#008 (レポート提供者/hussyさん)
さわ田茶屋は、八千代市役所正面口から国道296号へ向かう左手に駐車場の入り口があります。徒歩では296号沿いからも入店できます。
建物は、とても赴き深い日本家屋です。戦後初代首相の東久邇宮殿下が昭和初期に建築したものを移築したものらしいです。道路からはその姿があまり見えません。
入り口までは石畳。池に鯉も泳いでいます。
初めて訪れた時には、敷居が高く感じられました。
どっしりとした日本家屋には意外な自動ドア(和風です)。入ると履物を脱ぐのですが、敲きの段差が結構あるので、年配の方や足の不自由な方には介助が必要かも知れません。
中は純和風かと思いきや、階段周りなどは洋風?折衷ですが、全体的には田舎のおばあちゃんの家のような懐かしさがあります。(おばあちゃんの家というには若干広すぎですが)
1階は板の間、テーブル席(結構広いです)と個室1室(10名くらいはいけそう?)
2階は畳、座敷と個室1室(4人)
入り口でスリッパに履き替えるのですが、子供用のスリッパがあります。子連れで行ったので、取り分け用のセットを貸していただきました。
2階の座敷に通されたのですが、テーブル席用のハイチェアもありました。但し、お子様用のメニューはありません。オムツ替えも多分無いと思います。
お店の雰囲気は、平日の昼間ということもあって、女性のみのグループが多いです。洋風のレストランと比べると、年齢層は高めかも知れません。ですが、週末に行くと、家族連れ・夫婦(カップル?)も多いです。
料理は、セット料理が5種類あります。金額は、1,500円、1,800円、2,000円、2,800円、3,000円です(ランチのみかも?)。
会席は、結納や法事などに合わせて注文もできます。単品は季節のお勧め等もあり、夜は飲みにも行けるかも。メインの蕎麦はせいろが650円〜と、近隣の蕎麦屋と比較しても少々高めです。
実際に注文したのは、蕎麦御前(1800円)です。
一口蕎麦、ひつまぶし、茄子田楽、茶碗蒸し、おしんこ、デザート、コーヒー
通された際に出されたお茶は蕎麦茶でした。
蕎麦は「一口蕎麦」という名前の通り、とても上品な盛りです。ひつまぶしには、だし汁もついてきて、ちゃんとお茶漬けにできます。
茶碗蒸しにはトロリとした鰹節の餡がのっていてとても美味しいです。
欲を言えば、全体的に量が少なめです。男性や、たくさん食べる女性には御前だけでは物足りないかも知りません。
店員は皆さん感じの良い接客で、蕎麦湯の出るタイミングなど細やかな気配りをしていただきました。
会計を済ませて店を出る頃には、待ち客が出るほど混んでいました。
レジ付近には、アコースティックやハワイアンのイベント告知があったのですが、折角の会席なので、和の催し物を見たいと思うのは贅沢でしょうか。
一度試しにハワイアンイベントに合わせて行ってみようかと思います。
【追加記事】
2006年5月に、私も食べに行ってきました!
両親と行く時は、いきなり主食には走らず・・・単品ものを色々と注文するのがお決まりのパターン。美味しい冷酒を片手に、天ぷらや玉子焼き、魚系や肉系のつまみをいただきます。
最後の締めに、ざるそばを追加注文。のんびりゆっくり、日本庭園や趣き溢れる建物を愉しみながら、家族団欒してきました。
●さわ田茶屋 047-486-3311
千葉県八千代市萱田町595(地図)
営業時間/11:00〜22:00、月曜定休(祝日の場合火曜日)