今年は梨の開花が例年に比べて早く、梨のシーズンも10日ほど早まりました。
いつもなら、この週末くらいが幸水の本格的な出始めといった頃ですが、私が6日頃に直売所へ行ったときには、かなり収量も増えてお盆さながらの賑わいをみせていました。
最初に立ち寄ったのは、村上の七百余所神社近くにある丸勘梨園さん。
大きな瓦屋根の長屋門が目印で、左奥に直売所があります。
昨年、直売所をリニューアル。
以前はすぐ前にキウイが栽培されていたのですが、その木を無くして販売スペースを広げました!
丸勘さんの特長といえば、取扱い品種の多さ。
幸水の前にピークを迎える若光(わかひかり)も並んでいます。
甘みを比べると、やっぱり幸水のほうが抜きんでているけれど、ややざらつき感のある梨らしい固めの食感がお好みの方には、若光もおすすめですよ!
(自然な優しい甘さなので、濃厚な幸水を食べた後では全く味がしないように感じてしまうかも。別々のタイミングで頂くことをオススメします。)
↓ この写真は幸水。もうこの時期で5Lサイズの数もかなり揃っているようです!今年は天気も良かったので、梨の生育も順調なようですね!
↓ 試食コーナー。テーブルに置いてある梨を、自分でむいて食べられます。すぐ隣に手洗い場もあるので、なび次男のベッタベタな手を洗うのに助かった!
丸勘梨園さんの息子さんも参加されている、N-1グランプリの情報をちらりと伺いました!
今年も9月に開催される予定で、もう八千代市の広報でも参加親子の募集がされていますが・・・9月13日の開催ということで、豊富な品種が出揃っている時期!前回までのように幸水のみの出品ではなく、どんな品種でもOKにしようという話がでているとか。
とにかく味で勝負!という趣旨ならではの、面白い企画ですよね。
豊水と幸水では全く味わいが異なるし、もしかしたら南水や白鳥などの品種も今年は早めに収穫できたりしたら、違いがありすぎて皆さん「これ、全部梨?!」とビックリするかも。
実際、どんな戦いになるのか?!
今年も見に行けることになったら、またレポートでご紹介しますね。
そうそう、毎年恒例の「梨の共進会」は、8月末に予定されているそうです。
多分今年も緑が丘イオンのアゼリア広場で行われると思いますが・・・こちらも詳しい情報が発表され次第追記します。
さらにもう一軒。
16号の米本交差点近くにある、マルツ綱島梨園さんにも幸水を買いに行きました。
こちらの直売所も、毎年常連さんが何箱も買いに来たりと大賑わい。
いらっしゃった方も「今年は幸水早いね!」と口にしていたくらい、やっぱりどこもピークが早くきているようです。
↓ マルツさんには3kg箱の手提げがあるので、手土産に持っていきやすいですよ!
以前うかがった時も、「痛んだ梨を畑に捨てておくと、そこにカブトムシやクワガタが寄ってきて昼間でもたくさん採れるんですよ!」と、何匹かプレゼントしていただいたんですが・・・今年もそれは健在。
なび息子たちは梨そっちのけで、大量のカブトムシを前に大興奮!
その間に、私もゆっくり試食をさせていただけました。
市内の梨をいろいろと食べ歩いていると、お店の違いもあるけれど、地域によっても味の方向性が出るんだということが分かってきます。このマルツさんの幸水は、ほんとに香りが良い!!
16号沿いのお店は、ガツンと甘みがまっすぐ伝わる幸水が多いけれど、米本交差点に入る前までの通り沿いの幸水は、酸味まではいかないけれど爽やかなアクセントが効いているものが多い気がします。
香りもとても堪能しやすくて、品の良い味わいが楽しめました。
お店で差がでるのは、やっぱりざらつき具合や食感かしら。
滑らかな口当たりかどうかは、地域が同じでもお店によってぐっと変わりやすいポイントかも。
今年の豊水は、9月を待たずに出回りそうです。
今日なんて外に30分出ていられないくらい、ひどい暑さですけれど・・・ぜひみずみずしい八千代のフルーツ梨を食べ比べて、8月を乗り切ってみてはいかがですか?
★なび子が食べ歩いた梨の直売所をマップで紹介!
⇒八千代ナビ!梨園マップ はこちら
〔関連レポート〕
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