市役所方面から下市場交差点へ向かって成田街道(296号)を走っていると、毎回やまと橋(右手に京成線、左手に大和田排水機場が見える橋)の手前あたりで視界に入る店がある。
それがこの、「さぬき」といううどん屋。
やっているのか、いないのか。
お客さんが入っているのか、どうなのか?
気になるけれど、とても入る勇気が出ない、久々の「入りにくいお店シリーズ」。
この周辺は、インテリアエクセル八千代店が無くなったり、セブンイレブンが出来て道路が舗装され、キレイになったり・・・と、少しずつ景色は変わっているけれども、このうどん店だけは変わらずずっとそこにある。時間帯によっては通行量がかなりあるからクルマも停めにくいし、よく続いているなぁ・・・と思わずにはいられません。
が、・・・実はココ、最近知ったのですが、色んなグルメランキングで上位に入ってくるようなうどん屋さんだったんですって!!
例えば食べログ、「習志野・八千代のうどん」でチェックしてみたら、なーんと1位!
大きな地図で見る
駐車スペースは、お店の前に1台(頑張れば2台いけるかしら?)と、296号を挟んだ向かい側にある駐車場に3台分確保されています。歩くなら、京成線の大和田駅から線路沿いを歩いて10分弱くらいかしらね。
↓ 黄色く囲んだこの辺りが、さぬき専用です。
11時半過ぎくらいに伺いました。
先客はいらっしゃらず。
店内は、入って右側に4〜6名ほどが座れる座敷テーブル4つ、左側に4人掛けテーブルが3台というレイアウト。外観からイメージする通り、昔ながらの趣きが溢れています。畳も家具も古めだけれど、汚らしいような印象は受けず、スッキリとしていました。ここなら座敷もあるし、子供たちと来ても大丈夫そう!
メニューはかなり充実しています。
コシを堪能するならざるかしら?と思いつつ、温かいうどんも気になったので、たぬきとザルの両方をチョイス!(いや、もちろん二人で食べるんですよ?)
「チビ天丼うどんセット(893円)」だと、小うどんをたぬき・ザル・釜あげから選べるので、こちらを2セット注文しました。
出入り口のすぐ横では、ガラス越しにうどんを打ったり切り分ける作業が見えるようになっていまして、注文したあとからご主人がうどん作りをスタート。
「作りたて」の美味しさを、その様子を拝見しながらしばし待ちます。
↑ ご主人は、香川県で調理師免許を取られたそう。まさに本場のうどんがいただけるというわけですね!
そして到着!
こちらはザルとのセットです。
最近は、はなまるうどんや丸亀製麺などのお店がどこにでもあって、うどんがより身近になっている分、自然とその類との比較になってしまうんですが・・・
ザルの麺、弾力が半端ありません!!
「もっちもち」の表現じゃ、収まらないわ。
・・・む、ムッチムチ?
角ばった断面の口当たり、つるつるっと滑らかな麺肌。
これが生かされるのは、ザルのほうだったかも。
かけうどんだと、極太な麺ではないだけにだんだんと弾力が弱まってしまうのか、せっかくのコシが長く楽しめず勿体無かった!
でも、かけはかけで、コクがあるのにスッキリとしたお出汁の味わいが好み。小うどんだったので、あっという間に麺を食べ終えてしまい、残りはお隣りの天丼のお供としていただきました!
天丼、予想していた以上にボリューム満点!
中身もしっかり詰まったエビ、爽やかな春菊、かぼちゃのどれもがサクサクっと程よいころもの付き具合。味付けは、甘めなタレをイメージしていましたが、ダシが効いた醤油ダレです。
価格もどれも手頃で、こんなに気軽に立ち寄れるうどんやさんだったとは!
駐車場も、店の前だけではなくて停めやすい場所にあるのが分かったし、今度はがっつりザル大盛りでチャレンジしてみようかしら。
ご馳走様でした!
●本場手打ちうどん さぬき 047-482-1831
千葉県八千代市村上3092-1(地図)
【営業時間】11:00〜21:00(平日・土曜15:00〜17:00は準備中)
【定休日】木曜日
【駐車場】有り/店の前に1〜2台分、道路を挟んだ前の駐車場に3台