↑ 2013年9月のマル奈梨園さん。
豊水の時期も終盤を迎え、ようやくジャンボ梨「新高」が出回る時期となりましたので、再びおいしい梨園としてご紹介しました「マル奈梨園」へ足を運びました。昨年は新高が不作であっという間に時期が過ぎてしまいましたが、今年はどんな具合なんでしょうか?
いつものとおり店先にはお母さんと、今日はお父さんがのれんの奥に見えました。こんにちはー。と声を掛けると、「あらー、八千代ナビを見ていらっしゃった方が沢山見えたのよー!今年は“長十郎はありますか?”と尋ねて来られる方が多くて・・・」と、第一声にうれしいお話!レポートをご覧になった皆さん、ありがとうございました。八千代ナビ限定のサービスを思い切って頂いてきた甲斐がありました。いかがでしたか?おいしかったですよねー。
今日は新高を買いに来たんですとお伝えすると、今年は途中で雨が続いたので日照時間が多すぎず、どれもかなり大きめの良品に仕上がったとのこと。
確かに・・・。
大きいものだと1個1.2kgはあるそうですが、贈り物にするには話題性のある大きめの新高を選ばれる方が多くて、すぐに売れてしまうんだとか。新高は、大きいほど味が乗っておいしいそうです。もちろん小さめのものを選んだとしても、新高独特のシャキシャキ感や、若干の酸味はそのままでおいしいのには変わりありません。小さめといっても、豊水と並べると全然大きいですからね。
私も実家への手土産用に1kgの大玉(1,000円)と、自宅用に若干小さめのものも混じった4個入りを1袋(1,000円)購入しました。この大きさを実感できるように、1kgの新高を携帯電話と並べて撮影。(8等分に切ったら大きすぎて楊枝で支えきれませんでした・・・。)
今日は、おまけに2種類の変わった梨をいただいてきましたので、ちょっとご紹介。
ひとつは、新高の枝変わり(突然変異のようなもの)で、20世紀のような真っ青な梨です。
切ってもいないのに、甘い香りがふんわり。初めて見ました・・・。「採れたタイミングによって、買いに来てくださった方に配るくらいで、売ってはいないのよ。」とのこと。家で包丁を入れると、若干やわらかめの感触。味わいは、やっぱり何となく20世紀に似ている感じがしました。そして、食べた瞬間に鼻に伝う香りが印象的。新高のイメージとは随分かけ離れていましたが、爽やかさという部分では似ているかも。
もうひとつは、「幸水」と「にっこり」という梨から出来た「あきづき」。こちらは、数は少ないですが、9月末くらいに販売していたようです。
まさに幸水!とてもみずみずしくて、歯ごたえもしっかりしていて、且つ甘みと酸味が丁度いい。しかもかなりの大玉。うーん、これは凄く好きな梨かも。(来年は9月末にも見に来なければ・・・。もう無いのかしら?)
今回も色々と聞き込んでしまいましたが、梨の系図まで持ち出してお父さんとお母さんで丁寧に説明してくださいまして・・・。本当に、お忙しい中ありがとうございました。こんな和みの梨やさん「マル奈梨園」も、あと2、3週間で今年も販売終了の時期を迎えてしまいます。新高は固めの梨なので冷蔵庫でかなり日持ちしますし、ぜひ今年最後のおいしい梨を堪能しに行かれてみてはいかが?
(毎年10月下旬頃販売終了)
●千葉県八千代市の梨園「マル奈梨園」 047-484-2838
八千代市村上1005(地図)千葉英和高校ひだり
【営業時間】8:30〜9:00 から 18:30〜19:00位 まで
【ホームページ】http://maruna74en.wixsite.com/maruna74en
※まだまだ続いています!八千代ナビ限定お得情報。「八千代ナビ見ました」の一言で、さらに梨をおまけでプレゼント!
※前回の「マル奈梨園レポート」はこちら