昨年オープンした「リストランテEKoca(イコッカ)」もそんなお店のひとつのようで、ランチタイムはいつも満席なのですが、平日の夜は比較的空いているように感じます。やっぱりこの辺りはファミリー層が多いし、パパが帰ってくる夕飯時に外食とは行かないのかしら?

でも立地的にはそんな悪くはないはず・・・。
八千代中央駅からは歩いてすぐだし、2〜3台と少ないけれど駐車場スペースも裏にあるし、駅前にだって有料駐車場はいくつもあるし。ゆりのき近辺にお住まいの方じゃなくても、実は十分食べに行ける条件が揃ってるんですよね。
駅近だから、料理と一緒においしいワインを堪能したって“電車”で帰れるし!特に4月は歓迎会シーズン、どのお店も予約で一杯・・・なんてお悩みの方、八千代中央に足を伸ばしてイタリアンはいかが?
ということで本日は、あえての“ディナーが狙い目”なイコッカのご紹介!

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昼間はいかにもイタリアンって感じの、陽気な雰囲気に見える外観ですが、夜は店内の照明が柱の隙間からこぼれてとても洒落た感じに。
店内は縦長タイプでそれほど広さはないものの、天井が思いのほか高く、壁と同色で白に統一されているせいか、視覚的に広がりがあって窮屈な感じはしません。
各テーブルの上にぶら下がるポイント照明、そして天井の四隅からバランス良く照らされた間接照明、それらがとっても暖かめな色なんです。ともするとキッチリしすぎる店内の白色を程良く緩和してくれているので、大変落ち着いた、それでいて清潔感のある雰囲気を醸し出しています。

家具にはダーク系のウッドテーブル&チェアがチョイスされています。クリーム色をしたスエードっぽい座面が、思いのほかお尻にフィット!ゆったりとした座り心地の良さに、店内のスッキリとしたデザイン、さらにボサノヴァなどの軽快なBGM・・・。
「家庭的な雰囲気が売り」ということで、気兼ねせずお料理を楽しめる雰囲気づくりを心がけているそうですが、かといって田舎くさいようなことはなく、女性好みのオシャレさも感じられる店内です。
そうそう、ちなみに店内は全席禁煙!

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そんなイコッカの座席数は、予約状況によってレイアウトを変更しているようですが、基本は4〜5テーブルほどと少人数タイプ。というのも、メインシェフのご主人を含めた3名のみでお店を維持しているからなんです。
『一度にたくさんのお客様はさばききれないのが現状です。ですが、その分出来る限り食材にこだわったり、バラエティ豊かなメニューで何度も楽しんでいただけるような店づくりに力を入れています。特にワインは良質なものを出来るだけ安価にご提供して、気兼ねなくお料理とともに堪能していただけるよう配慮していますよ。』

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さてさて、気になるお料理について。
前菜700円〜1,200円、魚料理1,380円〜1,480円、肉料理1,580円〜1,680円程度の価格帯で、季節の食材を取り入れることが多いため、2〜3か月ごとにメニューがガラリと変わります。全く同じお料理が次回には無いかもしれませんが、調理方法はグリルや煮込みなど同じようなものが選べるので、食材の違いを色々と楽しめそう!
また、お料理を作るうえで気にかけていることが食材選び。
『サラダやお料理に使っている野菜は、出来るだけ八千代で採れたものを仕入れているんですよ。地物を使うことで、旬の食材も新鮮さや香りがさらに引き立ちます。今の時期は店内で扱っているトマトがオススメ食材ですね。』

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自慢のパスタは、定番から季節のものまで20種類ほどから選べるんです!パスタの種類もいくつかあって、ニョッキも数種類から選べることも。季節メニューで人気だったものは、定番メニューに格上げ?して残しつつ、随時リニューアルさせていっているそうです。
また、手打ちパスタのメニューがあるというのも注目!お客さんの中には、ここの手打ちパスタをお目当てにわざわざいらっしゃる方もいるとか。通常のパスタの価格プラス100円(現時点)でいただくことが出来て、5〜6種類ほどのメニューが用意されていますので、モッチリした食感が好みの方は、ぜひぜひ要チェックです!

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『コース料理でパスタをチョイスさせるとき、大抵のお店では多くても4〜5種類、しかもポピュラーな食材を使ったものが多いんですが、イタリアンの顔であるパスタを、ぜひお客様には色々楽しんでいただきたいと思っていまして。贅沢パスタなど一部メニューはプラス200円に設定していますが、定番&季節など全てのパスタからお選びいただけるようにしています。実際、これだけの種類を常時用意するというのは、コスト的にも苦労するところではありますが、豊富なパスタをご提供しているという点が、当店ならではの良さだと自負しています。』

ちなみに、パスタの価格帯はアラカルトで注文する場合は大体1,100円〜1,300円程度です。

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お料理のほかに、ワインにもこだわっているそう。
お店のコンセプトでもある“たまに来るようなお店ではなく、普段使いしてもらえるようなイタリアンにしたい!”という意向から、良いワインも出来る限りお手頃価格でご用意しているそうです。
しかも、お料理同様、昼・夜と値段に差をつけていません。

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グラスワインと言えども、注ぐグラスはきちんとしたものを・・・と、大きめな高級グラスを用いているとか。
薄くクリーム色がかった白ワインから頂きましたが、グラスが大きいので口に入るまでに間があり、甘すぎないその芳醇な香りがふわっと鼻を伝います。その印象を裏切らず、口に含んでもキリっとしたかなり辛口なタイプ。ちょっと赤に近いようなたくましさもあって、男性にも受けがよさそうです。
一方、グラス壁面を鮮やかに縁取りつつ、中央へ寄るほど濁りを増す、見た目ミディアムボディっぽい赤ワイン。こちらは香りがとてもフレッシュで、お味も見た目ほど苦味が強くない軽めのボディ。かといって酸味が強すぎたりもせず、とてもバランスの良い赤でした。

前菜のときもそうでしたが、イコッカのお料理はどれも極端な味付けがなされていないので、一品一品が単調にならず、最後まで目から舌から楽しんで頂くことが出来るんです。
その控えめ具合が、この抑え気味に感じられたグラスワインと実は超ピッタリ!ということに、途中から気付きました。特に赤は、ちょっと軽すぎるかなぁ?と気になっていたのですが、逆にお食事と一緒に頂いたとたん「ああ、この軽さで丁度いいんだ!」と納得。むしろワイン単品で口にするより、ボディが強く感じられるのが不思議です。

ご主人曰く、イコッカに行こっか?ぐらいの気軽な感じで、特別なときも、そうでないときも、食べに来てもらえればという思いでいらっしゃるそう。特に夜のディナーは、“どんどん料理を運ばれて、早く出ていかなきゃ!”みたいなオーラを感じることなく、お料理をひとつひとつゆっくりと味わいながら、会話を楽しめるゆったりとした雰囲気。
八千代中央で、そんなゆったりイタリアンがお待ちしてますよ!

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●イタリア料理 リストランテEKoca(イコッカ) 047-401-8148
千葉県八千代市ゆりのき台4-9-1TKビル10 1階(地図)八千代中央駅から徒歩4分
【営業時間】ランチ11:30〜15:00(LO 14:30)ディナー18:00〜22:00(LO 21:00)
【定休日】火曜日(祝日の場合は翌日休み)※平成22年7月から定休日が水曜から火曜に変更
【駐車場】有り・店裏に2台(向かいにコインパーキング有り)
※ランチコースは土日祝も用意しています。
※予約受付OK!(貸切も最大16名まで可〔要問い合わせ〕)
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2007年02月20日

オーブン亭 八千代台店

※早耳掲示板でうさぎさんから情報を頂きました。
H19.7月には閉店してしまっていたようです(なんと!!)。次はサイゼリアが出店予定だとか。
最近大食いタイプが流行っているだけに、ざんねーん!


一昔前はよく見かけた食べ放題!とか大盛!とかのお店。最近は、美味しい量を・・・という傾向にあるようで、なかなかそうしたサービスにも出会わなくなった気がします。
そんな世の流れに逆らうかのような“安くて満腹!”を前面に押し出した洋食屋を発見!そこはユアエルム2階のレストラン街にある「オーブン亭」八千代台店。

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店頭の見本が並んだウィンドーには、赤字で書かれた“スパゲティ全種類・全サイズ 580円〜”の文字がデカデカと貼られ、見るからに面白そうな雰囲気。
今日はここで早めのお昼をいただきましょう、と11時の開店と同時に入店しました。

店内は喫煙席と禁煙席が完全に分かれているので、煙が気になる方やお子様連れの場合でも安心して座れます。4人掛けテーブルが9ヶ所ほど、扉付きの部屋と店内右奥の喫煙席も見た感じでは合わせて6テーブルほどあるようでした。
ドリンクバーも中央に配置され、通常280円のところセール中なのか15時までは半額の140円!
お子様セットを注文すると必ずおもちゃがついてくるそうで、レジ前には色んな景品が用意されています。子供用のイスもありますし(ベルト等は付いていません)、取り分け小皿&子ども用フォークも持ってきてくださいます。お手拭も店内左隅にセルフサービス状態で置いてあるので、お子様連れファミリーにはオススメのお店です。

さて、こちらのお店ではデュラム小麦粉を100%使用したこだわりのスパゲティの量を、M(100g)・L(150g)・LL(200g)の3タイプから選ぶことが出来るんですが、なんと価格は同じ!しかもかなりの低価格で、ナポリタンや和風きのこスパゲティなどは580円、ミートソースや明太子スパゲティ、海老クリームスパゲティなどは680円で頂けます。

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ただし、LLタイプを複数人で取り分けるのはNG!ちゃんと一人ひとつずつ注文するのがルールとのこと。今回は3名で入店しているので、きちんと3品注文しなければなりません。そうそう、パスタだけではなくオムライスやサラダ、ラザニア、さらには食パン一斤を丸ごと使ったデザートなどもあります。サイドメニューには、鶏の唐揚げやフライドポテトなどもあるのですが・・・折角来たんだから、LLサイズにチャレンジしてみよう!という大食いなムードになってきたので、各自パスタ単品のみをチョイスすることになりました。

私は甘いケチャップ味が美味しそうな「昔ながらのナポリタン」も物凄く惹かれたのですが、メニューのあちらこちらに“当店イチオシ!じっくり煮込んだこだわりのミートソース。シェフこだわりのミートソースはお肉の旨みと野菜の甘み!丁寧に煮込んだ当店自慢の味です。”と書かれているのを無視することが出来ず、ミートソースに・・・でもなぁ。「トマトとモッツァレラのタリオリーニ」も麺の感じが気になります。
そんな迷いに迷っている私を見かねて、じゃあ私がミートソースにするよ、と一緒に来た友人が一言。ほんとに!?じゃあ、心置きなく私はタリオリーニにするわ!交換しようね、と約束している2人の傍らで「たらことヤリイカのスパゲティ」を注文するなび夫さん。
ちなみに、ミートソースは680円、のこり2品はどちらも580円です。サイズはやっぱりLに抑えておこうか?と相談する私たちに、店員さんから「男性ならLLくらい結構ペロッと食べれちゃいますよ。お値段はどれも一緒ですし、いかがですか?」との一声。結局ミートソースだけはLで、なび夫さんに負けじ!と私もLLにチャレンジ。
そう、何を隠そう私は授乳中。
食い気だけはものすごいことになってるのです・・・。

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それほど待たずして、ミートソースLサイズが到着。
Lサイズ(パスタ150g)でも十分大きく見えるので、LLサイズに大きな期待が・・・。
細めのスパゲティはつるつるとした口あたり。お店イチオシというミートソース、少し頂いてみましたところ、玉ねぎのせいか割と甘めな味わいで、ひき肉の粒が細かいせいかかなりさらっとしたソース。そこへ適度にマッシュルームのスライスが混ぜ込んであります。パスタの量に合わせてミートソースがたっぷりかかっているので、最後に麺だけ余ることはなさそう。

なび夫さんの前には、期待のLLサイズパスタがお目見え!
ひー!
皿でか!

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よくテレビで大盛りの品が紹介されてビックリするシーンを目にしますが、きっとああいう時は料理よりもまず、それを載せる器に驚くんだわ!
ミートソースと同じ細めのパスタにからまるたらこは透き通る生タイプ。パスタ全体にまんべんなくピンクの粒が和えられて、そこへプリプリっとした柔らかい食感のヤリイカリングが所々に登場。200gもの大盛パスタの頂上には、細切りの青じそと海苔が添えられています。
結構オイルが効いていて、味にコクもあります。大量の麺ながらもたらこがしっかり塩味を引き立てているし、思いのほか味付けがしっかり!このお値段でこの量・この味なら、かなり納得のいく満足度!

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続けて私の注文したトマトとモッツァレラもやってきました。色合いがはっきりしているので、たらこよりもさらに大量に見えます・・・。見てください、お水の入ったグラスと皿のなんとアンバランスなことか。

タリオリーニというのはパスタの種類のことで、フィットチーネよりも細い平らな麺です。断面が丸い普通のパスタよりもモチモチとした食感が楽しめるということなんですが、細いせいかそれほど歯ごたえはありません。他の2品のようなつるつるとした口当たりではなく、どちらかといえばペタペタしたような弾力が少ない蕎麦タイプ。生麺っぽいのかしら?
ですが、これがトマトのみずみずしいソースと好相性で、さらっとしたソースをしっかりからめとってくれます。ここに大きめにカットされたモッツァレラチーズがミックスされて、ボリューム感も増大!
しつこさがないので、思ったよりも順調に食べ進むことができまして、さすが産後ママ!・・・見事に完食。

イタリアン好きでパスタを食べなれている方なら、もっともっと奥の深い、こだわり素材のものを舌が知っているかもしれません。ですが、このお値段でこの量、このレベルのお味だったら、きっと納得できるはず!
折角なので、最低Lサイズ、出来ればLLサイズをチャレンジしてみてはいかがですか?
思いのほかペロリ!間違いなし、です。

●オーブン亭 八千代台店 0474-86-3110
【H19.7月 閉店】
千葉県八千代市八千代台東1-1-10ユアエルム京成2階(地図
営業時間/11:00〜22:00
ホームページ/http://www.via-hd.co.jp/foodream/oventei/index.htm
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2006年06月14日

フレンチレストラン・ヒロ

今でこそイオンが出来たりして食べる場所も多くなりましたが、ちょっと前までは緑が丘駅周辺もあんまりお店が見当たらなくて・・・。
ちょっとランチ、とか、ちょっとお茶に・・・っていうときに大変重宝していて、今でもファンが多いフレンチのお店「レストラン・ヒロ」へ久々に行ってきました!

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緑が丘駅の改札を出ると右側がイオン、左側がロータリーになってますが、お店はこのロータリーに面した交差点の角あたり(ヨークマートの向かい)にあるので、駅から徒歩2分位で行けてしまうアクセスの良さも魅力的。

お店の扉を開けた正面には、ネオンテトラやグッピー、コリドラスが泳ぐ水槽があります。その水槽の裏側に1列、左右に1列ずつの計3列にテーブルが並び、全部で8卓ほど(26席くらい)の正方形をした店内です。
内装は、レンガの壁と濃い色の木の柱が天井を覆う、どちらかといえばカントリー風な感じで、壁には幾何学模様の絵が何枚も飾られています。

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いつもはランチを食べに行くことが多いのですが、今日はディナーにチャレンジ!ちなみに特に予約とかしなくても、そのまま入店して好きなコースを注文できます(予約も可)。
ディナーコースは何種類か用意されているのですが、フルコースなのに割とお手頃価格なスペシャルコース(3,675円)にしてみることに。スープと肉、デザートはチョイスメニューになってます。

注文を済ませ、ほどなくするとまずは温かい「本日のオードブル」が運ばれてきました。

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本日のオードブルは肉です。3枚の薄切りカモ肉の上に、0.8cmくらいの厚さのフォアグラが乗せられて、その上からカモを焼いたときの肉汁で作ったソースをかけたものだそう。カモと言われなければ牛肉のたたきでもいただいているような、臭みが全く無いあっさりとした風味です。焼き加減も中央に赤みが残っているほどよいレア感、そして柔らかいけれどもとろけるというよりかは歯ごたえをしっかり楽しめる食感です。
反対に、上に乗っているフォアグラは、ご想像通りのとろける食感!ほど良い厚みとその量が、あっさりお肉とのバランスを保っていて、胸焼けするような脂っぽさが残りません。
本日のオードブルというくらいなので、毎回その日の仕入れ状況などによって肉だったり魚だったりと、内容が違うようです。

そのあと、「春野菜と魚介のサラダ風」という一皿が出てきました。

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下にニンジンとカブの薄切りが敷かれて、その上に厚切りのホタテとアスパラが乗っています。温野菜ということでしたが、どちらかといえば前菜によくあるカルパッチョみたいな感じです。
味付けは醤油や塩ベースのソースで、とっても適度な塩加減!野菜それぞれの味がしっかり生かされています。

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それから、「本日のスープ」が運ばれてきました。これは、コンソメかクリームを選ぶことができます。今日のクリームはニンジンのスープ。濃厚というより何ともやさしい味付け。具はニンジンの粒々がところどころに見えるくらいで、とってもシンプルなスープです。

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こちらはコンソメのスープ。チーズを乗せたパンが中でとろけています。どちらかといえば、こちらの方が味が濃い目でしたが、やっぱり自然な風味でコンソメの味そのものが楽しめる感じ。

この本日のスープも、その時々の仕入れや季節によって色々変えていらっしゃるそうで、今日のニンジンスープのほかにも、マッシュルームとかグリンピース、ポピュラーなじゃが芋などバリエーションは様々。あまり他のお店では見られないオリジナルスープになるべくチャレンジしているんだとか。

シンプルスープでお口がすっきりしたところで、お魚料理「築地魚の二色コース」が運ばれてきました。これも仕入れによって内容は変わるそうですが、本日はスズキとタイの切り身です。

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お魚の上には大きめなむき海老と、その中央にかに肉が飾られています。
ソースはトマトベースのクリームソースなんですが、やっぱりこれも塩味控えめで、素材そのものの味がしっかり楽しめます。タイ独特の濃厚な白身と、ソースも十分に堪能できる主張しすぎない淡白なスズキの組み合わせですが、どちらも皮目まで柔らか。
海老はプリプリ!ボイルしてあるんですが、ちっとも水っぽさが無くほつほつっといただけます。

こういうお店だと、ついランチを食べに行っただけで満足してしまう感があるんですが、同じ1匹の魚を仕入れても、ランチではさっぱりタイプの背側を、ディナーではしっかり脂の乗ったハラミ部分を使うといった差があるそうで、やっぱりお手軽ランチとは一味違うディナーならではの特徴があるんですねー。

お魚料理に合わせて、温かいパンも出てきました。

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柔らかめのガーリックバタートーストと、ほんのりコーヒーっぽい風味のある?白いパンです。どちらのパンも結構大きめ。
ここまでのお料理1品1品はほど良い量なんですが・・・やっぱりフレンチ、間を楽しむものだけあって満腹中枢が働き始めた感があります。これから肉料理を迎えるわけですが、さすがになび夫さんはまだまだいけそう。

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そんなちょっぴり満腹な私の前に、牛ホホ肉のシチューがやってまいりました。4ブロックのお肉に、マッシュルームとアスパラガスが添えてあります。
食べきれるかなー・・・と不安に思いつつ、ナイフで切り分けましたら!おおー、コンビーフのように勝手に肉が裂ける!!
この見た目、絶対柔らかいというのは間違いないんですが、口に入れてみて「とろけるー!」とさらに感動。あまーいソースが今までのお料理とちょっと方向性が違うもんで、うーん別腹かもー!とすっかり完食。

一方、向かいに座っているなび夫さんの前には、牛フィレステーキが運ばれています。

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こちらは別の器にあさつきとエシャロットを醤油や酒で味付けをした和風ソースが入っていて、これをかけていただきます。肉そのものの味わいが楽しめる赤身ですが、食べるとじわりと脂を感じられるジューシーさ。それをニンニクの入っていないさっぱり和風ソースが中和して、いくらでもパクパクいけそうな重くない仕上がりになっています。
見た目はステーキの方が量が多い感じがしますが、パンチが効いているのは牛ホホ肉シチューの方かも。

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最後に4種類から2種類選べるデザートとコーヒーが出てきました。私はチーズケーキと胡麻プリン、なび夫さんはチーズケーキとアーモンドタルトです。特に胡麻プリン、よく寒天風のつるんとしたタイプもありますが、こちらのものは本当のプリンみたいな濃厚さがあっておいしかった!

コーヒーもとっても印象的。香り高くてくせがなく、酸味の少なくて飲みやすいタイプです。飲んだ後にも、コーヒー独特の変な風味が残りません。ついどちらの珈琲なのかシェフに聞いてしまいました。
「そうでしょう?このコーヒー、高津団地にあるノナカ珈琲さんから仕入れてるんです。今までも色々試してきたんですが、ここのコーヒーはとてもバランスが良くて満足してるんですよ。」
へー、高津団地って、この前の「お食事処 竹乃」(レポートはこちら)もそうでしたけど、隠れた名店が沢山あるんですね。今度探してみよう・・・。

こちらのお店は、15人〜30人くらいまでで結婚式の二次会などの貸切も出来るそうです。他にも、お誕生会や何かの集まりなどでも、希望の予算に合わせて対応してくれるそう。
丁度シェフとお話する機会があったので、「どのお料理も変にスパイシーすぎたり、塩味が強すぎたりせず、素材そのものが楽しめて食べやすいですね。」なんてお話したんですが、逆にこんなことを言われてしまいました。
「小さいお店だし、他に料理をする方を雇うをどうしても味が変わってしまうので、自分1人ですべて作ってるんですよ。だから逆にこの味付けが本当にいいのかどうかって、実はとっても気になるんですよね。
牛ホホ肉シチューも、結構自分では甘めかとは思ってるんですが、女性にはこのくらいがとっても受けたので、こんな味付けにしてます。出来ればお客様から色々と言っていただけるとより良いものにする機会にもなりますし、反省もできるので、そういう声があるととても助かるんですよ。」

“料理はそのお店の味を受け入れて当然、お客側が変えられるものじゃない”というふうに思っていたので、シェフのようにお客様の声に応じて改善したいと思っていらっしゃるなんて、ちょっぴり意外でした。見た目すこーし怖い?感じのシェフなんですが・・・話してみるととっても気さくです。

ついでに「子供連れでも大丈夫ですか?」なんて聞いてみたんですが、「このあたりは子供連れのお客様が多いですし、大丈夫ですよ。ただ、周りのお客様に迷惑をかけないように気遣ってもらえればと思います。最近は躾のためとかで、なかなか注意をしない親もいますが、やっぱり躾以前にマナーの問題ですから、お客様同士でトラブルがおきないように注意してもらえれば。」とのことでした。ちなみにタバコも禁煙・喫煙席は分けてないようですが、これもお客様同士で気配りをしてもらえればというスタンスだそう。

本格フレンチが急に食べたくなっても、毎日休みなくお店を開け続けているレストラン・ヒロさんならいつでも大丈夫!私のように「こういうお店はランチだわ」と思っている方、たまにはディナーで行ってみると同じお店でも新たな発見があって面白いかも?!です。

●フレンチレストラン ヒロ 047-459-8738(予約可)
千葉県八千代市緑が丘1-4-1(地図)東葉高速線 八千代緑が丘駅から徒歩2分
営業時間/11:00〜15:00、18:00〜21:00(定休日なし)
駐車場/なし
ぐるなびホームページ/http://r.gnavi.co.jp/a663200/
ブログ/http://blog.livedoor.jp/gourmethiro/
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2006年03月17日

トラットリア カフェ・イルチェッロ

先日、「八千代緑が丘駅近くのピタットハウスの並びにカフェがあるんですが、どんなお店なんでしょうか?」という質問をいただきました。
・・・はて、どんなお店なんでしょうね?
恐らく八千代の飲食店について、むしろ知らない方に入る私・・・逆に、どんなお店なんだろう?と気になりまして、先日探しに行ってきました。

ピタットハウスは、緑が丘イオンの駐車場出入り口側に面した通り沿いにあります。その左隣で、人気のパン屋「ラパス」と挟まれた小さなスペースに、「Caffe il Cielo」という看板を発見!
・・・なんて読むんだろう?

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表に立て掛けてある黒板には、「当店は気軽な食堂「トラットリア」として、またワイン一杯・コーヒー一杯でもお気軽に!!の「カフェ」として空(チェロ)のように広く皆様とのつながりを広げていきたい!!」と書かれています。
さらにメニューの一部も併記されているのですが、どうも私がイメージしていた一般的なカフェというよりは、イタリアンの色が強いような・・・。とりあえずここでコーヒーを飲んで、帰りに隣でパンを買って家でお昼にしよう!と思っていたのですが、しっかりランチに予定変更。

店内は、フレッシュなオレンジカラーの椅子と、シックな木の家具や床に包まれた、なんともおしゃれな雰囲気。入って正面にカウンターが5席、そして右側にテーブルが6席ほどあり、外観どおりのちょっとこじんまりとした感じです。禁煙席はありません。

案内された席につくと、「土日祝日はピザメニューなどもございますのでご覧ください」と、大きめの黒板を椅子に立て掛けて置いてくれました。ランチメニュー自体はコピーされたものがテーブルに置かれています。白黒コピーの手描き具合が、気取らないアットホームな感じ。
そのランチメニューには、4種類のメイン料理が書かれています。これらにはおかわり自由のパンと、ドリンクが1杯つくそうです。また、本日のスープ(280円)や、サラダ(300円)、デザート(250円)などお手頃価格のサイドメニューも書かれていましたが、とりあえず今日はランチメニューのみお願いすることにしようかな・・・でも、黒板メニューもそそられるものばかり!「マルゲリータ(1,050円)」や「ジェノベーゼ(1,050円)」など5種類のピザが用意されていました。また、単品のパスタ(1,000〜1,250円位)や前菜(700〜1,000円位)も充実していて、何回か来て制覇したい感じです。

迷いに迷って、結局ランチメニューから「牛肉のラグーミートソーススパゲッティボローニャ風(900円)」と、「北海道知床若鶏モモ肉のハーブロースト赤ワインソース(1,050円)」をチョイス。さらにセットのドリンクを、コーヒー・紅茶・オレンジ・グレープフルーツ・烏龍茶から選びました。黒板メニューは次回にとっておきましょう。
(ちなみに、今日はなび夫さんと二人で来ています。「毎回全部一人で食べてるんじゃないか!?なび子はどんな大食漢なんだ?!」と一部で誤解を招いているらしい・・・。)

この日は天気がよく、左側にある大きめな窓からの心地よい日差しと、店内に響き渡る洋楽がとても良い雰囲気。レンガの枠と白壁のバランスもステキです。イオンがなかったら窓一杯に空が見えるんだろうなーと、ちょっと想像したりして、料理が出てくるのをしばらく待っていました。

と、そこへパンが到着。

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温かなフランスパンがひとつ。バターをつけていただくと、ほんのーりオレンジピールの風味がするような、しないような・・・?

お昼時ですが、お客さんは左に2組と右に1組だけ。もっと混むのかと思いましたが、1組去り、1組増え・・・といった感じで、こんなに雰囲気がいいのにちっとも混みません。問い合わせのメールが来るくらいだし、ちょっと入りにくいのかしら。

さて、パンもなくなったころ、ようやくミートソースが運ばれてきました。他の店でも同じメニューを何回か頂いてきましたが、ここのはちょっと、衝撃です。

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見た目はソースの色というより、肉の色がとても強く、半端じゃないひき肉の量!パスタを食べているはずなのに、何かハンバーグでも食べているかのようです。肉の風味がすごく生かされていて、塩気が効いてスパイシー!盛ってある周りにトマトソースのような色のソースがかけられているのですが、クリーミーだけれどもトマトっぽくありません。
かといって、肉のソースによく絡む細めのパスタは、芯は残らないタイプで丁度良いゆで加減なので、パスタの食感もしっかり味わえてソースとの一体感があります。

続いて若鶏モモ肉のハーブローストが運ばれてきました。これは!・・・乗っかっている赤いプチプチがクリスマスのようだわ。

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絶妙な焼き色に仕上がった大きな鶏肉のまわりには、ブロッコリー、ミニトマト、かぼちゃ、たけのこなどが添えられ、さらに肉の下にも大根とじゃが芋が敷いてあります。
熱々のところをナイフでさっくり。
見た目通り皮目はパリパリ!中はやわらかーく肉汁がじわりと滲み出るジューシーさ。
口に含むととにかくハーブの香りがすごい!肉の風味よりもハーブの印象が強いのですが、味わうほどにその香りに鼻が慣れて、だんだん肉そのものを体感できるような、不思議なお料理です。
味付けは塩コショウではなく、甘めですがコクのある大人タイプのソースが絡めてあります。
ランチというと、お手軽とか簡単とかいうイメージが先行しがちですが、これはランチとは思えないしっかりした見栄え!何よりもまわりを飾る野菜が“手の込んだ料理”だと感じさせます。というのも、大根は煮て、筍は風味良く焼いて、じゃが芋は揚げて・・・といった感じで、この品数にも関らず素材に合わせて調理法が全て違うんです。添える野菜なのに、すごい手間!

パスタも肉料理も、ほど良い量でした。
女性ならこれで結構満足かもしれませんが、なび夫さんはちょっと物足りなさそう。スープやサラダも割安で付けられるので、お腹が空いている日はサイドメニューをプラスするのがいいかもしれませんね。

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シェフ以外に一人しかいらっしゃらない店員さんも、パンやお水のおかわりをこまめに気にしてくださるし、特にパスタは最近一番のヒットかも!と思えるほど美味しかったし、このお店なかなか穴場だわとすごーく気に入ったのですが・・・本当に本当に残念なのが、禁煙席が無いこと・・・。

2つ隣のテーブルでタバコを吸っている方がいて、店内が狭めだからかタバコの匂いがやたら気になりました(灰皿ははじめから置いてはいないので、吸いたい場合は声をかけるようです)。特にお子様連れや妊婦さんの場合は、タイミングによっては少しつらいかもしれません。ただ、換気がいいのかそのお客さんが席を立ったら、すぐに匂いは消えましたけれど・・・どちらの料理も香りも楽しめるものだったのにとっても残念。

でも、イタリアンで久々のヒット店でしたわ。
レジで会計を済ませながら、お店の読み方を「カフェ・イルチェッロ」だと確認。いやー、あのパスタおいしかったなー。次はピザも試してみよう。

と、満足タイプでお店を後にしつつ、右隣のパン屋「ラパス」へ・・・。
やっぱり大食漢なんじゃないのー?

違います、実食レポートのためです。

●トラットリア Caffe il Cielo(カフェ・イルチェッロ)047-458-3328
千葉県八千代市緑が丘3-2-1(地図
営業時間/11:30〜(LO 14:30)、17:30〜(LO 22:00)
定休日/月曜日(祝日の場合は火曜日)
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2006年03月02日

洋食亭ブラームス

以前、高津にあるステーキなどのお店「町の洋食屋 カウベル」のグルメレポート(こちら)をした際、アルフさんから「八千代の洋食屋でオススメなのはユアエルムに入っている荻窪ブラームス。花咲オムライスが最高!デミグラスソースが美味しいです。」というコメントをいただきました。
ぜひとも味わってみたいと思いつつ4ヶ月経ってしまいましたが、この前ユアエルムに行ったときふと思い出し、ちょっと混み出した正午過ぎに入店してまいりました。

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ブラームスの店構えにもシャッターを切ったはずなのに、なぜか?データから消滅しておりましたので解説だけ・・・。ユアエルムの店内は慣れるまではうっかり迷子になってしまいがちですが、駅から奥の奥へ突き抜けていった2階のレストラン街に「洋食亭ブラームス」がございます。
ネーミングの上に「荻窪」とありますが、ルミネ荻窪店のほかにも各所に点在しているチェーン店のようです。ちょっと昔ながらの・・・という雰囲気が漂うレンガ壁に、いかにも洋食といったメニュー見本が立ち並ぶ店頭右手のウィンドーを横目にいざ入店。

思いのほか広い店内には、4人掛けの禁煙席8テーブルと、12〜15テーブルほどの禁煙席があります。また、入って左手にはカウンター席も用意されていました。
お昼時とあって、タイミング良く座れたものの結構なお客の入り様。この日はファミリーというよりは、大人の友人同士といった感じの客層が多いようでした。

さて、そのオススメの花咲オムライスなるものはどこに?とメニューを広げるなび夫さんと私。ずらっと並ぶ定番洋食の数々に紛れることなく、かなり推されて大きく「花咲オムライス924円」と表記されておりました。
地鶏肉と地鶏卵をふんだんに用いたオムライスを当店自慢の濃厚デミソースとどうぞ!と何とも美味しそうに書かれているあたり、期待度も上昇!これは私がいただきます。

じゃあ、と別のを探すなび夫さんが注目したのは、「ビーフシチュー1,890円」。大鍋でじっくり煮込んだ牛バラ肉を濃厚デミソースで!の紹介文と写真の様子にすっかり魅了され、ちょっとお高めなランチを注文することになりました。

ちなみにちゃんとランチタイム用のメニューも用意されていまして、「ハンバーグステーキ887円」や「ポークカツ(カレーソース)987円」など840円〜1,260円位で色々と楽しむことが出来るようです。ライス大盛サービスや、コーヒー付きだったりとサービス面もなかなか。

さて、しばらくして料理が運ばれてきました。
まずはアルフさんオススメの花咲オムライスから。

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もう見た目からトロトロ感がたまりません!大きめのスプーンで、デミソースとの境をさっくり割ってみると、思ったより卵生地は薄く、中からケチャップライスがお目見えいたしました。ライス部分は一瞬、具無し?と思うような均一感がありますが、とろけ気味の小さな玉ねぎと、1cm角ほどに刻まれた地鶏が入っています。
一口食べて、まずはこのバタートーストを思わせるような香ばしい卵の風味に、おおー!
そして、見た目には分かりづらかった玉ねぎが、ほど良くシャキシャキ感を演出するケチャップライスに、おおー!さらに、小さいのに地鶏も柔らかい。

このお店自慢のデミソースも、赤ワインの濃厚すぎるくらいの風味が甘めのオムライスをピシッと引き締めてくれて、丁度良い塩梅です。ちなみに、この奥深い味わいのデミソースには具は入っておりません。
ちょっとばかりデミソースがお子ちゃまには大人すぎる味かもしれませんが、このバター風味といい、オムライスは子供受けもしそうな感じ。

一人で十分食べきれる、女性にはほど良い盛り具合ですが、サラダ(504円〜、取り分けタイプ)とかスープを付けてもいいかもしれませんね。

続きまして、ライス付きのビーフシチュー。

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シンプルだったオムライスに比べて、随分と華やかな盛り付け。大きめなかたまり肉が3切れに、ブロッコリーと素パスタが添えられています。
では早速!と、テレビでよくあるような柔らか肉レポートの如く、あえてナイフではなくスプーンを肉に当ててみました。「すごーい!スプーンなのに簡単に切れるー!」本当です。

口に含んですぐにとろける、という感じではありませんが、ほど良く残る食感と、とろとろな脂の風味に、ご家庭ビーフシチューとの差を見せつけられました。
そして、オムライスにかかっているデミソースとはまた違って、肉汁が溶け出しているせいか香ばしさがプラスされたシチューの味わいに、また感動。このデミソースをパスタに絡めていただくと、その風味をよりしっかり確認することができます。

家で作れば安いのに!なんて思ってしまう洋食ですが、こういう専門店でいただくシチューやビーフカレー、ハヤシライスのお味は、なんでこうも違うんでしょうね。
庶民価格よりかは若干お高めなラインナップではありますが、たまには足を運んでプロの味を楽しんでみるのもいかがでしょうか。

●洋食亭ブラームス(八千代台ユアエルム店) 047-486-1539
千葉県八千代市八千代台東1-1-10ユアエルム2階(地図
営業時間/11:00〜22:00(LO 21:20)
定休日/ユアエルム定休日
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2006年01月09日

パステル イオン八千代緑が丘店

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「なめらかプリン」(294円)でお馴染みのPastel(パステル)が、イオン八千代緑が丘の2階中央あたりにレストランと併設してお店が構えられています。
デパ地下のプリンが身近で購入できるとあって、いつ通っても必ず人が並んでいる人気振り!なめらかプリンも種類が豊富で、常に数種類がずらっとならんでいます。また、パステルならではの「プリンケーキ」(1カット/472円)やチョコレートケーキなど、プリン以外のスイーツが購入できるので、手土産にもご自宅にも気軽に使えるお店です。

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ですが今回は、これらのスイーツを横目に併設されたレストランへ入店して参りました。
お店!というよりは、フードコートの周りに半透明ガラスの壁で囲われた空間・・・という雰囲気で、落ち着かない感じなのかなー?と不安になる外観ではありますが、実際踏み入れますと予想以上に広い店内に驚きます。青と白の縦縞柄のイスや、黄色と青のポップな配色のテーブルなどが印象的で、ちょっと「不思議の国のアリス」みたいです。
買い物している人から中がみえるんじゃないか・・・?という心配もありましたが、全く曇りガラスで外は気になりません。また、天井まで吹き抜けていますが、BGM効果でざわついた感じもありませんし、逆に喫煙席も左奥にあるようですが煙が蔓延することもありません。

さてさて、今日は店頭の黒板にオススメされていた「Pastesl ペアセット(2,992円)」に惹かれての入店です。お好きなサラダ1品、お好きなスパゲティ2品、お好きなドリンク2品にピザおかわり自由!店員さんも「どうですかー?」と声を掛けてくれてまして、でも店の前にある料理見本で見たクリームグラタンがおいしそうだったので「スパゲティとグラタンの2品じゃダメですか?」と伺ったらそれでもOKだったので、迷わず入店しました。

他にも、ペアセットのお好きなスパゲティ2品が1品になったペアライトセット(2,546円)や、サラダの代わりにケーキが付いたパステルセット(1,869円)など数種類のセットがあります。もちろん単品でも注文できますが、複数人ならセットの方がお得かも。また、プラス241円でプリンなどのカップデザート、451円でケーキが食べられます。そして、パスタの量が物足りない人はプラス105円で大盛りにしてもらえるなど、組み合わせはいろいろ。

迷いに迷って決めた料理は、海の幸サラダ(単品714円)、エビとペンネのクリームグラタン(単品924円)、ピリ辛チゲスープスパゲティ(単品1,008円)、カフェラテ、グレープフルーツジュースです。コレが全部でセット価格2,992円ですから、料理だけでも2,646円することを考えるとお得ですよね。

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まずはサラダ。あさり、タコ、エビ、小さいイカのシーフードと、レタス、トマト、玉ねぎ、ムラサキキャベツを和えた冷たいマリネサラダが、かなり多めに盛られてきました。
小皿に取り分けていただきます。全体にドレッシングが行き渡っていて、ボリュームもあるし最後までおいしくいただけました。ただ、皿まで超冷たい!こんなに冷たいサラダだと思わなかったので、はじめ大皿を手にしたとき少々ビックリしましたのでご注意を。

サラダに続いて、店員さんが木で出来た取っ手付きのお盆?に乗ったピザを持ってきてくれました。「おかわりできますので、またお持ちします。」と6枚お皿に乗せてくれました。(結局お腹が一杯で、おかわり出来ませんでしたが・・・)

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薄い生地にトマトソースと少しのチーズがかかっているシンプルピザです。というか、ちょっとパン代わりにいただく感覚のものかも。焼きたての温かいのを持ってきてくれるので美味しいんですが・・・「ピザ」と思って期待すると、微妙にがっかりするかも・・・。

ピザの2枚目をかじっていると、ようやく食べたかったグラタンが到着しましたー!なんか最近デパートの屋上にあるようなレストランに入らないので、なかなかこういうグラタンって食べる機会がありません。熱々で美味しそう!!

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プリプリのエビと、マッシュルーム、玉ねぎが入ったクリーミーで甘いソースに、少々固めに茹でた大きめのペンネが最高!ただ、塩分控えめの薄味タイプで、後から届いたパスタを口にするとパンチが足りない感じがするので、出来れば最後までこれ1品で通していただきたい・・・。
でも私は別の品を口にしてしまったので、やむなくその後塩コショーしてしまいました。

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その塩コショー入れがちょっと面白いんです。上に塩、下に粒コショーが入っていて、ひとつの入れ物で兼用されておりました。へー、便利だねー!と感動して、つい写真に収めてみました。で、どっかで売ってないのかな?と探してみたら、以外とすぐ見つかりました・・・。(オールド・トンプソン「コンビミル」)

オールド・トンプソン コンビミルT-3005

さてさて、そんな塩コショーしなければならなくなった原因のパスタ、これがちょっとパステル?と思うような品なんですが、思いのほかハマるお味だったんです。

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シメジや水菜がトッピングされたチゲスープパスタなんですが、見た目ほど辛過ぎず、酸味が利いていておいしい!そしてスープがクリーミー!!結構量は多めですが、ピリ辛具合に食が進み、ついつい食べ過ぎてなび夫さんの分が少なくなったりして・・・。

食べたかったグラタンと、なび夫さんが選ばなければ注文しなかったであろうチゲパスタ、場所柄ちょっぴり平坦なお味なのかしら?と思っていましたが、どちらもまた食べに来たいと思える美味しさでした。プリンやケーキをお買い求めの際には、ぜひレストランもどうぞ!

●パステル イオン八千代緑が丘店 047-458-5380
千葉県八千代市緑が丘2-1-3 2階(地図
営業時間/9:00〜14:00〔禁煙〕、14:00〜23:00〔分煙〕(LO 22:30)
席数/70席



posted by やちなび子 at 23:07 | 千葉 ☁ | Comment(4) |  > 洋食 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月27日

イタリアン「ビストロ・ピエロ」

今回こちらで食事をするのは3回目。

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2回目に来たのは1年半くらい前だったんですが、そのときは確実に「ピエロ」の看板だけでした。なのに、いつの頃からか、フルル方向に見ると「ピエロ」なのに、反対側は「ありとキリギリス」という全く別の店名が掲げられるように・・・。ちょっと前まで店の前に土が盛ってあったり、ドアに何か貼紙がしてあるし、閉店でもしたのかな?と思っていましたが、今までのイタリアンレストランはそのままに、輸入雑貨のお店が併設されたらしいんですね。
どんな感じで併設されているのか?!そんなところも含めて、今回は「ビストロ・ピエロ」をレポートしてきました。

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こちらの店に一番近い駅は東葉高速線の村上駅なんですが、ちょっと歩くので車で行くのが便利です。右側には14台ほど駐車できるスペースがあり、今日もこちらに停めて入店しました。店の前にある花壇などがメルヘンチックでかわいらしい雰囲気。扉を開けると右側にオリーブオイルや乾麺などの輸入食品が置いてあり、そのスペースからもうひとつ扉を開けた正面がピエロの店内です。そして左側がありとキリギリスという名の輸入雑貨店になっています。

とりあえず、まずは食事から。

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ピエロの店内は少々変わった感じでして、カウンターっぽい席や、上写真のようにウッドで囲われた塀のあるテーブル席、またその奥に普通のテーブル席が用意されていまして、特にこの囲われた席は完全個室のような雰囲気。ちなみに、内側から塀を見ると、漆喰?のようなニュアンスの白い壁になっています。照明も若干暗めで、ランチなんですがとても落ち着いた空気のなかで食事をいただくことができます。

さて、こちらで本日チョイスしましたのは、「おかわり自由の焼きたてパン(315円)」、「グリルチキンのシーザーサラダ(840円)」、そして人気と書いてあったパスタ「プリプリ海老と長ネギのアメリケーヌソース(Lサイズ 1,100円)」の3点。

ピエロでは、パスタはどのソースも同じ料金で、パスタセットやきのこの壷焼きスープセットなどのセット(各420円)と組み合わせると丁度良いSサイズ(70g 630円)、普通盛りのMサイズ(100g 880円)、そしてお子様と一緒に食べたりガツンとパスタを食べたい!というときに最適なLサイズ(140g 1,100円)という量で選びます。また、パスタの種類も自家製生めんと乾めんのどちらかも選べます。

パスタ以外にも、もちろんピッツァメニューもありますし、オレンジジュースとミニパフェが付いてくるお子様メニューもパスタセット(609円)とハンバーグセット(714円)が用意されていますよ。

こんな個室っぽい場所から店員さんを呼ぶときは、壁についた呼び出しブザーをプッシュ。早速店員さんが水の入ったカラフェを持ってやってきました。フレンドリーな感じというよりは、カチッとした接客です。先ほどの3点を注文した後、すぐに自家製パンが運ばれてきました。

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レーズンとくるみのパン、かぼちゃの餡が入ったパン、しっとりクロワッサンの3点。おしゃれな木製の小皿にバターが乗せられていて、それを木のバターナイフでパンに塗るだけで美味しいと思えてしまう!実際にどのパンも温かくて美味しいですが、しばらく放置してしまうと(ミニサイズだからか)すぐに固くなってしまうので、一気にいただいてしまうのが一番です。

引き続き、シーザーサラダや山盛りで運ばれてきました。

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値段が高めだったので予想はしていましたが、やっぱり2人だとちょっと多めなくらいの量!トマトや紫玉ねぎのスライス、サラダ菜?、ローストされた鶏肉などの上にチーズとドレッシングがたっぷりかかっています。若干しょっぱめな味付けながら、皮の焦げ感が香り高い鶏肉が、(ジューシーというより)思いのほかさっぱりしているので調和がとれています。

パンとサラダで私はかなりお腹が膨れてきましたが、ちょっとパスタも食べたかったのでなび夫さんのパスタをLサイズにしておきまして正解ー!しばらくして生めんタイプのプリプリ海老パスタが到着しました。

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名前のとおりプリップリの海老と歯ごたえが残る若干シャキっとした長ネギ、小ネギが具材のシンプルなパスタ。ですが味はシンプルではありません。バターの風味溢れるクリームとも言い難いソースは、鷹のつめ効果で喉の奥がちょっとピリッとする感じです。塩味も丁度良くておいしい!のに、あーん、パスタの種類を誤ったー!

なーんか、太くて舌触りが少しざらつく自家製生めんらしい感じではあるのですが、期待していたもっちり感がちょっと物足りない・・・。うどんか蕎麦かと言われれば、歯ごたえは太めの蕎麦。生めんって、こんなものなのかしら??まずいわけではないんですが・・・。このソースには太いめんが合うとは思いますが、私の好みがきっと乾麺なのかもしれませんね。

各品ともかなり大満足な量でした。苦しいお腹を抱えながら、「帰り際にありとキリギリスを確認しなければ・・・!」とちょっと覗いてみました。

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輸入という言葉がぴったりな雰囲気の小物のほかに、ペイントされた洗面台のボールや、おしゃれな表札なども置かれています。スペースは縦長に広がっていて、奥には打ち合わせコーナーもありました。でも、お店の人は居ません。小物などの会計はピエロと一緒なのかしら??どちらにしても、展示も小物もそんなに数は多くないですし、どちらかといえばリフォームとかの方がメインのよう。食事のテーブルにこちらのお店の詳細カタログなどがありましたから、料理を待つ間に商品を眺めて、気に入ったものがあれば直接電話で問い合わせてみるといいかもしれませんね。

余談ですが、毎週木曜日は「パンの日」とされていて、食事を注文した方に今回頂いた自家製パンがサービスらしいですよ!

●イタリアン「ビストロ・ピエロ」 047-480-7525
千葉県八千代市村上4373-2(地図
営業時間/11:00〜14:30、14:30〜17:30(ティータイム)、17:30〜22:30(LO 21:30)
定休日/月曜(祝日の場合は翌日)
駐車場有(14台)
ホームページ/http://www.just.st/?in=304879

●輸入雑貨「ありとキリギリス」 047-481-2226

〔関連レポート〕
2007年03月08日 四季食彩de「ビストロ・ピエロ」
posted by やちなび子 at 22:22 | 千葉 | Comment(5) |  > 洋食 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月17日

リストランテ「CASTELLO(カステッロ)」

■八千代ナビ!提供レポート■■

今回はメールで写真と一緒に投稿いただきました!hussyさんからの提供レポートです。
(hussyさん有難うございました!なお、いただいた情報をつなぎ合わせるため、若干こちらで文章を追加させていただきましたがご了承ください。)

#005 (レポート提供者/hussyさん)

296号成田方面から水道路(こぶし通りというらしい)に入り佐倉方面へ。
京成臼井駅を通過し、2個目の信号(鳳翔団地ホウショウダンチ)を右折して間もなく左手にあるのがこちら「CASTELLO(カステッロ)」。

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カステッロ、イタリア語で城。
こちらのレストラン、臼井周辺の雰囲気とは全然違います。
豪華な佇まいではありませんが、クリーム色の外壁とオレンジ色の屋根、庭には噴水と扉へ続く石畳のポーチ。立地も高台にあって、周囲が見えないように造られているので、辺りの町並みが見えず「異空間」のよう。落ち着いた非日常の雰囲気が味わえます。
レストランの中から見る限りは、ちょっと散歩したくなるような庭とテラスがありました。

この周辺では「他には無い」レストランです。

店内の席数は70席で、禁煙・喫煙は分かれています。
ですが、雰囲気は「大人のレストラン」といった感じで、小さなお子様には不向きかも知れません。(ハイチェアの有無は確認してません。なお、オムツ替えはありません。)
お父さん、お母さんのお手伝いなしに大人しく飽きずに食事ができる年齢のお子様なら問題ないと思います。そんな雰囲気なので、(お子様メニュー等は確認していませんが)多分無いのでは・・・。

客層は週末のランチだったので、小さな子供のいない家族連れが多くを占めていました。
小学生くらいのお子様を連れた家族連れもいましたし、年配のご夫婦や女性のみのグループも多いです。平日ランチは殆どが女性のみのグループです。

店員は丁寧に料理を説明します。フレンドリーさはありません。
いつも満席状態なので、もう少し店員の人数がいてもいいのでは・・・と、思わなくもないが出張らないので、会話に集中することができます。

今回は、ランチコース(\3,200、\4,200、\5,800)の中より\4,200のコースを注文

◆季節のオードブル(前菜盛り合わせ)

8種類の魚介の前菜が彩り鮮やかに盛られ、見た目にも楽しい一品

◆季節のオードブル(牡蠣のフリット)※数種類から選ぶ

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 牡蠣とパンチェッタ、カマンベールチーズの前菜。
 牡蠣は生臭さは無く、潮の香りはしっかりと残っている。

◆本日のショートパスタ(トリュフのラビオリ)

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 濃厚なクリームとチーズで和えてあるので、ずっしりとしそうだが、さほど重さを
 感じない適量。

◆本日のロングパスタ(桜海老と自家製ドライトマトのスパゲティ)※数種類から選ぶ

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ドライトマトは戻す際に梅干のように酸っぱくさせがちだが、程よい酸味とプリプリとした桜海老がマッチして、少ない量ではないが軽く食べられた。

◆メイン料理(和牛の赤ワイン煮)※数種類から選ぶ

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お肉はとてもやわらかく、付け合せのきのこのフリットとよく合う。ソースも、味が濃くなりすぎず、重圧感を感じすぎないようにコースの中にうまく組み込まれている。

◆デザート(コーヒーゼリー&ババロア、チョコレートケーキ、はちみつのアイスクリーム)

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甘いものが好きな方には何てこと無いかも知れないが、ちょっとコースのデザートとしては重すぎ。チョコレートケーキが生チョコレート程のボリュームを持っているのに、アイスもはちみつとは・・・。甘くないバニラか、カシスやクランベリーのシャーベット等が好ましいかも。コーヒーゼリーは苦くて美味しかったけど、またババロアはとても甘かった。半分以上食べられず。。。

◆コーヒーor紅茶>

お料理に関しては、全体的にバランスも良く、どれを食べても美味しかった。また、どのテーブルも美味しそうだった。前菜とパスタの2品目とメインを選べるのだが、どれにしようか悩むほど魅力的なメニューが多かった。

難点を言えばデザートが重すぎ。甘いものは別腹の人には良いかも知れないがデザートも選べたら満点でした。コースの後でなかったら、美味しく食べられたと思うんですけどね。

ちなみに、6人のグループから個室が使えるそうです。
2階にあるらしい?(行ったことはありません)
いくつか間仕切りできるスペースもあって、少人数のパーティもできそう。もちろん貸切のパーティ、ウエディングできます。

******余談********

勝田台の「貝殻亭」裏にできた喫茶店へ行こうと寄ってみました。
貝殻亭とは同グループのようです。
1階ケーキ店はオープンしてましたが、2階喫茶コーナーのオープンは12月とのことです。ケーキ、とても美味しそうでした。美味しいスイーツでお茶するスポットが中々無い八千代市民としては嬉しいですね!(洋菓子店「ル・ジャルダン・ドゥ・ソレイユ」のホームページはこちら

●リストランテ「CASTELLO(カステッロ)」 043-489-8951
千葉県佐倉市臼井1567-2(地図
営業時間/11:30〜15:00(LO 14:30)、17:30〜22:00(LO 21:00)水曜定休
※お店のホームページはこちら
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2005年11月04日

明治ファッションスタイルレストラン「馬車道」東習志野店

今回は洋食がおいしいお店シリーズです。

車のオイル交換などをするときは、いつも「ジェームス東習志野店(こちら)」に車とキーを預け、その間にとなりにあるレストラン「馬車道」で夕飯を食べたりしています。このジェームスがある東習志野ショッピングモールには、ご存知のとおりほかにも「ラオックス」や「TUTAYA」、スーパーの「つるかめランド」、「マツモトキヨシ」などが併設されています。また、道路を挟んだ向こう側には「ロイヤルホームセンター」もあり、時間をつぶすには事足りません。

今までは専らラオックスに入り浸っていたのですが、1年ほど前だったか規模が縮小し、1階がTUTAYAになってしまいました。しかも唯一商品が置かれている2階にまでゴルフ用品が幅を利かせてすっかり品揃えが悪くなってしまったため、あまり時間をかけて見たいものがなくなってしまいました。夕方以降に行くと他のお店も閉まっているし・・・。外観が変わっていて遠ざけていたレストラン「馬車道」に入ろうと思ったのも、お気に入りのラオックス(に置いてあるマッサージ機)がこんな状態になってから。時間もあるし、ちょっと入ってみようか?と1回食事をして以来、毎回ここのレストランに入るのがお決まりになってしまいました。

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※中央写真の営業時間は若干異なります。(正 11:00〜26:00)

このお店のコンセプトは、“古き良き明治ロマンにタイムスリップ”。外観も一見すると何やさんだか分からない店構えで、入口には「開館」の札。窓ガラスに至ってはステンドグラス仕様で微妙に中の様子が見えないため、さらに入りにくさを増長させています。金額もどの程度のレベルなのか、その以前にどんな料理が出てくるのか??

開館の札を脇目に通り過ぎ、入口に置かれたメニュー表をちら見すると洋食のお店みたいです。ですが、正面にはフロアサービスの方が矢絣(やがすり)に袴というロマン調な出で立ちでうろうろしていますし、手に持っているのは丼のようだし・・・。

このロマン調な感じは、人ばかりではありません。店内もこのとおり、キャンドルの置かれたテーブルや古時計がキレイにレイアウトされており、普通のレストランにはない不思議な高級感が漂っています。そうそう、広々としたフロア内にはボックス席がいくつもありまして、禁煙・喫煙としっかり分かれています。また、座席との境にはかなり高めの仕切りがしてあるので、あまりまわりのお客さんが気になりません。

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席について、メニューを広げると、まずは洋食というよりイタリアンな内容がずらり。中頃から「横浜開港スパゲティ」なるものもチラホラ出始め、後半戦は和食料理がお目見えしました。結構選択肢は幅広いです。しかも、どれも写真がきれいで美味しそう!今日も何にしようか迷いましたが、こちらでいただけるお料理のうち、お店が誇る生パスタを使った各種スパゲティは選びたい!ということで「きのことチキンの和風スパゲティ 青さ海苔添え」(903円)をセレクト。あと、写真に誘惑されて「秀作ハヤシオムライス」(1,029円)
を注文しました。

店内はかなり混雑しており料理が出るまで多少時間もありましたので、テーブル上にある「特別限定おせち料理」の紹介を読んでみました。『東京サミット開催時に各国首脳のお食事を手掛けた灘万本店総料理長が仕上げた特選おせち料理!21,000円也』・・・高っ!!誰が買うのかしら??でも美味しそうなんですけれどもね。(電話で予約できるみたいなので、気になる方はこちらからどうぞ。⇒紹介ページ

おせち料理から、話題が今年の年末の過ごし方について飛び移ったころ、注文した品が到着し始めました。(今年は帰省するのかなー??そしたらやちなびはしばしお休み?)

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まずはきのことチキンの和風スパゲティから。
テーブルに運ばれると、磯の香りがふぁーんと広がりました。ひゃー、青さ海苔のいい香り!香りもさることながら、具も一般的なきのこスパに比べてかなり割合が多めです。鶏肉、しめじ、えのき、きくらげ、しいたけ、白髪ネギなどなど。きのこの風味のなかでも、しいたけが目立っています。ちなみにこのメニューはピリ辛味と併記されていたのですが、唐辛子の輪切りを含むと辛さはありますが、スープ自体に溶け込んだピリ辛感はさほど強くありません。むしろ、このくらいの辛味があった方がアクセントになって美味しい!

この手の和風スパゲティは大抵薄味になりやすいですが、ほんのりニンニクも効いているのか食欲をそそる風味で、塩気も食べ続けるには絶妙な加減です。最後まで飽きのこない味付けですし、量も結構ありましたからかなり満足度大!

一方、こちらはオススメメニューになっていたハヤシオムライス。

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これも美味しかったんです!ハヤシの部分はシンプルに牛肉と玉ねぎ、マッシュルームだけの具材で、オムライスの脇に添えかけられています(ただ、若干少なめ?)。また、トロトロタイプで厚めに焼き上げられた卵の上には、ケチャップソースにフレッシュトマトの角切り、数種類のきのこソテーが盛り付けられて見た目にも鮮やか!

スプーンでオムライスを削ると、中にはグリーンピース入りケチャップチキンライスが薄味めでお目見えです。まわりの濃い目に調味されたソースと、中の緩やかに味わいが広がるライスの融合加減はまさに絶妙。おいしー!

以前カルボナーラなども注文しましたが、どれも今のところはずれはありません。八千代からは車がないとアクセスが悪いですが、ぜひ召し上がっていただきたい!一押しのお店です。

●明治ファッションスタイルレストラン「馬車道」東習志野店 047-403-7431
千葉県習志野市東習志野7-4-10(地図
営業時間/11:00〜26:00
※駐車場有
※カード利用不可
※馬車道ホームページはこちら

⇒八千代近辺には他に「佐倉店」もあります。
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2005年10月24日

レストラン「フライング・ガーデン」千葉ニュータウン店

八千代近辺の「おいしいハンバーグ屋」と聞かれたら、間違いなくここをオススメするであろうお店、レストラン「フライング・ガーデン」を今回はレポートしてきました!

ここは、「爆弾ハンバーグ」が有名なチェーン店です。群馬や栃木、埼玉あたりではよく見かけますが、千葉にはここを含めて3店舗しかありません。ジョイフル本田の向かいにスポーツデポなどが出来始めたころに、このフライング・ガーデンも開店したのでまだまだキレイな新しめのお店!

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今日は12時半頃に入店したので、既に満席状態でしたが、かなり席数があり回転も良いようで、わりとすぐに禁煙席がある中央より奥側のスペースへ案内されました。内装はカントリー風でもあり、ディズニーランドの一部のようでもあり、ちょっと面白い雰囲気。天井が高くて、席もゆったり広めのボックスタイプが数多くレイアウトされています。(長いすになっていてお子様も安心して座れますが、さらに子供用のイスも借りれます。)

いつもに増してお子様連れのファミリーが沢山いらっしゃいましたが、夜遅めに来ると若者で賑わっていて、この店の客層はかなり幅があります。というのも、この目玉商品「爆弾ハンバーグ」が子供にも大人にもウケるから?!子供の頃、ステーキやさんでグラム数の多い大きなお肉やハンバーグに、とても心惹かれた思い出がありますが、ここではスタンダードな200gと、どーんとダブルでやってくる400gタイプが用意されています。どちらも同じく熱々の鉄板にジュージューいいながら乗せられてきますが、見た目よりもずっとボリューミー。

やっぱりここに来てこれを頼まずして帰ることは出来ません!ということで、私は200gの爆弾ハンバーグにAセットを付けて(880円+360円・税抜)、なび夫さんは400gのダブル爆弾(1,280円)を注文しました。残念ながら日曜だったのでこのお値段ですが、平日と土曜の11:00〜16:00まで扱っているランチメニューはお得です。この爆弾ハンバーグにライスとスープがついて980円!(その他メニューもライス・スープ付きでお安くなっています。ちなみに、ライスやドリンクのコーヒーはおかわり自由!)

ハンバーグを注文すると、まずはソースのセットを運んでくれます。和風・ガーリック・洋風わさびの3種類で、どれも独特の風味がありますがハンバーグの味を消さない程度のほどよい感じです。私はオニオンと大根おろしに黒胡椒がたっぷり入った和風ソースが好みですが、なび夫さんはガーリックソースがシンプルで好きだそう。

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それから続けてサラダが出てきて、ハンバーグ到着までしばらく時間が空きます。このサラダ、片方はAセットのサラダでもうひとつはダブル爆弾についてくるサラダです。ダブル爆弾は鉄板一杯にハンバーグが横たわることを考慮してか、ニンジンのグラッセもポテトも彩りというものは一切添えられず、ただただハンバーグだけが乗っかってきます。そのため、別でサラダが別盛りされているようです・・・が、やっぱり鉄板にハンバーグだけだとちょっと見た目に微妙な感じもしますケド。

彩りの良いハンバーグになっているのが、こちらの爆弾ハンバーグ200gタイプ。

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まずは、ハンバーグが丸で1個鉄板に乗せられてくるのですが、到着するや否や、店員さんがドレッシングセットの傍らにあるナイフ&フォークを手に取ります。そして、「紙ナフキンを広げてください」という指示のもと私が手元に広げた瞬間、ハンバーグの横っ腹をざくざくざく・・・!ジュァー!パチパチパチィー!ひぇぇぇ。

気づくと切られた断面を下にした、二つのハンバーグ。「どのソースをおかけしますか?」と選択を迫られますが、今日は色々かけたかったので自分でかけますと伝えました。ハネが気になる方は、お店の方にかけてもらったほうが無難です。そうして調理が完了したハンバーグ、食べる頃にはほどよくミディアムになってとってもジューシー!

アレかけて、コレかけて、なんて味を楽しんでいると、あっという間に食べきってしまいます。スーパーの200gや400gのお肉を思い出すと、ちょっと恐ろしいですけど・・・。最後まで熱々で美味しいハンバーグ、食べるならここです。

●レストラン「フライング・ガーデン」千葉ニュータウン店 0476-48-4133
千葉県印西市草深1983-4(地図)スポーツデポのとなり
営業時間/11:00〜26:00
※お店のホームページはこちら
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2005年10月19日

「菜々畑(さいさいばたけ)」牧の原モア店

※閉店しました
危うくお蔵入りにするところでした・・・。本日は、遅ればせながらモアで唯一食事をしたお店「菜々畑(さいさいばたけ)」の実食グルメレポートです。

このお店は、モアの数少ない(フードコートではなく)独立した飲食店のひとつで、パスタやグリル料理を扱うお店です。丁度ボーリングも出来るアミューズメント施設の向かいにあります。恐らく、相当混むと思われますが、まだ夕飯には早い時間帯だったので、並ぶことなくすんなり入店することができました。

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入口は若干狭いような印象を受けましたが、左奥に続く店内は予想以上に広々としていて、真っ白なイスや丸テーブルが清潔感を装っています。イスだけではなく、きちんとボックス席にソファーがあって、お子様も安心して座れるようになっています。

また、中央には大きめなドリンクバー(280円)が目にとまります。右側に列を成す10種類もの野菜ジュースが美味しそう!ベジタブルメインの料理を提供するお店だけあって、豆乳マンゴージュースや、キャロットジュースなど、他の飲食店ではお目にかかれないラインナップ。もちろん、普通の炭酸ジュースの機械や、コーヒー・紅茶なども置いてありました。

メニューには、グリル、パスタ、グラタン&ドリア、ピザが彩りよく紹介されています。ただ、こういう雰囲気のお店には珍しくお水などがセルフなので、料理の値段はちょっぴり高いかな?という感じはしましたが・・・。こんなものかしら?ちなみにそれぞれ380円プラスすればパンとスープ(若しくはサラダ)がついてくるセットにすることも出来ます。

今日は、パスタから「グリル野菜と海老のクリームソース」(980円)と、グリルから「サーロインのグリル 九条ねぎと3種のきのこの塩ダレソース」(1,480円)を注文しました。どちらも単品です。

まだオープンしたばかりで、手際の問題なんだと思いますが、ちょっと遅れ気味でまずパスタが運ばれてきました。ゆがんだようなおもしろいお皿にちょっとびっくり!

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具材は、ズッキーニ、なす、パプリカ、海老、じゃが芋で、パスタは普通の太さのものです。こんなにおしゃれな感じなのに、用意してあるのはフォークではなくお箸。パキンと割って、いただきまーす・・・。

・・・。

なんか、ものたりなーい。

すみませーん、お塩と胡椒いただけますか?・・・そして調味。
うん、美味しくなった!と、喜びながら食べ続けました。(いいのか?それで)

パスタも終盤に差し掛かろうとした頃、ようやく、ようやく、腹ペコなび夫さんの前にグリル料理が到着しました。なんせ、オープン直後ですからね、わぁ、なび夫さん!怒らないで!

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こちらは、オニオン揚げ、エリンギ、まいたけ、マッシュルーム、水菜、ミニトマトに彩られた上に、九条ネギと厚めにカットされたサーロイン肉6コが盛られている一品です。お肉は、思ったよりしっかりした歯ごたえ。濃い目の味付けで、ご飯かパンが欲しくなりました。(というか、これはセットで注文するべき品でしたね。)ちなみにこちらも、お箸でいただきます。

ちょっとばかり、接客に難色?といった感じでしたが、それもきっと解消されることでしょう・・・。味はけっこう美味しかったですし。

今度来たときには、ドリンクバーを注文して、グリルを待つ間も穏やかでいられるように工夫しましょう・・・って、そうか!そのためのドリンクバーだったのね。

●「菜々畑(さいさいばたけ)」牧の原モア店 0476-40-6166
千葉県印西市草深原2072(地図
営業時間/10:00〜24:00
※「八千代ナビ」牧の原モアレポートはこちら
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2005年10月13日

町の洋食屋「CowBell(カウベル)」

肉が食べたーい!!

焼肉じゃなくて、しゃぶしゃぶでもなくて、肉々しいカタマリをがっつりと!そんな欲望を満たしてくれるステーキハウス・・・?八千代のどこにありましたっけ。思いつくのは、前にバーベキューリブを食べに行った緑ヶ丘イオン2階にある「トニーローマBBQハウス」くらい。そういえば、よくチラシが入っている「カウベル」って、あれステーキハウスだったよね?

思い立ったように、本日は「カウベル」まで車を走らせました。場所は高津団地方面にあるゲオのすぐそば。名前からしてカントリー風の小屋っぽい感じだと思ったのですが、レストランの方が相応しい雰囲気。とはいえ、店の横側にいる牛がステーキハウスっぽくもあります。

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「いらっしゃいませー!」「いらっしゃいませー!」「いらっしゃいませー!」何度も何度も調理場から、お出迎えの挨拶をしてくれているのは、白髪のシェフ。チェーン店かと思っていたので、とてもアットホームな印象に少々驚きました。店内は、(1年前にリニューアルしたらしくとてもキレイな)テーブル席が18ヶ所位ある広さで、照明もどちらかといえば少しアールヌーヴォー調なデザイン。いかにも子供が想像するレストランといった感じですが、やっぱりアットホーム。これは、接客ひとつひとつが丁寧な、店員さんの影響?

挨拶もそうでしたが、メニューの説明も口先だけじゃありません。ちゃんと写真のきれいなメニューがあるにも関わらず、さらに手描きのセットメニューなどを3,4枚追加してくれます。そして、オススメのメニューを指し示しながら「これはとても良い肉を使ったなんちゃらセットで、こちらはお好きな量だけカットしてお出しするなんちゃらセットでございます・・・」色々と丁寧に付言してくれました。

オススメの料理と言われて、何となくじゃあそれで・・・。と流されて、本日のメニューを決定いたしました。「備長炭焼ステーキディナー やわらか厚切り牛フィレステーキセット」の肉150g(1,980円)と、「ハンバーグ(200g)ステーキセット」(1,280円)の2セット。それぞれセットなので、菜園ミネストローネスープ、ライス、ドリンクが付きます。

ちなみに、先ほど店員さんが説明していた肉の量が選べるメニューというのが、カウベルオリジナルの「オーダーカットステーキ」です。“あなたのためにあなたのグラム数で!”という謳い文句通り、1g=14円で特選和牛サーロインを提供してくれます。(ただし、200g〜。+680円でセット可。)他にも洋食系が揃っていて、各種オムライス980円やお子様ランチ680円などもあります。ちゃんと子供用のイスも脇に用意してありましたよ。

注文してからもメニューを開いているところに、店員さんがスープと肉用の様々なソースを持ってきてくれました。

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ソースは全部で3種類。左奥から時計まわりに「和風オニオンソース」「ガーリックソース」「特製レモンソース」で、これに「天然素材の合わせ塩」が追加され4パターンの味を楽しむことができます。これを手前の白い小皿に分け、付けていただくようですので、待ちきれずに流し込み、もう準備万端状態。はやくー!お腹空いたー!肉ー!

そんな願いが通じたのか、思ったより早くご到着。フィレステーキ肉です。

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店員さん曰く、ホテルで扱うようなやわらかいフィレステーキで、ぜひ、ぜひ食べていただきたいセットでございます、との由。上からは小振りに見えますが、3cmほどの厚みがあります。ミディアムレアの肉の表面には、次々と肉汁が・・・。その下には玉ねぎが敷き詰められ、にんじんのグラッセとサツマイモ、じゃが芋が添えられております。

やわらかいといっても、高級レストランの霜が差した脂たっぷりの肉ではなく、あくまでも赤みのおいしさ。食べたかった肉らしい肉!まさにこれです。やっぱりこういうタイプの肉は、シンプルな塩が一番味がひきたっておいしいですね。ソースだとその味になってしまって、あまり好きではありませんが、しいて言えばオニオンとガーリックは良かったですよ。(レモンは・・・なんだか人工的かも。)

向かいでは、ほつほつとハンバーグを頬張るなび夫さん。

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このハンバーグ、玉ねぎもパン粉も一切使わず牛肉のみで作っているそうです。なので、若干口当たりが固めですが、筋のないステーキを食べているような感覚。横からつまみ食いしましたけれど、ステーキよりも脂がのっていてかなりジューシーでした。こちらには、和風玉ねぎソースだけがついてきました。

どちらも肉の味が楽しめて、変に肉の脂で気分が悪くなったりしないあっさりした食後感でしたから、あっという間に食べつくしてしまいました。ふー、満足満足。

帰り際も、調理場から白髪のシェフ他数名の店員さんが、「ありがとうございましたー」の輪唱状態。なんだか、こちらも自然と笑顔で「ごちそうさまでしたー」。

がっつり肉を食べたくても、なかなか厚切りステーキ肉をご家庭で焼くのは至難の業。やっぱり、こういうお店で絶妙な焼加減の肉を頬張るのが一番!

●町の洋食屋「CowBell(カウベル)」 047-487-1100
千葉県八千代市高津東2-5-24(地図
営業時間/11:00〜23:00(LO 22:00)(定休:火曜)
※店舗裏側に駐車場40台有り
posted by やちなび子 at 00:00 | 千葉 | Comment(5) |  > 洋食 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月20日

ゆりのき台新規オープン!「トラットリア ラ・カポ」

2010年11月27日 残念ながら閉店してしまいました。今までどうもご馳走様でした(>_<)

先日「気になるお店レポート」で新規オープンをお伝えしたイタリア料理店「ラ・カポ」へ、ランチを食べに早速行ってきました!

外観から、ちょっと気取った感じのお店なのかな?とドキドキしながら入店したのですが、白い壁紙とチェアが映える明るめのレイアウトで、お店の方もどちらかと言えばカジュアリーな雰囲気です。
店内は、正面奥に厨房が見え、左右に小さめのテーブルが9つほど、計20席ほどがバランスよく並べられています。白地に濃い目の茶色い足の付いたチェアと、モダンな感じのライトが印象的です。(ちなみに、こちらのオーナーは元都内レストランのシェフをされていたそうで、お店の方3名全員が男性!とても気立てのよい爽やかなオーナーさんです。)

本日は1,500円のランチを注文しました。
内容は、前菜・パスタ&肉料理・デザート・ドリンクで、パスタは5種類から、ドリンクはコーヒー・紅茶・桃の紅茶など6,7種類から選べます。(このパスタは2週間位で5種類全てを変更するそうです)

まずは前菜から。

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⇒かぼちゃ(ガーリック風味で唐揚げっぽいような感じの味付け。)
⇒小魚のフリッターとにんじんのマリネ
⇒ハム(若干しょっぱめですが、甘めのかぼちゃとバランスが取れています。ワインが飲みたくなる感じ・・・)
⇒フレッシュトマトソース添えのオムレツ

食べ終わると、(丁度お客さんが少ない時間だったこともありましたが)とてもタイミングよく下げてくれまして、メインのパスタ&肉料理が運ばれました。

こちらが、「じっくり煮込んだラグー(=煮込んだ)ミートソース」

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そしてこちらが、「あさりのボンゴレビアンコ(白ワイン)」

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ミートソースの具はかなりシンプルで、肉のコクが楽しめる本格的タイプ。ただ、ソースがたっぷりかかっているせいか、しばらく食べているとちょっとしょっぱいかも。。。濃い味好みの方にはオススメ。

ボンゴレビアンコの方は、これは絶品!
白ワインの風味たっぷりの小ぶりなあさりと、大きめにカットされたにんにくがバランスよく絡んで、しっかりした味付けです。そして全然飽きない!(こっちをなび夫さんが頼んだのに、ほとんど私が食べてしまった。)

見た目は量が少なそうですが、結構ボリュームあります!
それなのに、隣にもお肉料理がいらっしゃいまして、いやー、食べれるかなーと躊躇しましたが、全然見た目ほど重くなく逆に後味さっぱりなんですよ。これが。

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中は鶏肉で、まわりに本当にやわらかい衣がついていて、切ると皮目との間にトマトソースがちらっと見えます。肉はジューシーなんですが、肉も衣も無駄に脂っこい感じがなく、おいしくいただけましたよ。

最後にシフォンケーキのデザートとアイスコーヒーで終了。

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はー、超お腹一杯!

このあたりで1,500円だと少々お高めな感もありますが、前菜もデザートもしっかりしているし、何かの会をお昼にする時にはいいかもしれませんね。
こういうタイプのレストランは、お子様連れでは気が引けるという方もいらっしゃいますが、こちらのお店は、お子様連れ大歓迎!楽しくファミリーで召し上がってください!というコンセプトだそうで、その点でも気軽に利用できそうですね。(子供用のチェアはありませんが、右側にベンチの席があります。)

ちなみに、予約は座席の半分だけにして、直接来店されたお客様でも入店できるように工夫されているそうですので、「今日はイタリア料理が食べたいなー」と思い立った日は、ぜひ足を運んでみてはいかが?

●TRATTORIA La・Capo(トラットリア ラ・カポ) 047-486-8283
千葉県八千代市ゆりのき台2-5-6(地図
【営業時間】ランチ11:00〜14:45(LO/14:00)、ディナー17:30〜22:00(LO/21:00)
【定休日】月曜日
【駐車場】有り/3台
※全20席
※貸切有り(要問合せ)

【ホームページ】http://sagasou.com/lacapo/top/index.html
posted by やちなび子 at 01:16 | 千葉 | Comment(11) |  > 洋食 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月30日

イタリアンテーブル「ジーナジーノ」(イオン八千代緑ヶ丘店)

※閉店しました
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イオン八千代緑ヶ丘店がH17.4月にオープンしてから早5ヶ月。4階のフードコートは随分とお客さんの入りに差が出始めてきましたが、この「ジーナジーノ」だけは、平日でも夜遅くでも、いつ行っても列が絶えないんですよ。

ここは、手延ばしのナポリピッツァを窯で焼き上げた熱々もっちりピッツァが超おいしい!!バラエティ豊かなスパゲティや、リゾット、ドリアなどサイドメニューもありますが、オススメは断然ピッツァ。

中でも、ちょっと他では食べられないのがフルーツピッツァというデザート感覚でいただける種類で、「キャラメルバナナ(390円)」「りんごとマーマレード(390円)」や、季節限定のフルーツモノもあります。

はじめは、スタンダードな「モッツァレラチーズとバジリコ(380円)」で大満足だったのですが、モノは試しで挑戦した「キャラメルバナナ」を知ってしまって以来、ここではこれだけを注文することもしばしば。
温かい生地に甘いバナナと甘さひかえめ生クリームがどどどーんと惜しげもなく盛り広げられ、その上からキャラメルシロップがこれまたたっぷりとかけられています。
食べるときはフォークとナイフをカウンターから持ってくることをおすすめします。
手だとベタベタになるので、私は切り分けて、皮でバナナをまいて、一気にほおばっています。
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お気づきでしょうが、このジーナジーノ、フードコート価格でとても安いんです!「シーフードピッツァ(480円)」が一番高いピッツァですよ。普通のピッツァ専門店に引けをとらない本格的な料理で、この価格帯なら、並んで待っても我慢できます。
ちなみに、最近はきちんとピピー、ピピーっというお知らせベルを渡してくれるようになったので、席で待つこともできます。

●追加情報! 2005年12月9日

キャラメルバナナが恋しくなり、久々にジーナジーノに向かいました。
キャラメルバナナのメニューを何気なく探しましたが、あれ?なんかメニューの雰囲気がちょっと違う・・・。どこだろう?すみません、バナナのは・・・。「期間限定のメニューだったので、今はありません。」

えーーーーーーーー!!!!!!

じゃ、じゃあ、他のフルーツのピザは??って、それもないんですね・・・。
あまりの衝撃に、なら結構ですとも言えず、とりあえず以前は「モッツァレラチーズとバジリコ(380円)」だったと思われる「マルゲリータ(480円)」を注文してしまいました。
心なしかピッツァの種類が減ったような・・・?そして若干高くなったような??以前シーフードは480円と紹介しましたが、630円になっています。

ですが、店頭看板には「サイズアップ!」と新たに追記されていることに気づきました。
サイズアップ?

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皿からはみ出るその様子に、ちょっと納得。100円分は、一回り大きくなった生地と、カットトマトプラス分でしょう。

とはいえ、やっぱりもっちり生地とお味は変わらず美味しい!

でも、でも・・・

なんで、バナナやめちゃったんですかー?!もう、それだけがショック。しばらく立ち直れません。はじめ期間限定なんて、言ってなかったじゃないですか!
だったらもっと食べに行ったのに!

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「ジーナジーノ」イオン八千代緑ヶ丘店 047-458-8321
※ラストオーダー22:30
※全品持ち帰りOK!事前に電話で予約すると、焼きたてのピッツァも待たずに買えます!
 (配達は不可)

イオン八千代緑ヶ丘ショッピングセンターホームページ
posted by やちなび子 at 00:00 | 千葉 ☁ | Comment(7) |  > 洋食 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする