勝田台駅周辺に、最近ラーメンやさんの出店が続いているんです。
テーブル席があって子連れで入れるお店を求めて、今回は勝田台駅南口側の商店街沿いにある「背脂らーめん宮本 勝田台店」にチャレンジ!
↑ 勝田台駅南口から徒歩3分ほど。勝田台交番や市民文化プラザ、千葉銀がある交差点のところです。こちらは以前もラーメン店が入っていましたが・・・。
この勝田台店は、今年7月2日にオープンしたばかり!
京成成田駅前に本店があって、こちらはその2店舗目になります。ちなみに、“味噌ラーメン専門店 富乃”という系列店も同じく成田駅にあるようで、それを加えると出店3番目ということだそうな。
営業時間11時〜ということで、11時半前頃に入店しました。
今日はなび夫さん、なび次男の3人でお食事。店内にテーブル席があるのか?そもそも幼児連れOKなのかが気になりましたが、どちらもクリア!
以前のらーめん むつみ屋をそのまま居抜きで利用していて、レイアウトもテーブル席の数、カウンター席の数ともに同じです。出入り口に向かってカウンター席4つ、さらに厨房に向かって縦長に8席、奥に2人掛けテーブル、4人掛けテーブルが1台ずつ配置されていました。
内装はよりシックな雰囲気に変わり、清潔感もあってとっても入りやすい!実際、女性一人でいらっしゃる様子も見られましたし。
壁にはコート掛けもあるので、これから寒くなる季節には助かる配慮。さらに、奥のテーブル席は開店〜15時までは禁煙(混雑時も)だそうで、子供と一緒でも気兼ねなく立ち寄れそうです。
↑ 一番奥にある、4人掛けテーブル席に。子供用チェアはありませんが、なび次男(96cm)でも無理なく座れるイスです。そうそう、子供用のお椀やフォークもお借りできました!
さて、私がメニューから選んだのは「背脂らーめん醤油(700円)」、なび夫さんは行く先々で、あると必ず注文している「油そば(700円)」、そして「炙りチャーシュー丼(300円)」の3品。
太麺を扱っているとのことで、『ゆでるのに5分少々かかるので、提供するまでお時間を頂くことになります』との張り紙が。お昼まで時間があるせいか、まだお客さんもあまりいなかった状況で、確かにでパパっと出てくるようなお店に比べたら少々待ちましたが・・・かといってそこまで気にもならないタイミングでラーメン登場!
なび子チョイスの背脂らーめん醤油。
しっかり大きめの器の中は、“背脂”から想像していたこってり系とは思えないシンプルなたたずまい。
もやしを覆い隠すように盛られた輪切りの長ネギ、そしてチャーシューの周りには、なみなみとスープが注ぎ込まれております。
箸で麺を手繰り寄せると、さらにメンマもお目見え。
具材はこの4点、そしてうっすら白濁しつつも、背脂を除けると透き通っているようにも見える豚骨スープ。それらにレンゲを添えつつ、しっかりしたストレート太麺を口に運びましたらば。
これ好きだー!!!!
もっちりとして固すぎない麺には、とてもコクの強いスープがよくよく絡みます。
このスープ、醤油自体の味わいに深みがあって、さらに豚骨のコクがマッチしてものすごく濃厚。背脂のパンチもあるけれど、かといっていくら食べ進めても喉元にもたれが来ません。むしろ、後味が繊細で、全然くさみが無いから食後感が気持ちいいくらい!スッキリと上品です。
具材の組み合わせも、このラーメンにはベスト!
しゃきしゃきのもやしに、すこーし彩り程度にかかった一味とうがらし付きの長ネギ。これが濃厚なスープを邪魔せずに、うまい具合に頬張ったときのボリューム感を演出してくれます。
一方、層ごとにハラハラと崩れるようなチャーシューは、これらの素材のなかでも異色のアクセント。じゅわっととろけるように脂身が舌に広がると、急にガツンと攻撃的な味わいに早変わり。
最後まで飽きることなく、もはやスープをいつまでも口にしていたくなるほど後を引く。
そしてまだ食べ終わっていないのに、また足を運びたい!と思える、クセになる一杯。
あー、私こういう系のラーメン、大好き。
いきなりマイ・ランキングで躍り出ちゃったんじゃない??!
新規店舗のなかでなび夫さんが宮本に惹かれたのは、油そばを試したかったから。
酸味のある感じのものが好きだそうで、なんだかんだいって花月の裏メニューにあるもんじゃそばが今のところ好みに合っているらしいのですが・・・。
食べ始めたら、うんうんとうなずいて、これだ!と言わんばかりの納得顔。
同じく太麺で、具は先ほどのラーメンにきくらげの細切りがプラスされています。
それらを和えながら頂くわけですが、お味は醤油の風味が近い柔らかい酸味で全体がまとまっていて、メンマから加えられる中華系な風味がマッチ。
ただし、花月のよりも脂っぽ過ぎず、味が単調に感じることなく食べ進められるのが面白い。
でも、劇的に変化したのは生にんにくしぼりを入れてから!
壁にラーメンのオススメ食べ方が紹介されていたのですが、残り1/3ほどになったら、テーブル脇に用意されている生にんにくを絞り入れてみて!とのことだったんです。
私はこのあと用事もあったし遠慮したんだけれども、なび夫さんは果敢に投入。
↑ にんにくをひとかけ加えるのがオススメとのこと。さらにラストは一味をお好みで加えても、とありました。
超ウマー!!!
と、のけぞるなび夫さん。
そのリアクションに好奇心が抑えられず・・・だからこのあと人に会うんだ!ってのに、耐え切れず箸を伸ばす私。
えーーー!??
全然違ーう!ガラリと変わる!!
むしろこっちのほうが、私は好きだわ。
↑ 食べ途中の様子、若干お見苦しいですが・・・油そばは汁が無いのでこんなになります。もっと早く入れればよかったねと後悔。
ちなみに、これだったら醤油ラーメンのほうも生ニンニク入れると、もっと美味しくなるんじゃない?!ということでチャレンジしてみましたが・・・あ、あれ?
花月になった・・・。
よりキレのある、スッキリした味わいにはなるんですけれども・・・あれほど繊細だった一杯が、一瞬にして終了。もったいないことをしてしまった。
もう一品、炙りチャーシュー丼。
こちらのお店で扱うお米は、すべて千葉の多古町で生産されているコシヒカリ「多古米」が使われているそうです。
その上を覆う小間切れチャーシューは、そのままで頂くとかなり脂がきつくて、しかもやや食感もざらっと冷えた脂身が舌にあたる感じなんですが、あっつあつの多古米に混ぜ込んだらば!!
すっかりバターライスのようにご飯に溶け込み、チャーシューも程よく調整された塩加減へ。
チャーシューの香ばしさ、やや固めに炊き上げつつも、やや粘りのある艶やかなお米。それらを生かすように、甘辛味がメジャーなチャーシュー丼を、あえての塩だれ風味でまとめてあるのが高ポイント!
味噌ラーメンも気になるし、濃厚魚介つけめんも捨てがたかった!
ということで、また近々食べに行かなければ。
八千代で食べられるラーメン店の中でも、かーなーりーオススメですわ。
ごちそうさまでした!
●背脂らーめん宮本 勝田台店 047-487-0570
千葉県八千代市勝田台1-37-5 鈴木ビル1階(地図)勝田台駅南口から徒歩3分
【営業時間】11:00〜23:30
【定休日】水曜日
【駐車場】無し
【ホームページ】http://ramenmiyamoto.com/katutadai/map.html
【 > 中華の最新記事】
このレポを読み、今日勝田台文化ホールに行ったので、昼に食べにいきました!
麺のモッチリ感、私も好きでした。
スープもカロリー気になりつつも、あとをひき、結構飲んでしまいましたー。
一人でも、おいしく、のんびり食べれて良かったです。
らーめん宮本さんでお食事されたんですね!パンチの利いた味わいのわりには、くどくなくスープが頂けるのは面白いですよね。
ラーメン店に女性一人で入れる雰囲気って、なかなか事前情報がないとつかみにくいですし・・・。
私も今度はつけめんにチャレンジしに行きたいです(>_<)