2007年07月02日

東京スタミナホルモン酒場「はなけん」八千代緑が丘店

先日、八千代ナビライフでNankotsuさんから「八千代緑が丘駅の北口にあったラーメン屋さんが東京ホルモンという焼肉やさんに変わりましたね。」という話を聞きました。
北口??バス停側かしら。
向こう側にあるラーメン屋で思い当たるのは「東京らーめん一鉄(こちら)」か、都市公園プラザ1階にある「ラーメン拾藩家」。拾藩家は無料の餃子がうけて結構いつ行っても人がいるし、潰れるにはあまりにも早すぎるし・・・ま、まさか!一鉄ですか??

「そうそう一鉄です!5月一杯で閉店したみたいですね。」と、Nankotsuさんからのコメントが・・・。

なんと一鉄、なくなってしまったんですね。
最近向こう側に行く機会がなかったので、全然気付きませんでした。さらに新店舗が既にオープンしているなんて、それはちょっと確認しに行かねば!

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こちらのお店、新宿や池袋にもあるチェーン店だそうですが・・・「やっぱり今回はやめとこうか・・・。」となび夫さんと顔を見合わせてしまうほど、あまりに怪しすぎるその外観。

遠巻きに様子伺いしている私たちに、レトロな看板が誘ってきます。
『明日のスタミナ、旨いホルモンを食べなはれ』
さらには、ガラス越しに見えるファミリー客が背中を後押し。なーんだ、小学生の女の子もいるんじゃないの!美味しそうにコンロを囲むその光景に、何だか入店しても大丈夫な気がしてきまして、思い切ってドアを開けました。

フロア内には仕切りなどもなく、ほぼ以前の一鉄のまま。正面にレジ、左側のフロアに7卓ほどの簡易なテーブルと、カウンター6席が配置されています。
そんなことよりも、この店内!!何じゃこりゃー!
壁一杯に貼られた70〜80年代?の昭和なレトロポスター、さらにスタミナをイメージしてなのか、レジ周辺にはプロレスラーのポスターが!天井には赤・白・青の縦シマちょうちんが通路上を余すところ無くぶら下がり、そのスキマを埋めるようにお店のお品書きがばばばーん!と勢い良く貼り並べられています。

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席には小さめなおつまみメニュー的なものしかなく、基本は周囲に貼られたお品書きを見て注文するようです。が、何か異国の言葉でも眺めているような気分に・・・。
マルチョウ?シロ?てっぽう??
焼肉は食べますが、あまりホルモンを注文したことがないので、品名を見てもどこの部分が運ばれてくるのかさっぱり想像もつきません。

注文を書こうと待ち構えている店員さんを前に、とりあえず上はらみ(630円)を注文したっきり固まる二人。そうです、こんなときは最終手段。
・・・あの、何がオススメですか??
『今日は牛の第1胃にあたる「上ミノ(630円)」がオススメですよ。』

店員さんのお言葉通り、上ミノを注文し、さらになび夫さんはテッチャン(580円)をチョイス。
何?テッチャンってどこの部分??と尋ねたその答えは・・・。
「え?分からない。でも何となく名前が気になって・・・。」
何よそれー!大丈夫なの??

さらに勢いでホルモン白盛り(1,280円)も注文。隣りにホルモン赤盛り(980円)というメニューもありますが・・・聞けば、赤盛りはレバーやタンなど内臓上系、白盛りは腸などの内臓下系の盛り合わせだとか。

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とりあえず、生ビール中(480円)で乾パーイ!冷たいジョッキにキメ細やかな泡!!うまーい!!
(そんな至福のひとときを味わう私の横で、緑茶をすするなび夫さん・・・。)
テーブルに置かれた小さめなコンロを前にして、さてどんなお肉が登場するのか?期待と一抹の不安を抱えながらも、お通しの「鰹節と梅肉で和えたザーサイ」と、酸味少な目ほど良く辛い「白菜キムチ(330円)」をつついておりますと、まずは親しみ深い「上はらみ」が運ばれてきました。

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盛られた銀色の器は、大人の手をパーにしたくらいの小振りなサイズですが、肉は赤身部分がキレイで見た目にも新鮮そう!柔らかそう!!
昔家にもあったなぁ・・・と思うような、ガスコンロの網へと肉を並べ、煙と飛び散る油を避け避け焼き上がりを待ちます。炭火焼きの店が増えてきている中で、この感じがなんともレトロで懐かしい。
そうそう、テーブルの幅があまり広くないため、手元とコンロまでの距離がかなり近いので、油が飛んでも気にならない服での来店をオススメします。ただ、煙は上手に排気されているようで、周りにもポツポツお客さんが座りだしている割には店内中モアモアすることなくスッキリした空気です。

火力が強く、あっという間に焼きあがったお肉はとってもジューシー!甘ダレで頂くのですが、肉も割と厚めで柔らかく、新鮮な赤身の肉々しさが舌中を駆け巡ります。
ここですかさず、まだ冷えたビールをぐいぐい。

立て続けに運ばれてきたのは、オススメ上ミノと謎のテッチャン。

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ミノは胃とのことでしたが、右写真のテッチャンというのは、大腸のことだそうです。この縦に入ったシマシマがものすごく気になりますが・・・。小腸をそう呼ぶこともあるようですが、どちらにしてもホルモン界ではポピュラーな品とのことでした。(“こてっちゃん”は、ここからきたのかしら??)

このホルモン、どの位が美味しい焼き上がりなんでしょう?焼きすぎれば硬くなるし、焼きが甘いと中りそうで不安だし・・・。
結局焼きあがりの決め手は、お腹が我慢できなくなってきた頃。もう大丈夫でしょう!えい、食べちゃえ!!と、イカのように丸まったホルモンをやっぱり甘ダレで頂きます。

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うまー!!
コリコリしてて、臭みは全くありません。はらみのようなジューシーさまでは至りませんが、もぐもぐしているとジワジワと旨みが広がってきます。
焼き上がりが分からなければ、飲み込み頃も分からないこのホルモン。全然噛み切れませーん!!ハードなベーグルを食べ進めて、顎が疲れてきた感じになってきました・・・。
「このホルモン、まるで顎を鍛えるビリーバンドや〜!」
これはもう、好きな頃合いで各自楽しむしかありませんな。

さらにコンロの上を賑やかにしてくれるメインが登場。白モノ系ホルモンのオンパレードです。

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さて、どれが何なんだ・・・?
というか、テッチャンの正体は白系のホルモンだったし、きっとこの盛り合わせの中に入っているんじゃない?赤身ははらみだけなので、もう網の上は色んなサイズのイカの切り身がゴロゴロしているような感じです。
味や弾力感、脂加減の違いで、「あ、さっき食べたのと違う種類だ!」と分かる事後報告的な食卓。見えているはずなのに、すっかり闇ナベ状態です。

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ホルモンの良いところは、じっくりゆっくりと箸が進むところですね。ただでさえこちらのお店はかなり良心価格なのに、普通の焼肉よりも品数が抑えられるので、お会計は5,000円行きませんでした!
サイドメニューには海ぶどう(480円)や島らっきょう(300円)なんて変わりどころも顔を出しており、ホルモン以外にも色々楽しめそうです。
ここは、普通にご飯を食べに来るのはもちろんですが、友人とゆっくりお酒を堪能しながら、尽きない話をホルモン噛み噛み楽しむのに持ってこいのお店かも!

とはいえ、折角のホルモン店だったのに、どれが何だか分からず食べるのは勿体無かったなー。なかなか家では摂取できない「鉄分たっぷりタイプ」な赤系を、もっと注文すればよかった!
とりあえず、まずはホルモンを勉強して再チャレンジってことで。

●東京スタミナホルモン酒場「はなけん」八千代緑が丘店 047-459-8188
千葉県八千代市緑が丘1-2-22(地図
営業時間/ (定休日)
駐車場/有り



posted by やちなび子 at 00:00 | 千葉 ☁ | Comment(0) |  > 居酒屋・鉄板焼き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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