2017年10月11日

串やき・まぐろ料理「陸富久(おかふく)」

【追記】2017年10月11日
3か月前だったか、半年くらい前だったか、こちらのお店は閉店されてしまいました。
ご近所のお話では、どうやらご病気か何かだったようで・・・
今は新しく別のお店になっていますが、全く別の方が営業されているとのこと。
とても美味しかったので残念です!


2005年10月01日
「ちょっと入りづらいけど、実際食べたらすごく美味しかった!」という驚きのお店を今まで何軒かご紹介してまいりましたが、今回も超穴場!和食料理のお店をご紹介します。そのお店とは「八千代ナビ!暮らしの掲示板」でも話題になった「陸富久(おかふく)」という串やき・まぐろ料理の店なのですが、場所がちょっと分かりづらいこともあって、専らクチコミで広がっています。

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本日は、平日限定の「超お得!780円で8品付いてくる激うまランチ」を求めて入店いたしました。店内は、右側にカウンター8席、左側にお座敷3テーブルで、合計20〜25名程度の席数があります。12時半前に伺ったのですが、自分達が座るとギリギリ満席状態!危うくレポートせずに帰るところでしたが、何とか左側の座敷テーブルへ。

このおかふく、平日の11:30〜13:30だけはランチのみの営業をしていますが、このランチがすごいんです!定食の内容は、基本の「お刺身盛り合わせ」A定食に、日替わりのB定食や、日によってはC定食まで追加されます。そのどれもが、メインの料理にご飯、味噌汁、漬物、小鉢、果物など合計8品で税込み780円!!!えー、大丈夫?やっていけるの??ととっても心配になりますが、でも大丈夫!のワケは、こちらのご主人がマグロの仲卸しをされているから。市場からマグロをはじめとした鮮魚が入ってくるからこそ、このお値段なんですね。だから、ただ安いのではなく、「おいしくて」安いんです。

今日は、何ともラッキーなことに定食3種類!そしてこちらも珍しく3人!ということで、3種類すべて注文することが出来ました。A定食はいつも通りの「お刺身盛り合わせ」、B定食は「かつおの刺身」、C定食は「お肉屋さんのシューマイ」です。

店内は赴きのある木材に囲まれたつくり。けしてすごく広いとは言えませんが、席間にゆとりがあって、ゆったりくつろげそう。色々眺めつつ、ちょっと左側に目を見やると、オレンジ色のぬいぐるみ達。ジャイアンツのサインや写真が左側に置き並べられており・・・ジャイアンツファン?などと詮索してる間に、注文した定食が次々と運ばれてきました。

まずこちらがA定食「お刺身盛り合わせ」(780円)

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まぐろの赤身に、大きめにカットされたカンパチとかつおが2切れずつ添えられています。いつもは甘エビの場合が多いそうですが、「今日は脂の乗ったおいしいかつおが手に入ったから!」と、明るい笑顔のお母さん。ちなみに、甘エビがダメな方には、代わりにマグロなど他のお刺身を多めに盛ったりと融通を利かせてくださるそう。ますます好印象!

そしてこちらがB定食「かつお刺身」(780円)

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おっしゃる通り、しょう油に脂が浮くくらいの美味しいかつおです。見てください、この艶!血あい独特の臭みなんて全くありません。厚めに切られているので、お刺身とはいえ結構ボリュームもありました。

最後にC定食「お肉やさんのシューマイ」(780円)

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今日はお刺身を求めてやってきたわけですから、内心「誰がC定食をメインに食べるのか・・・」という点を懸念しておりました。が、実際目にするとあまりにもジューシーそうな特大シューマイ。見た目だけではなく、薄めだけれどもっちりした食感の皮に、お肉だけなのに柔らかくて、しょうが?か何かのアクセントが効いた「買ってきたシュウマイ」とは一味も二味も違う味わい。うまい!うますぎる!誰にも渡したくない!・・・もうとりこ。C定食は私のもの。(でも、お刺身もそれぞれ徴収させていただきます。)

お刺身などのメイン料理だけではありません。一緒についてくる野菜やご飯もおいしい!
農家の方々がよく食べに来られるそうで、まさか冷や飯を温め直そうものならすぐにバレてしまう。なので、ご飯は必ず炊きたて。付け合せの甘いキャベツや小鉢のお野菜なども、全てが直接地元の農家から仕入れた新鮮野菜。農家の方も認めるおいしいお料理ということは、私たちにとっては、もう絶品なわけです。

もちろん、ランチだけではなくメインのマグロが思う存分堪能できる夜もおすすめです。
何回か行ったことがありますが、マグロの3点盛りは必ずお召し上がりいただきたい品。卸しだからこそ手に入る、マグロのテンミ(頭の部分から極僅かしか取れない貴重な部位)、カマ、中トロの盛り合わせです。
また、一品料理の方も牛もつ煮込み(550円)、サバ塩焼き(500円)、うなぎ串焼き(400円)、マグロ中落ち(500円)などなど、どれもお手ごろ価格。

今回も、本当に大満足でお店を後にしました。
780円でこんなに美味しくて満腹になるなんて、今どきそうそうありません!
こんなにお得なランチですから、予約で25食分が売切れてしまって「もう無いのよー」という日もあるそうなので、お気をつけて。

●2005年12月02日 「先日もまた食べてきました!」

相変わらず気さくな雰囲気の店内へ、また踏み入れてまいりました。
やっぱりランチがお目当てです。

先日はA〜Cの3種類しかなかったメニューですが、なんと!A〜Gの7種類に増えてました。値段は変わらず780円で、他に7品付いてきます。定食の内容は次の通りです。

A お刺身
B カキフライ
C 豆腐入りモツ煮込み
D コロッケ
E サバの塩焼き
F (記載なし。売り切れかな?)
G アジフライ

さらに、中トロ丼(全7品)定食までありました!こちらはご飯とメインおかずが一緒なので、他の定食より1品少ないということになります。普通、こちらは単品で1,500円位するのですが、ランチはセットがコレだけついて1,000円ぴったし!超お得〜。

もちろんマグロは半解凍で冷たかったり、うすくて微妙な感じだったりなんてもってのほか。一つ一つが厚切りで、脂がのっててすごーくおいしい!これが丼のご飯が全く見えないくらいどかどかっと惜しみなく盛られているんですから、夜の値段でも全然安いくらい。

ランチ、やっぱりおすすめです。

●串やき・まぐろ料理「陸富久(おかふく)」 047-486-3986
八千代市萱田713-1(地図
萱田小学校正門前の通りを新川方面に進み、T字路を右に曲がったすぐそこです。
営業時間/17:00〜21:30(LO 21:00)
※ただし、ネタが無くなり次第・満席になり次第閉店
定休日/日・祝祭日
※平日11:30〜13:30のみランチ有り(限定約25食)
※駐車場有り
posted by やちなび子 at 15:10 | 千葉 ☀ | Comment(6) |  > 和食 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月27日

八千代市の梨〜マル奈梨園で幻の長十郎発見!

【追記】2017年9月 店舗写真を追加しました!
【追記】2011年9月 レポート末尾に追記しました!

2005年9月11日
わざわざ山梨まで「梨・桃・ぶどう食べ放題!」を体験しに行ってしまった自分ですが、こんな近くに、しかも超美味しいと日本各地に配送されている梨があるんですから、まったく灯台下暗しもいいとこです。

八千代市には77軒もの梨園があるそうで、特に村上の16号線から入った道沿いには、至る所に直売所が溢れています。この八千代市の梨の大半は、日本各国への配送向けか、直売所での販売になってしまうので、美味しい梨を求めるならばやっぱり直売所に出向くのが一番です!

スーパーや八百屋で買うのもいいでしょう。安く美味しい梨は沢山あります。しかし、あと数十円プラスすれば、もぎたて新鮮の美味しくて香り高い梨が手に入るなら・・・。

今回は、やちなびオススメ「マル奈梨園」で、直売所の魅力をレポートしてきました!

↓ 2017年9月現在の様子。のぼりが新しくなりました!マルナさんオリジナルキャラクターが描かれていてかわいい!
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↓ 参考/2013年9月の様子。直売所にのれんがかかり、素敵な雰囲気に変わっています!
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↓ 参考/最初に訪れたときの、2005年9月の様子。
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このマル奈梨園は丁度千葉英和高校(村上)の向かってすぐ左側にあります。駐車場も5、6台は止められるので、車で行くにはとても便が良いところです。

今日は11時頃買いに行きましたので、まだまだ品数が揃っていました。(直売所ではその日に収穫したものが売り切れるとそれで終了ということもありますので、早めに行くことをオススメします。)

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直売所に顔を出すと、この梨園を経営していらっしゃる宮崎さんご一家が温かく迎えてくれます。
「おいしいよー、沢山食べてってねー!」とおばあちゃん。とっても和やかで良い雰囲気なんです。そこも、この梨園の良いところ!
※2013年9月現在 おばあちゃんは引退なさっていてお店にはいらっしゃいません。代わりに今は、マル奈梨園さんのお嬢さまお二人が“看板娘”として応対くださっています!

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このマル奈梨園は、幸水・豊水・20世紀・新高などバラエティ豊かな品種を栽培していまして、400本以上の木が育てられています。(お店の詳細情報はこちらから

今日はなび夫さんの実家に送る梨を選びに来たのですが、おばあちゃんの「食べてってねー!」の声掛けのとおり、ちゃんと味見させてもらえるので、美味しいと思った品種を納得して購入することができるのです。例えば、しゃきっとした幸水が好きな方でも、今の時期はもうだいぶやわらかめになっているので、今回は旬の豊水にしよう!などなど。

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ちなみにこのマル奈梨園では、味見にとどまらず、「え?ここって梨狩りの食べ放題コーナー?」というほど、色々な梨を、沢山沢山食べさせてくれるんです!
今回も次々と切っていただきました。(すみません、写真撮ったときには食べつくしてしまって・・・)
ちなみに、こんなに味見が出来るのも、熟したものからどんどん収穫してしまうからということなんだそうですが、それだけじゃなくサービスの部分が大きいと思いますよ。
場所によってはスペースが狭くて落ち着けなかったり、あまり味見を勧めてもらえなかったりというところもありますし。でも、大抵八千代の直売所ではこうしたサービスが一般的です。
これも直売所の大きな魅力!

そんなこんなで、(食べつつ)いよいよ梨選び。

大体いつも豊水か新高あたりが出回るときに選びに行くのですが、今回はちょっと他では見かけない「長十郎」という梨を発見しました。

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「長十郎?」「そうだよー。硬ーい梨だよー。食べる?食べてみる?」とおばあちゃん。
硬ーい梨というから、すごいのを想像したんですが、これがすごい甘いんです!!
食感も新高に近い感じでそんなに言うほど硬くなく、逆に私はこれくらいの歯ごたえがあるほうが好きかも。
ぜひ自宅用に買いますと告げると、「じゃあ、今から美味しそうなの採って来るから!」とはさみと袋を手に、おばあちゃんは奥の梨園に消えていきました・・・。なんて献身的!

この長十郎は、20世紀や幸水の元祖とも呼べる昔の梨です。
梨のザラザラ感は石細胞によるものですが、最近の梨は他の果物と同じように柔細胞の割合が多いので、とても食感が上品でジューシーです。なので、昔からの歯ごたえが強い長十郎は、今では全国の梨の収穫量の数パーセントに落ち込み、普通のスーパーではまず見かけることはありません。
そのため、若い世代にはものめずらしく、長十郎世代には懐かしさ溢れる「幻の梨」として最近注目されているようですよ。

そんな梨を、このマル奈梨園では超普通に購入できるところがすごい・・・。
※長十郎はこれを書いた当時以降、全国各地からお問い合わせいただいているようで・・・予約完売してしまう状況だそうです。気になる方は、必ずお問い合わせください。

配送用の豊水も選びました。大玉6個入り(3kg 2,500円)の箱を、とても明るいお母さんにお願いすると、「いいもの選んで送っとくからねー!」と爽やかな笑顔で返してくれました。(本当に、マル奈梨園は(梨はもちろん)接客がとても気持ちが良い!)
ちなみに、豊水は熟すと果肉が透明になってしまい、送られた先で痛んでいるように見えるのですが、なるべく早めに収穫して良いものを配送してくれますよ。

大体価格帯は2,500〜4,000円程度で、箱は3kgと5kgがあります。
もちろんご家庭用の袋売り(500〜1,000円以上)や、1個(200円前後)からの購入も出来ます。(新高で1個1kgのような立派なものになると、1,000円/個ほどになります。)

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長十郎も買えたし、配送もお願いできたし、沢山梨も食べれたし!
超大満足で、マル奈梨園を後にしました。

このマル奈梨園さんから、八千代ナビをご覧いただいた方へ特典をいただきました!!
購入の際、「八千代ナビ見たよー。」と一言声を掛けてくださった方に、購入した梨とは別に、おまけで梨をプレゼントしていただけます!!!やったー!言ってみて良かったー!

みなさん、美味しい梨の時期はあっという間に過ぎます。
旬のこの時期に、ぜひ八千代市の梨を直売所で、お得に買うならオススメのマル奈梨園さんで、ぜひお買い求めくださいね。

【追記】2011年9月14日
このレポートを書いた2005年以降も、毎年のように幸水・豊水の時期にお世話になっているマル奈さん。今年の梨共進会では、2位の「千葉県園芸協会長賞」を受賞されました!
⇒第26回園芸農産物(なし・豊水の部)共進会のレポートはこちら

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↑ 粒の揃った4Lサイズの豊水が12玉。八千代市内70戸の梨農家から、今年は48戸から出品された共進会ですが、その中から甘味・外観・食味が良いとされる梨が県の専門家によって決められます。

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↑ 宮崎守良さんのお名前が!

長十郎のレポートを書いてからは、毎年のように各地から貴重な梨を求めて問い合わせが殺到するようですが、収量も限られているので事前にお電話などで確認するのが安心ですよ!
また、八千代市内では他にも長十郎を扱っている梨園が少しありますし(⇒梨園マップに掲載しています)、9月半ば頃になると道の駅やちよの直売所「クラフト」さん(⇒こちら)にも、直接梨農家の方が出品するケースもあります。

そうそう、長十郎はサブ的な種類でして、やっぱりメインは8月の幸水、9月の豊水!
特に今年は豊水の当たり年ということで、玉の大きさは最盛期前ですがかなり大玉に仕上がっていますし、何より今回受賞されたほど甘味の詰まった味わいは格別。
直売所の豊水は、本当に香りが良くて、酸味の少ない芯から離れた可食部をいただくと、何だか巨峰を頂いているような芳醇な風味が楽しめますよ!

また、こちらの梨園では珍しい品種が続々と店頭に並ぶことも一押しポイントのひとつ。
最近八千代市内でもかなり取扱い直売所が増えてきた「かおり」のほか、「夏娘」や青ナシの新品種「秋麗(しゅうれい)」なども手に入る貴重な直売所。
それぞれ収穫できる時期が限られているので、早めのお問い合わせがオススメです!

●千葉県八千代市の梨園「マル奈梨園」 047-484-2838
八千代市村上1005(千葉英和高校ひだり)
【営業時間】8:30〜9:00 から 18:30〜19:00位 まで 
【ホームページ】http://maruna74en.wixsite.com/maruna74en
【ブログ】http://maruna74en.blog.fc2.com/
※八千代ナビ!八千代の梨園マップ
〔関連レポート〕
⇒2005年10月03日/ジャンボ梨「新高」も販売開始!マル奈梨園の追加レポート
⇒2006年08月11日/今年も到来!梨の季節です。
posted by やちなび子 at 13:07 | 千葉 ☁ | Comment(2) |  > 果物・野菜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月10日

宅配おべんとう!「八千代のお弁当 美穀米ランチ」高齢者にも、企業向けにも

【追記】2017.4.10
価格及び住所表記等を修正しました。


2013.9.15

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最近、限定130個が朝9時過ぎには予約完売してしまう、宅配弁当やさんが八千代市で流行っているのをご存知ですか?その名も「八千代のお弁当 美穀米ランチ」。
種類は、少しずつのおかずがバラエティ豊かに盛り付けられているヘルシー弁当と、品数も量も満足!なデラックス弁当の、2種類のみ。それを1個から配送無料で届けてくれるというサービスなんです。

去年からスタートしたこの宅配弁当は、八千代市内の一部地域(八千代台、大和田、高津の一部、村上、勝田台、ゆりのき台)にある企業限定。ランチのためになかなか外へ出られない、例えば歯医者さんや看護師さんといった病院関係や、公共的な施設でお勤めの方などが利用し始め、味の良さが口コミで広まって今では「知る人ぞ知る!」弁当として人気が高まってきたそうな。
※注文は企業からの依頼のみで、個人への販売は行っていません。

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↑ ヘルシー弁当。これで380円!

とにかく口を揃えて皆さんがおっしゃるには、
「コンビニ弁当など市販されているお弁当と比べて、かなりおいしい!しかも安い!!」
というクオリティの高さ。
40品目以上、7種類のおかずがバランスよく取り入れられた日替わり弁当で、とにかくレパートリーが半端ない!同じ素材を使っていても、味付けに使う調味料が毎回違っていたりとバラエティ豊かで、毎日食べても飽きが来ないらしいのです。
そのため、まだ1年程しか経っていないうえ、ほぼ口コミだけで広まっているにも関わらず、50~60個は前日予約で抑えられてしまうリピート率の高さ。
人気がありすぎて、今では予約の際に「やったー!今回は買えました!」と、ゲットの喜びを口にするお客様もいらっしゃると聞いて、ますます気になるそのお味。

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↑ デラックス弁当。これで480円!

一体どんなお弁当なのか、お店の方にお話を伺いましたら、まずはとにかく食べてほしい!とのこと。
『煮物は前日に仕込んで味を含ませ、当日の7時から炒め物や揚げ物を仕上げて、出来る限り出来立ての美味しさをお届けできるようにしています。安心・安全なお弁当であることはもちろん、飽きの来ない美味しさを求めて手作りにこだわっています。だからこそ、現在の設備では130食が限界なんですが・・・。いずれはノウハウを積んで、より多くのお客様へ提供出来るようにと考えています。』

そのこだわりのお弁当を、特別に分けていただきました!
(その日の1食分、ワタシのためにお弁当が手に出来なかった方、スミマセン・・・。)

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お弁当に使われているご飯は、健康に嬉しい十六穀米。
食物繊維やビタミン、ミネラルが豊富でローカロリーなのが特長だそうで、厳選した国産食材を使用しているとのこと。
実際口にしてみましたが、雑穀米にありがちな臭みは全く感じられず、ほんのりとした甘みが品質の良さを物語っています。白米に比べても、口に含んだときの香ばしさは断然こちら!
アクセントとなっている小豆など大きめな穀類は、お米と同じようにふっくら柔らかに仕上げてあるから違和感なく頂けます。
でも、塩分は思いのほかかなり控えめ。
他のおかずを決して邪魔せず、「白米じゃないとおかずに合わない!」と嫌がる男性にもウケが良いというのが分かります。

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ダシの効いた、ほんのり甘い卵焼き。
しらすの塩気がしっかりして、おかずになる小鉢系。
素材が生きたさといも煮。
口直しに甘い煮豆。
ツナとレタスの青シソ風味サラダは、コーンで甘味をプラスした優しい仕上がり。
回鍋肉は、野菜がシャキシャキしていて、八角なのかしら?中華的な香辛料がちゃんと効いていて“ただの野菜の炒めもの”じゃないんです。

とにかく、どれひとつとして味付けにダブりがない!
食べる前から想像つきそうな素材を使っていても、思いがけない味付けが施されていて、これは確かに毎日楽しみになるという声も納得。

カロリー的には、この日のヘルシー弁当は507kcal、デラックス弁当は748kcalと、外食に比べて健康的ですが、色んな味わいが楽しめるおかげで、お腹の満足感はかなりのもの。女性ならヘルシー弁当で本当に十分!
そして何より、この内容でヘルシー弁当380円ですよ!!
税込価格で配送料無料とは・・・魅力的すぎる。
(家庭で頑張る主婦にも届けて欲しーい!ワタシの昼ご飯のいい加減さといったらないよ。)

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ちなみに、お弁当はビニールに入れられているだけで、思っていたより簡易的。
発砲スチロールの箱など専用のケースで届くわけでもないので、パッとコンビニなどで買ってきたような感じで届けられます。配送中は保冷剤入り容器に収め、品質が損なわれないようにしているとのことですが、基本は「温め直さずにそのままでも美味しいお弁当」を目指して、食感が変わらない温度で配送しているとのことでした。
保存料などは一切入っていませんので、必ず当日13時頃までには召し上がって頂くことが前提。
容器は使い捨てなので、回収に来てもらうことも、軽くすすいだりする手間もかからないのが嬉しい!

注文の仕方などは、レポート末尾にまとめました!
(概要を紹介すると、メニューはホームページで紹介されてるので、そこで用紙をダウンロードしてFAX注文します。支払いは単発の場合は、配送時に現金で。継続注文の場合は、月末まとめてでもOK!)
詳しくは八千代のお弁当 美穀米ランチさんのホームページへどうぞ ⇒ホームページはこちら


ちなみにこちらのお店、実は最近出来たわけではなく、市内では先駆けの高齢者向け弁当やさんでもあります。
“高齢者向けの宅配弁当”と聞いても、広告がよく入ってくるあのチェーン店しか知らなかったんですが、市内にはこうしたサービスをしてくれる所が5店舗ほどあるんだそうです。中でも一番古いのがこちらのまごころ弁当さんで、既に常連さんが八千代市内に沢山いらっしゃるので、ご存知の方も少なくないかしら?
ただ、あまり大々的に広告をしていないことや、そもそも市役所へ高齢者介護のために相談に来た方への資料や、お医者さん・ケアマネージャーさんからの紹介といったシーンでしか知られていないので、特に若い世代にはなかなか目に触れない情報かもしれませんね。

高齢者向けということで、依頼できるのは自分で食事を用意することが立ち行かなくなった方にしかニーズがなさそうですが、実際にはこんな方々も利用しているそうです。

(お客様の声 抜粋)
『わが家では育ち盛りの子供たちがいて、おじいちゃんと食べるものが違うので、別におかずを作っていてとても大変でした。お弁当をお願いしてから、とても助かっています。』(46歳.主婦)

『毎夕、玄関まで届けてもらえて本当に助かっています。お弁当も食べやすくておいしいです。毎日どんなおかずが入ってくるのか楽しみです。』(72歳.女性)

『糖尿病なので、カロリー調整食を頂いています。今までは調子が悪くても自分で食事を作っていましたが、お弁当を届けてもらうようになって本当に助かりました。もっと早く知っていれば良かったです。』(75歳.女性)


注文は思いのほか簡単!
市役所に申し込まなくてもお店へ電話一本で始められて、特別な契約などはありません。前日のお昼までに電話をすれば、翌日から配達してくれるという手軽さだそうです。
配達は昼食と夕食の1日二食までお願い出来て、宅配料も1食から無料で届けてくれます。
しかも宅配パターンもニーズに合わせてくれるらしく、他店で「週5か週7しか選べず困る」なんて話を聞いたことがあるけれど、例えば「月・水・木」など曜日で指定できたり、週1回でも受け付けてくれるんですって!
キャンセルも前日までに連絡すれば大丈夫。

お弁当の内容は、管理栄養士がバランスの良いメニューを作成し、毎日食べても飽きが来ない日替り弁当です。自慢はおかずの種類で、約700種!
和食を中心に、旬の食材をおいしく食べやすいよう調理されているそうで、特にだしでしっかり味付けをするよう心掛けているため、塩分が抑えられているとは思えない仕上がりに。
また、脂肪分の少ない肉は高圧で調理し柔らかくするなど、ついイメージしがちな「薄味で味気のない弁当」にならない工夫が詰まっているとか。

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でも、宅配弁当で一番気になるのは、やっぱり安全かどうか。
特に夏場など傷みやすい時期は、心配ですよね。
他社のケースでは、冷たい状態で届いたものを電子レンジで温めなおして食べるものもあるようですが、まごころ弁当さんは、先の「八千代のお弁当 美穀米ランチ」のときのように、温めなくても美味しい状態でお届けするので、出来る限り配送直前に仕上げるようにしているとか。
そして、基本は手渡しなので、もしいつもと変わったことがあってもすぐに、情報が必要な方へお知らせできる安否確認の体制も整っています。
※不在の場合は、発泡スチロールの箱に保冷剤付きでお届け。
※ご高齢者の方には、安否確認サービスを行っています。事前に緊急連絡先を伝えておけば、不在時に連絡してくれます。また、事前にお客様のご都合をお聞かせいただければ、枕元やお膳までお食事をお持ちいただけます。


容器は衛生面を考慮し、電子レンジ対応の使い捨て容器が採用されています。返却の手間もかからないから、洗って出しておかなかゃ!なんてわずらわしさもありません。

美穀米ランチに比べて、食材は柔らかく、ご高齢者が食べやすい大きさにカットされているほか、塩分も控えめになっています。味付けは和食が中心ですが、ゆくゆくは「八千代のお弁当 美穀米ランチ」の経験をこの高齢者向け弁当にも反映して、よりおいしさを追求し、バラエティ豊かなたものを提供できれば!と考えていらっしゃるそうです。
カロリー調整食や、お粥、刻みといったご要望にも対応していただけるとのことですし、ご高齢の方ご本人ばかりではなく、同居のおじいちゃん、おばあちゃんのお食事準備で悩まれている方なども、ぜひ一度お問い合わせしてみてはいかがでしょうか?

以下に、各宅配弁当の詳細を紹介しておきますね!

(高齢者向け配食サービス)
●八千代のお弁当 047-484-8528
千葉県八千代市大和田新田775
【お弁当代金】※どれも税・配達料込の金額です
普通食 ごはんセット/594円、おかずのみ/540円
カロリー調整食 ごはんセット/823円、おかずのみ/778円
【八千代市の補助金制度について】
65歳以上の高齢者のみの独居、夫婦世帯、または食事を作るのが難しい方は、八千代市役所で手続きすれば補助が受けられます。
※対象はご飯セットのみ(おかずのみは対象外)
※1日1食まで300円で購入可
※昼夜の2食注文する場合は、もう1食分は通常価格の594円(おかずのみは540円)

⇒丁度タイミング良く、9/15付広報やちよで、高齢者福祉サービスについて特集されていました。宅配弁当についてもこちらで少し記述がありました。

【問い合わせ】電話047-484-8528 または FAX 047-484-8568 にてご注文ください
1.電話番号・住所
2.普通食 or カロリー食 を選択
3.ごはんおかずセット or おかず を選択
4.昼食 or 夕食 or 両方 を選択
5.開始日
6.お届けする曜日(週1〜OK)
7.お支払方法(1)毎回現金払い(2)現金でまとめ払い(3)月1回振込払い を選択
※キャンセルは前日の午後3時まで
※注文は前日までにお願いします
※お弁当は配送後2時間以内にお召し上がりください
※食べ残しは後で食べたりせずに、必ず廃棄してください
※1/1〜1/3は休業。その他は年中無休です

【ホームページ】http://www12.plala.or.jp/magokoro-yachiyo/index.html

(企業向け 配送弁当)
●八千代のお弁当 美穀米ランチ 047-484-8528
千葉県八千代市大和田新田775
【問い合わせ】電話047-484-8528 または FAX 047-484-8568 にてご注文ください
※前日までにFAXまたは申込書手渡しにてご注文されたお客様には弁当個数分のお味噌汁サービス
※FAXは注文前日までにお申し込みください
※当日は電話のみの受付です。午前10時までにご連絡ください(売り切れ次第終了)

【ホームページ】http://www13.plala.or.jp/yachiyo-obento/
⇒今週のメニュー&FAX注文用紙も、ホームページからチェックできます
posted by やちなび子 at 10:39 | 千葉 ☁ | Comment(0) |  > 弁当・テイクアウト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月23日

アウトドアキッチン「ボンゴヴィラ」

追記 
八千代市緑が丘での営業を終了されていた「ボンゴヴィラ」さんが、2017年4月中旬に「ペットOK!完全予約制BBQ場」を米本にてOPENすることになったそうです!

⇒詳細はこちら

※緑が丘での営業は終了しています。
2006年9月25日 過去レポ
子供連れOKのお店だと聞き、久々になび夫さんと外食に行ってきました。
「特に日曜日なんかは、お子さん連れの家族が多いよ。でもちょっと、見た目が怪しいんだけどね・・・。」

・・・怪しい?子供連れも多いのに??

場所を聞いてみると、緑が丘イオンとゴルフ場の間の道路を成田街道に向かった右側にある、テントで出来たお店がそれだとのこと。

あー!!そこって、前に“入りにくいお店”シリーズで勇んで入店した「南国レストランTiki Room(レポートはこちら)」の向かいにあるお店じゃん!

同じ敷地内に、とても八千代の一角とは思えない怪しいお店が2店並んでまして、あまりにも危険な雰囲気を醸し出していたんです。やちなびレポートのためとはいえ、さすがにどちらも怪しすぎて入れない!と、一旦は引き返そうかと思いましたが、まだチキルームはプレハブっぽいとはいえ「建物」だったんで、何とか勢いで入店出来たんですが・・・。

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こちらは・・・店?
どう見ても現地キャンプです。

しかも、表に出ているメニューの価格レートは「$」表示・・・。絶対どっか外国の人がやってる異国の店だと思ったし、バーベキューとか書いてあるけど「何が丸焼きで出てくるの?」みたいな不安満載だった覚えがあるので、いくら「子供連れOKだよー!」と言われても・・・。

なのに、つい怖いもの見たさで・・・うっかりまたこの敷地にやってきてしまいました。

砂利の駐車場に車を停め、相変わらずライトアップされて見るからに怪しげなテントへと歩を進めました。
今日は入口の扉が開いていたので、以前見かけたときよりも若干入りやすいそうな雰囲気。そして入口にはゴールデンレトリバーっぽいわんこがお座りしてました。動かないので遠目に置物かと思っていると、急に私たちへ目がけて歩いてきます。何?野良ちゃん?
よく見れば、どっかから逃げてきたのか首に三角のバンダナをつけてます。
お店へ入店すると、そのわんこもすかさず入店。こらこら!お店なんだから入ってきちゃダメよ。

いらっしゃいませ!と店員さん。
店内は限りなく異国風なんですが、3人の女性店員と、右奥の調理場に立つ男性店員(店長さん?)は普通に日本人でした。やっぱり隣のお店と同様、異国リゾートをコンセプトにしたお店だったよう。
そして後ろからついてきたわんこは、こちらの看板犬だったみたいです。店員さんに「ティンク!」と声を掛けられていました。
まー、お出迎えしてくれてたのね!

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店内に入ってからも、外観とのギャップに驚きました。
“バーベキュー”と書いてあったので、キャンプ場にあるような丸太の長椅子と長テーブルがキツキツに並んでいるのかと思っていましたが、思いのほか広めの間隔が空けられた4〜6人掛けの丸テーブルが7席ほどと、大勢で囲める長めの大きなテーブル席が2箇所ほど置いてありました。また、テントのビニール越しに外の景色が見えるからでしょうか?圧迫感がありません。実際に、店内は外観から想像する以上に広く、高い天井には開放感すら感じられます。
さらにバーベキューが出来るコンロ?を囲んだベンチ椅子や、入口と反対側の外にはテラス席があるといった感じでけっこう席数はあるんですが、レイアウトの効果なのか窮屈さを感じません。

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中ほどの丸テーブルを選んで座わると、店員のおねえさんがコルクボードのメニューを持ってきました。
「お決まりになりましたら、テーブルのブザーを押してお呼びくださいね。」
A4大のコルクボードの表にはフードメニューが、そして裏にはドリンクメニューが貼られており、この両面から注文の品を選ぶことになります。
このフードメニューの書き具合がまた変わってまして、「サラダ」の見出しの次には「畑」、そして「牧場」と続いています。何が出てくるのよ?と思いながら内容を見てみると、「畑」にはジャーマンポテトなど畑で採れる食材を使用したメニューが並んでいました。ということは、そうね。「牧場」は肉料理ってことですわね。
さらに変わっているのは価格表示。全て$表示なんですが“1$=100円の固定レート”と書いてありました。また、☆印が付いているのはオススメメニューで、◎印は卓上コンロを使って自分で焼くタイプとのこと。

久々の外食!かなり迷いつつ選びましたのはこちらの計6品。
サラダ欄から、“(有)疋田食品の豆腐を使用しています”というフレーズに惹かれて選んだ「豆腐サラダ $7」。畑欄から、ワープロ打ちで羅列されたメニューの中で、なぜかマジックで追記されていて気になった「ナスの味噌炒め $5」。牧場欄から、バーベキューっぽく☆印モノを試したかったので「豚トロ $7」と、単に美味しそうだったので選んだ「サイコロステーキのジェノバソース $8」。おつまみ欄から、一体何が登場するんだ?と気になりすぎて、つい注文してしまった「ポコポコ $6」。最後にお食事欄から、タコスとどっちにするか悩みに悩んで店員さんにすがったところ“どちらかといえばこちらがオススメ”と言われたのでチョイスした「タコライス $7」です。

注文が決まったので、ボタンを押して店員さんを呼ぼうとしたんですが・・・なんかこれ、普通にお店で見かける呼びボタンと様子が違うわ。
家の電気をつけるときのスイッチと違くて?

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これは、どう使うんだろう?カチッと付けたらすぐ戻すものかしら。付けっぱなしでいいのかな。
とりあえず押したものの、その見た目から“付けっぱなしだと無駄な電気代が・・・”みたいな気分になってきて、衝動的に戻してしまいました。
そこへ店員さんが到着。「あ、これはそのまま付けておいて大丈夫ですよ。注文を取りに伺ったときに私のほうで戻しますので・・・。」だそうです。付けっぱが正解。

フードメニューは注文しましたが、現在授乳期間中のため、あえなくアルコールは断念!
そのアルコールメニューですが、とくにカクテルが豊富です。“当ガーデンでは、カクテルを自由気ままに楽しんでいただけるようにカクテル名で載せておりません。お好みで何でもお作りします”というフレーズとともに、カシスとか梅酒とか元となるものが$5〜$6.5の価格帯で列記されています。とはいえ、カクテル名が出てこない方のために、カクテル名を記載した別メニューもあるようですよ。
また、ソフトドリンクも割と豊富にありました。よくあるオレンジジュースやコーラのほか、生ジュースやミルク、フロートなどなど。

ですが本日のお飲み物は「お水で結構です。」
それでも、おしぼりとともにバタピーや柿の種の小袋盛りのお皿を持ってきてくれました。

お料理が到着するまで、しばらく店内に響き渡るノリノリの南国BGMを聞きながら、ビニールハウスの内装を楽しみました。
こんなに南国リゾートチックなのに、各テーブルにはパラソルまで立ててあるのに、なぜか天井から列を成して垂れ下がっている赤ちょうちん。さらには中央に小ぶりのミラーボールまで・・・!
何とも不思議なレイアウトです。

ちなみに、各テーブルには上からランプが下がっているのですが、その光量にしては随分と店内が明るいなーと感じていたんです。よくよく考えてみると、すぐ隣がエネオスのガソリンスタンドなので、そこから煌煌と光が射し込んでるからなんですね。この場所にテントを構えたのも計算のうち?

そうそう、気付いたことといえば椅子への配慮も特記すべきことかしら。こちらのお店は、ショッピングセンターのテラスによく並べてあるようなプラスチックの椅子に座るんですが、坐面に保冷バッグの内側のようなアルミっぽいマットが敷いてあるんです。
なので、長く座っていてもお尻が痛くならないですし、きっともっと寒い時期になってもひんやり冷たい!ということにはならなそう。

そんな観察中に、まずは豚トロが卓上コンロとともに到着いたしました。

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半解凍の結構大きめな肉が13〜15枚ほどお皿に盛られ、それにしし唐2本にレモンが添えられています。卓上コンロの下の小さな固形燃料に、店員さんがチャッカマンで火を点けてくれるのですが、結構火力が強い!豚だけによく焼かなきゃと思って放置していると、あっという間に反り返って次々と焼け焦げていきます。
慌てて2,3枚の肉を救出し、いただきまーす!うぁっち!
かなり熱いのでご注意。
そのままでも塩が効いてて美味しいですが、一緒についてくるわさびと練り梅の薬味をつけると、脂身に酸味がほどよくマッチしてこれもまた良い感じ。

続いて豆腐サラダが運ばれてきました。サラダはどれも2〜3人前だそうで、大皿に盛られています。

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店員さんに、メニューに書かれていた(有)疋田食品とは有名な豆腐のお店なんですか?と尋ねてみました。
「緑が丘の駅前で屋台売りしている豆腐やさんですよ。あのパープーってラッパを吹いて売っているやつです。うちには軽トラックで配達してもらってるんですよ。」

サラダは、中央にザル豆腐みたいな感じで豆腐が盛られ、その下にレタスやトマト、上からは海苔や鰹節がかかっています。味付けには胡麻ダレみたいのが全体にかかっているのですが、塩味が強すぎることもなく豆腐の豆の風味が生かされている感じ。
豆腐は舌でもったりとする食感、けれど濃厚!というよりかは後味さっぱりといった印象です。

そんな豚トロとサラダを囲むなび家テーブルの横を、4人くらいの人たちがそれぞれ小型犬を連れて、奥へと歩いていくのが目に止まりました。
へー、ここってペットOKのお店なんだー!
それぞれ飼い主さんの足元で、お利口さんに寄り添っているワンちゃんたち。なかなかペット同伴で入れるお店なんて無いですから、これは便利なお店を発見したものだわ!と様子を伺おうと思っているとナスの味噌炒めが運ばれてきてしまったので、観察は一時中断。

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半月切りのナスと乱切りピーマンが、かなり濃い味甘めの味噌ダレで、たっぷりの白ごまとともに炒められています。
これは白いご飯が欲しくなる!どんぶりに乗せると良さそうな感じです。この濃い味付け、ビールと一緒に頂くと幸せかも・・・。

豆腐サラダを取り分けていると、急に店内が薄暗くなりました。
停電?!と辺りを警戒して見渡すと、天井にあったミラーボールが回り始め、店の奥からロウソクが1本立てられたピザ?のような大きなお皿が運ばれてきます。その行き先は、先ほどのペットチームのテーブル。
何?何??
そんな様子を察してか、別の店員さんが説明に来てくれました。
「あちらのテーブルでは、わんちゃんの1歳の誕生日パーティが行われているんですよ。あれはピザじゃなくて、ワンちゃんが食べられるオードブルです。しばらくすれば電気が点きますので・・・。」
そう言えば、BGMもいつの間にかノリの良いハッピーバースデーの曲に変わってる!ちなみに、ワンちゃんだけじゃなくて、人の誕生日とか何かお祝いイベントなどに、こうした用意をしてくれるみたいです。
ペットOKだけじゃなく、ペットと楽しめるお店とは・・・。これは利用したい方多いんじゃないですか?外はすぐ砂利の駐車場なので、トイレに連れ出すのも楽そうだし。今度はなび犬も連れてこようかしら?

店内が再び明るくなった頃、サイコロステーキが運ばれてきました。

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このサイコロステーキ、味付けは和風タイプか、このジェノバソースタイプかどちらかを選んで注文します。ちなみにジェノバソースとはバジル味です。これは卓上で焼くのではなく、鉄板に盛られて出てきました。
一口サイズのステーキに、串切りトマトとコーンが添えられ、その下には焼いたしし唐が何本か敷いてあります。
はじめに口にしたステーキはちょっと固めに感じたのですが、部位によるのでしょうか?その後食べたステーキは、どれも超を付けたいほど柔らかーい!ジェノバソースがまたクリーミーで、食欲をそそる爽やかな風味。
肉のみならず、添えられたトマトにも驚きです。常温なのかと思いきや、鉄板に乗ってしまったためか温かいトマトに!でもそのおかげで、ほど良く酸味が抜けて柔らかくジューシーで、あら美味しい!
ちなみにコーンは特に味付け無しのプレーンコーンですので、箸やすめにどうぞといった感じ。

はじめに焼いた豚トロや、鉄板上のサイコロステーキと、かなり香り高いメニューをいただきましたが・・・テーブルにはちっとも虫が飛んできません。
実は、とっても気になっていたのが虫。
特に季節も季節だし、蚊とか結構いるんじゃなかろうかと思ってました。刺されるのは内心覚悟して来たのですが、特に大丈夫そう。何でかなー?と見渡してみれば、テントの隅のあちこちに蚊取り線香らしきものが!
一応確認、これって蚊取り線香ですよね?
「そうですよ。夏は特に気にしてますが、普段でもワンちゃんがいたり、この地面は人口の芝マットを敷いてはいますが土なので、その土臭い感じを消すためにも焚いています。」

その割に換気がいいのか、蚊取り線香の匂いどころか料理の匂いや煙もこもりません。虫よけ対策のほか、温度調節も気にされているようで、暖炉があったり、各所に扇風機が取り付けてあったり。
普通の建物じゃないだけに、色々と気にかけるところが多いようですが、何より心配なのが雨・・・。雨の日はどうしてるんだろう?お店は営業するんですか?
「普通降り位だったら営業してますが、さすがに大雨だったり雪が降ったりすると、下が土なのでどうしても足場が悪くなりますから、お休みしてます。」

料理も終盤、ご飯もののタコライスが届きました。

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水分多めの白ご飯に、サニーレタス、ひき肉、角切りトマト、パリパリタコスの皮部分、細切りチーズが覆い、傍らにはマヨネーズとケチャップみたいなソースがチュッと添えられています。これをスプーンでかき混ぜて食べるのですが、結構具材の野菜がひんやりしているためかサラダ感覚です。
辛くはなく、むしろお子様受けの良い味付け。量的には一人前以上ありますが、なび夫さんとともにさらっと食べれちゃいました。

そして一番気になっていたポコポコが最後に到着。ネーミングからは想像出来なかったこの一品、目にしたら何だか分かるのかと思いきや、テーブルに運ばれても一体何の料理だか判明せず・・・。

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食材が竹串に刺さっているようですが・・・この中身は?
「じゃが芋と肉団子です。その周りに粉チーズがまぶしてあるので、火に炙ってから召し上がってください。あまり竹串を近づけすぎると焦げてポキっと折れるのでご注意ください。」

粉チーズなのでとろけるわけではなく、いつまで炙ればいいのか悩みどころでしたが、ちょっと焦げ目がつく位で頂いてみました。じゃが芋は既に火が通っている状態で、ホクホクしてます!コショウ系のスパイスと強めの塩味で、パンチの効いた一品。肉団子はあらびき魚肉ソーセージのような食感で、じゃが芋と同じくパンチを繰り出すしっかり味付け。
試しに、炙らずそのまま口にしてみたところ、粉チーズが口の周りにまとわりついてパラパラこぼしてしまう始末。なるほど、焼くことで随分食べやすくなるわけですな。

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今回はベビーカーを傍らに置きながらの食事でしたが、もう少し大きくなった子供を連れて、ちょっとしたキャンプ気分で家族団欒な食事をしに来ると楽しそう!こういうアウトドアな雰囲気が子供受けしそうですし、静かに食事をするというスタイルでもないので、ワイワイ賑やかに過ごせそうです。
食事メニューも子供が好きそうなものもありますし、お願いすればお子様メニューも作ってくれるそうですよ!

そして何よりオススメしたいのは、愛犬連れで食事を楽しみたい方!
伺ったら、ちゃんと犬用メニューも用意しているんですって。ボイルしたチキン・ポーク・ビーフがそれぞれ$3で、ワンちゃんの好みに合わせてチーズとか野菜を混ぜてもらえるんだそう。沢山の量だとトッピング代が別で掛かりますが、少し混ぜるくらいなら$3のうちでやってもらえるみたいです。

忘年会とか大人数での集まりに利用しても良さそうですよねー?と話しかけましたら「飲み放題のパーティメニューもあるんですよ。2時間半の飲み放題が1人3,500円で、ピザやシーフード、バーベキュー料理なども付いています。貸切も30名以上ならご対応しますし、結婚パーティとか誕生日パーティなど用途に合わせて演出もご協力しますよ。」とおっしゃっていました。
ちなみに入口正面で見かけたダーツも出来るみたいです。

そうそう、こんなビニールハウスなお店ですが、きちんと男女別でトイレもありましたよ。仮設タイプでしたが、ちゃんと鏡や手を洗う場所も設けられてました。

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帰り際、お会計をするときに気になったのが、壁一面と言わず、2面3面とやたら沢山貼られているワンちゃん写真。これは・・・?
「お店に初めていらっしゃったワンちゃんをインスタントカメラで撮らせてもらってるんです。それをこうやって貼ってるんですよ。」

看板犬ティンクちゃんといい、こちらのお店の店長さんや店員のおねえさん方はワンちゃんが大好きみたいです。カウンターの向かいには、犬用フードやおもちゃ、カントリーチックな首輪などなど、小物まで売られていました。

外観につい後ずさりしてしまいそうなお店ですが、ここはちょっとした穴場スポットかも。ぜひお試しあれ!

●アウトドアキッチンBONGOVILLA(ボンゴヴィラ) 047-459-6955
千葉県八千代市大和田新田1095(地図)東葉高速線八千代緑が丘駅より徒歩8分
【営業時間】18:00〜翌2:00(金・土は翌3:00まで)
【定休日】水曜日
【駐車場】有り(20台分)
【ホームページ】http://www.bongovilla.com/
posted by やちなび子 at 22:43 | 千葉 ☁ | Comment(5) |  > アジアン料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月15日

八千代の梨情報 まとめ

かれこれ梨園をめぐり始めて約10年!!

八千代市内には沢山の梨園がありますが、コンテストで八千代市長賞を受賞されたことがあったり、世代交代を進めてより一層梨づくりを意欲的に進めている梨園さんや、うちにぜひ取材に来てほしい!!!と自信あふれるお声掛けをしてくださった梨園さんなどなど、皆さんにぜひオススメしたい!と思った一押し農園を、私なび子がひとつひとつ足を運んでお話を伺って情報をまとめた直売所一覧「八千代の梨園マップ」をやちなびで紹介しています。

ただ、梨園さんごとにまとめてしまったので、それぞれのレポートの中で八千代全体の梨情報を書いていることが、パッと分かるものがあれば便利だなぁと思いまして・・・。

どんな話題に触れているのかをまとめてみました!

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<八千代市内での梨づくりのこだわり いろいろ>
★「梨っていうのは、置いておけば色がつくけど追熟はしないからね。やっぱり木で完熟したものは味が違うんですよ。」←どう違うの?!
★薬を使わず虫被害に効くフェロモン剤「コンフューザー」
★慎重に収穫した梨を選果機(せんかき)に流してサイズ選別する様子
★「梨はね、幸水の木から出来る実の種を蒔いたからといって、幸水が出来るとは限らないんですよ。」のワケ
ほか
⇒【梨園レポート】果秀園(かしゅうえん)より

★自然治癒力など、人間が本来持っている力が十分に発揮出来るようコンディションを整えておくことで、病気に負けない生活が送れるというわけですが、こうしたことは植物にも通ずるものなんだそう。「木自体を丈夫にすることが、薬に頼らず育てていける秘訣です。」→どんな工夫が施されているのか?!
★「愛宕(あたご)という梨も10月上旬から販売するんだけれど、これはとても日持ちのする種類なんですよ。」→どういう梨?!
★殺虫よりも殺菌を重点的に行っている梨づくり
★根からだけではなく、葉からも栄養を添加する技術とは?
★幸水梨の魅力
ほか
⇒【梨園レポート】梨園またべーより

★麦丸は、梨畑として開拓されたのは比較的新しいんです。市内の古い産地の生産者が3代目だとしたら、麦丸の生産者は2代目あたり。→八千代市内でも梨園の場所で新旧がある?!
★鮮度を維持するための効率的な収穫の様子
★八千代市の農業士等協会に依頼している、農業ボランティアの方々とは?
★実はトマトも人気の梨園
ほか
⇒【梨園レポート】周郷梨園(すごうなしえん)より

★“阿蘇ナシ”の名で全国各地に出荷されている八千代の梨。そのルーツとは?
★樹齢90年以上!年季の入った梨の木を、いかに健康なまま維持・育成するか。
★袋をかける梨、そうでない梨の違いとは?
★ヒョウの被害にあった当時の様子
⇒【梨園レポート】豊梨園(ほうりえん)より

★「大玉専門店」と呼ばれるほど、品種に関わらず大玉がゴロゴロ販売されている、その秘策とは?
★霜による影響について
★「“手をかける”ことと同じくらい重要視しているのが“目をかける”こと。」→見るポイントとは?
★直売所ってむしろフレンドリー!?接客の凄さ
★3kg箱、1000円袋売りなども!贈り先のニーズに応える工夫
★キウイもすごく人気なんです
ほか
⇒【梨園レポート】幸果園(こうかえん)より

★市内でも広く使われている“害虫交信かく乱剤”で虫の被害を予防する取り組み
★日中30度以上もの状態がずっと続くと、中が腐ってしまう“芯ぐされ”とは?
★ここで差が出る!ベストな収穫のタイミングについて
★なぜか八千代の梨は“糖のバランス”が良いらしい?!八千代の土壌のヒミツ
★最近人気の品種「秋月(あきづき)」の魅力
⇒【梨園レポート】丸勘梨園(まるかんなしえん)より

★幸水・豊水だけじゃない!梨には沢山の種類があるんです。
★ホームページで広く情報を紹介している梨園も数多く!そのひとつがこちらの梨園さん
⇒ジャンボ梨「新高」も販売開始!マル奈梨園の追加レポートより


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<やちよの梨 味自慢コンテスト〜八千代市園芸農産物(梨・豊水の部)共進会>
★近年は、毎年豊水の時期に緑が丘イオンの広場で開催されています。どの農家さんが、今年の「八千代市長賞」を受賞するのか?!
⇒2014年度の様子
⇒2013年度の様子
⇒2012年度の様子
⇒2011年度の様子
⇒2010年度に八千代市長賞を受賞された梨園さんを直撃!
⇒2009年度の様子
⇒2007年度の様子

<千葉なし味自慢コンテスト>
⇒快挙!千葉なし味自慢コンテストで八千代梨園が1位!

<過去にはN−1(梨ワン)グランプリも開催>
★記念すべき第1回N−1グランプリに審査委員として参加してきました!このときは、まだ消費者枠は募集せず、生産者のみでの開催でした。
⇒第1回八千代市N-1グランプリ2011に参加してきました!より

★第2回目は、事前に抽選されたお子さんと保護者の皆さんも参加!同じ幸水なのに、こんなに味が違うんだ!とビックリしていた様子です。
⇒一番うまい梨決定戦!『第2回八千代市N-1グランプリ』に行ってきました

★最終回となった第3回は、道の駅やちよの農業交流センターで。今回は異種格闘技戦の如く、なんと自分の好きな品種でOK!というルールに。沢山の子どもたちも参加し、それはそれは熱い戦いとなりました!初めて口にする品種にも出会えて、他にはないイベントでした!
⇒第3回八千代市N-1グランプリに参加してきました!より

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<梨を買うなら、買ったなら。>
★道の駅やちよの直売所にも、新鮮な梨が毎朝届く!
★箱売り、配送もOK
⇒幸水梨スタート!あともう少し夏野菜続きます(道の駅やちよ農産物直売所クラフト)より
⇒【追加記事】梨が最盛期!ナスやカボチャも出始めました(農産物直売所クラフト)より

★梨が届いても、決してそのまま玄関に放置・・・なんてしないように。痛みますよ!!
⇒直売所から梨が箱で届いたら。より

<色んな梨を食べてみました!>
⇒梨「秋月(あきづき)」を食べました!
⇒櫻井梨園さんのあきづきと、ブルーベリーやっち飴。
⇒【梨食べ比べ】なつしずく、絵里、なつひかり
⇒2014年「まるな梨園」さんで幸水梨を食べました!
⇒2013年幸水梨の食べ歩き(丸勘梨園さん、マルツ綱島梨園さん)


これらのレポート以外にも、梨園マップの「詳細ページ」で各直売所の「他の写真」を掲載していまして、ここにもチョコチョコと情報を掲載しているので(⇒例/山中園さん)気になる直売所はぜひそこもチェックしてみてくださいね!

ちなみに、2015年には八千代市梨業組合さんを通して、まいぷれの(株)宣美さんが作成された「やちよ梨100年記念公式サイト」というのもありまして、そちらは市内の梨園さんがほぼ網羅されています!
場所などをチェックするにも、とても便利そうですよ!

〔関連情報〕
⇒八千代ナビ!八千代の梨園マップ
posted by やちなび子 at 13:13 | 千葉 ☁ | Comment(0) |  > 果物・野菜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月01日

スコーン専門店「Scone Kitchen パニパニ」

≪移転のお知らせ≫(2016年6月1日)

レポート以来、勝田台の小さな工房ながらスコーンを買い求める方の列が絶えない人気のパニパニさんでしたが、以前から念願だった古民家カフェを印西市でオープンすることになったんですって!
すでに5月末に勝田台の工房は閉めていらっしゃり、新店舗の開店は7月上旬予定とのこと。
⇒7/17(日)オープンだそうです!(詳細はこちら)

【新店舗情報】
千葉県印西市笠神381(地図)印西市役所本埜支所近く

ジョイ2やビッグホップよりもちょっぴり遠いんですが、車だったらチャチャっと寄れちゃう?!
八千代市から離れてしまうのは残念ですが、並んで購入したり事前注文する手間を考えると、カフェのほうがチャレンジしやすいかも。
パニパニさんのスコーンをまだ食べたことがない!という方、ほんとにオススメですよー!
私も夏になったら、立ち寄ってみようかと思ってます!



2012年11月21日
皆さん、スコーンって耳にして、どんなものをイメージしますか?

私がパッと思いつくのは、イギリスのお茶菓子として出てくる、あのパックリと割れ目が入った感じのもの。
ホテルのおしゃれなアフタヌーンティーで添えられてきたりすると、その頂き方のマナーにやや躊躇したりして。フォークなどで横に割りつつ、フルーツジャムと、こってりしたクロテッドクリームをたっぷり塗って・・・で、良いんでしたっけ?
はたまた、スタバなどでチョコチップが入ったものなどもスコーンと称されてますけれども、あれはアメリカンタイプと言うのかしら。とにかくずっしりとした生地でボリューム感満載!おまけに、大抵は何かつけるどころかそのままでも十分甘く仕上がっているから、ひとつ400キロカロリー近くあったりすることも。

そんなカフェでのサイドメニューだったり、パンやさんで並ぶ商品のひとつとして選ぶ機会はあっても、スコーン“だけ”をわざわざ買いに行く経験はなかったんですが・・・。

実は今、スコーンが流行ってきているらしい!

一昔前はベーグルだったり、焼ドーナツを扱うお店で溢れていましたが、最近は六本木や銀座にスコーン専門店がオープンしたり、都内のおしゃれな街にはカフェと併設してスコーンを扱うお店が続々。

とは言え、八千代を離れる機会がめっきり減った私は、そんなおしゃれスコーンに出会うことすらままならないわ・・・と思っていたらば、スコーン専門店がなんと勝田台にあるんですってよ!!


大きな地図で見る

↓ 勝田台駅南口から徒歩約4分。八千代高校のすぐ前あたりにある茶色の建物1階。
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こちらは工房で、カフェは併設されていません。
店頭販売しているわけでもなく、あくまで基本はオンラインショップでの取り扱いのみなんですが、来店可能な方には「直接受け渡し」というスタイルで販売してくれるというもの。

ただ正直なところ、“スコーン”だけで勝負できるものなのか?

都内で売られているスコーンはひとつが結構良いお値段だったりするようですし、そもそもスコーンのイメージって、飲み物がないと口中の水分をうばわれて窒息しそうな、モクモク、ぼそぼそっとした感じが強くて、気軽にパッと口に出来る“普段使い”向きの食べ物という感覚がないせいか、おみやげなんかでときどき頂く程度が丁度良いような・・・。

ところが、このオンラインショップにはプレゼントだけではなく、ご家庭用を目的として依頼するリピーターさんが多いらしいのです。
最近では“対面販売を介して、お客様の生の声を参考にしたい!”と、白井市の神々廻の森(ししばのもり)公園で行われた「三十祭(さんじゅうさい)」など、近辺で行われるイベントへ積極的に参加されているそうですが、いずれのブースでもあっという間に完売。連日に渡って行われるイベントでは、「美味しかったから!」と翌日も買いに来られるケースが多いほど、クセになる味わいなんだとか。

普通なら配送料がかかるわけですが、直接受け渡しなら送料ゼロはもちろんのこと、簡易包装なら1個40円引きになるという大特典が!!そんなスコーン工房が勝田台にあるというのに、なんせお店の看板があるわけでもないので近くに住んでいる方ですら知らないというもったいない状況に・・・。
これはぜひ八千代の新たなグルメスポットとしてご紹介しなければ!
と、普段は立ち入ることができない『Scone Kitchen パニパニ』さんの工房の中へ、特別におじゃましてまいりました。

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↑ Scone Kitchen パニパニの 川満(かわみつ)さん。

玄関をあがると、すぐ先がスッキリと清潔感のある広い工房になっています。2面に窓がある角部屋なので、風通しが良くてすがすがしく、気持ちのよい陽の光が射し込みます。
こんな素敵な工房で、パニパニのスコーンづくりを手掛けている川満(かわみつ)さんの姿がありました。他にスタッフさんなどはいらっしゃらないので、個別包装も、配送準備も、すべてお一人で行われています。
『なび子さん!丁度良かったわ。今日は秋のカラッとした気候で、スコーンづくりがとってもはかどる良いお天気だったのよ。』と、にこやかに出迎えてくれました。
湿度によっては、焼きあがってから冷ましている間に、まわりのサクッとした感じが薄れてしまうこともあるそうで、毎日のように水分などの配合や焼き加減を調整しているとか。

スコーンキッチン パニパニさんが目指すのは、食卓だけではなく戸外や職場などでもパクパクお手軽に食べられる、冷めてもふんわりしっとりと美味しいスコーン。
『イギリス式の上品なイメージをお持ちかもしれませんが、上下に割る作法や、クリームやジャムを付けながら食べたりといったことをせず、そのままでも美味しくいただいてもらえる味、食感、カタチを追求してきたんです。毎日のように食べても飽きず、パンのようなお手軽感覚があるものを目指し続けてきました。』と、川満さん。

商品のラインナップは、プレーンのほか、現在は6〜7種類程度のバリエーションがあるのですが、中でも人気の「雪塩(ゆきしお)」と「黒糖」を試食させていただきました!

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雪塩(ゆきしお)は、パニパニさんで一番売れている商品。
スコーンだけではなく、マフィンとかキッシュとかパウンドケーキとか、そういうのって女性は好きでも男性には受けが悪かったり(私のまわりだけ?)するんですが、こちらは男性からも大変受けが良いんですって!
その秘密は、周りをコーティングしているアイシング。
『ここが絶妙な甘じょっぱさで、あとをひくと言っていただけます。素材の味わいを出したいので、生地自体の甘みはとっても控えめ。キビ砂糖を少し加えている程度ですが、それが周りのアイシングとのベスト・バランスを生み出すよう考慮しました。』

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↑ 雪塩(ゆきしお) 1個220円。(持ち帰りで簡易包装の場合は180円)

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↑ コーヒーカップと比べてみると、大きさが伝わるかしら?

実際に手に取ってみると、大きめな手の人のげんこつくらいあって、上品な小ぶりタイプのスコーンとは大分様子が違います。いわゆる“オオカミの口”と呼ばれる割れ目もきちんと開いていますが、左右に花が咲いたように膨らんでいて、見ただけでパッと「スコーン」とは思いつかないかも。

その謎は、口に入れてもなお続きます。

サクサクっとこぼれ落ちる周りの皮は、まるでクロワッサンさながら。
焼きあがってからしばらく時間が経っていて、すっかり冷めてしまっているんですが、中は何重もの層になっているかのような、パイさながらの歯ざわり・・・なのに、ふんわり。ホロホロとした感じも、水分を奪われるような粉っぽさもなく、しっとりした中身からはこぼれ落ちるものは何もなく。
「え?これがスコーン?!」とつい言葉に出してしまったほど、今までスコーンだと思って食べてきたものとまるで異なるこの食感。
どこかで出会ったような・・・と思い返してみれば、そうそう、ケンタッキーのビスケットが一番近い感じ!

この軽さを出すために、グルテンを抑えるようにバターと粉を混ぜ込むなどいくつも技が隠されているようですが、重量感たっぷりのスタバスコーン系との大きな違いは、パニパニさんのスコーンに卵が使われないこと。
卵が入るとどうしてもしっとりしすぎて重くなり、膨らみが悪くなってしまうとか。

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冷めても美味しく!を追求したというこだわりが、この食感だけでも十分伝わります。
が、肝心のお味や風味もこれまたしかり。中身はクセのないミルク風味一杯の生地、ここに和のテイストさえも感じる上品な甘じょっぱいアイシングが程よい加減でほどこされていて、最後のひと口まで飽きることなく食べきれるのです。塩スイーツはすっかりお馴染みですが、まろやかな甘みのある塩気だからか、変に塩分だけが誇張するわけではなく、イメージで言えば焼もちにつける甘醤油とか、おせんべいの雪の宿っぽい方向の甘さかしら。
また、より甘さを惹きたてるために、プレーン味には牛乳のみを使っているのに対し、雪塩の生地にはヨーグルトも使って爽やかな風味を出しているそうです。牛乳じゃなく生クリームも試してみたことがあったそうですが、それではこってりし過ぎてしまうため牛乳で生地のバランスを整えているとか。

川満さんのオススメの食べ方は、一度トースターで温めること。
『冷めても美味しいスコーンを目指してはいますけれど、やっぱりオーブンから出したばかりの焼きたては、ほんとに美味しいんです。常温に置いたスコーンをアルミホイルにふんわり包み込んで、600Wで5分ほどトースターに入れます。最後にアルミホイルを外して、30秒ほどトーストすると外側がカリッと仕上がりますよ!』

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↑ 持ち帰らせていただいたスコーンで、家のトースターに入れて試してみました。

もう一度熱してしまうと、何だかアイシングが溶けてしまわないかと心配でしたが・・・全く問題ナシ!
ホイルで包んだからか思っていたより熱くなり過ぎず、丁度焼きたてをしばらく置いて粗熱が取れた感じになりました。
もう、中はより一層ふんわりに!
冷めていたときにはあまり感じなかったけれど、芳醇なバターの香りが鼻を伝います。
トーストしたほうが、しっとりした柔らかさがアップするようで、イメージ通りのスコーンぽさが戻る感じかしら。冷めたままのほうが斬新な食感が味わえるようにも思えるし、それぞれの魅力がありそうです。

ところで、このスコーンの名前に使われている「雪塩」。
これは川満さんがイメージで付けた名称ではなく、沖縄の宮古島で造られている有名な“あの塩”の名前です。
宮古島はサンゴが隆起して出来たと言われているそうで、この“琉球石灰岩”と呼ばれる独特の地層が生み出すミネラル豊富な海水を、出来る限り成分そのままに加工した「雪塩」は、沖縄土産としても大変人気高いですよね!

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実は、沖縄の宮古島で生まれ育った川満さん。
素材にはぜひふるさとのものを・・・という思い入れもあり、沖縄の素材を他にも多く取り入れていらっしゃいます。
『故郷の良さは、島を離れ、そして歳を重ねてきたからこそ実感出来るものでした。今の自分は、宮古島の生活があったからこそ。少しでも自分がつながっていたい、何か故郷の良さを皆さんに伝えたい、そんな思いでこだわりの素材を扱うようになったんです。』

もうひとつの人気商品「黒糖」スコーンも、今は沖縄縄県多良間村の良質な黒糖が使われています。多良間の黒糖は、沖縄のおみやげコーナーに並ぶ色んな産地の黒糖の中でもお値段が張りますよね。特に今年は台風の影響で大変な品薄状態だったそうですが、探しに探してようやく仕入れた貴重な一袋!

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雪塩を売り出してからは1位の座を譲ってしまったものの、今でも根強いファンが多い黒糖スコーン!
はじめは生地に入れ込んでいたそうですが、せっかくの黒糖らしさがぼやけてしまったそうです。そこで、プレーンな部分と黒糖部分を層状に重ねて焼き上げることで、より黒糖らしい“本当の味わい”を演出できました。
『こだわったのは、本当の黒糖の美味しさを表現すること。自分が幼い頃には製糖小屋がすぐ近くにありまして、大きな鍋で黒糖の元となるサトウキビの汁をぐるぐる煮込んでいる様子は、ごくごく身近な光景だったんです。作り終わった鍋をのぞいて、淵のほうのちょっぴり焦げて固まった黒糖をつまんで口に放るのが楽しみでしたが、そのときの抜群の美味しさは、大人になった今でも忘れることはありません。』

その味わいを、ぜひとも再現したかった!というこだわりから生まれたスコーンがこちら。

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シナモンロールのように包みこまれた黒糖の層。
口に含めば、耳元がツーンとするほどに強い独特の甘みがガツンと到来。
びっくりするほど甘い!!
けれどもいつまでも後をひくわけではなく、とてもキレのある甘味なんです。
生地部分は、雪塩と同じく素材感を大切に甘さが抑えられているので、黒糖の甘みが際立ちます。
最初は驚いた舌でしたが、2口、3口・・・と食べ進めていると、いつの間にか心地良く黒糖らしい風味が口中に馴染んできました。
ちなみにこちらもトーストしてみましたが、黒糖はうっすら湿って香りがさらにまろやかに!

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↑ この固まった部分が、まさにあの思い出の味なんですって!

他にも、“シマナー(島菜)”というからしなの一種の野菜を使ったり、沖縄産の生姜を練りこんだスコーンなどもありました。これらの野菜は沖縄県の北部地区にある「やんばる光花園」から仕入れているそうです。生産者の光行八重子(みつゆき・やえこ)さんに直接お願いし、特別に乾燥粉末へと加工をしてもらった状態で入手しているので、生の状態を練り込むよりも素材感がアップ!
シマナーはヨモギパンのような色合いになるほか、ほんのりと感じる辛みと甘味が評判。お菓子としてではなく、お食事と合わせてもオススメだとか。
生姜は生地に練り込み、さらに雪塩のようにアイシングにも使われています。ピリッとした生姜そのものの風味が面白い、こちらも人気のスコーンです。

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↑ 乾燥粉末に加工されたシマナー。野菜は無農薬で育てられていて安心!

沖縄のものばかりではなく、良いものは積極的に取り入れてみようと模索されている川満さん。
最近では、川満さんの「今」を支える地元八千代のものにも着目し、牛乳を直売所などでよく見かける“八千代牛乳”に変えたそうです。
また、プレーンタイプは通常タイプと石臼引きタイプの二種類あるのですが、石臼引きのほうは“小麦の味わい”が好きな方に人気。粉は“熊本製粉”の石臼引きを使っているそうで、ミネラルが豊富に含まれていて栄養的に優れているのはもちろん、粉独特の甘みや風味に魅了される方が多いんですって。ちなみにプレーンといっても、何もつけなくても食べられる!と好評なので、ぜひそのままの風味をお楽しみくださいね。

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↑ 左が石臼引き。右は通常タイプです。色の違いが伝わるかしら?

そんな魅力満載なパニパニさんのスコーン!
注文はすべてホームページのオンラインショップで受け付けています。

欲しい商品をカートに入れて手続きをすると、送料や振込先についての内容確認メールが返信されてきます。
先払いなので、銀行振込が確認された時点で配送日の連絡がきます。
土日は定休日ですが、金曜日に振り込みを確認した分については日曜日に焼いて、月〜火曜あたりには着くよう調整しているとのこと。
なお、お一人ですべての作業をされているので、注文状況によっては多少お時間をいただく場合もあるそうですので、プレゼントなどでご予定をされる場合はお早目にどうぞ!

また、冒頭にも書きましたが、直接工房で受け渡しをすることも出来ます。
その場合もオンラインショップから注文をし、メモ欄に『工房受け取り希望、受渡し時間帯 ○○時頃』と書き添えればOK!受付後にパニパニさんから受け渡し時間についてのご連絡がいきます。
※工房受け渡し分の注文は、他の依頼が重なっていなければ前日までに申し込みをもらえれば対応できることもあるそうですが、一日に作れる量が限られているので、確実なのは前々日までにご連絡を、とのことでした。

受け渡しのタイミングですが、午前中はスコーンを焼き上げる都合があるので、13時〜18時頃の間で調整するそうです。
2013年11月から以下の焼き上がり時間でスコーンをお渡しすることになりました。
11月以降のご予約は以下いずれかの時間で受け取りをご指定ください。
第1回焼き上がり時間・・・13:30
第2回焼き上がり時間・・・16:30


お支払いは、振込ではなく受け渡し時に現金にて精算です。
簡易包装なので、パン屋さんのように種類ごとにビニール袋に入れて、レジ袋にまとめてお渡しとなります。
この「個別包装無し、食品表示をしない、工房で直接受け渡し」なら、どの種類でも一個あたり10円引きに、エコバックや容器持参なら5円引きになります!プレーンなら通常150円のところ1個135円の計算になるわけで、ご家庭で楽しむなら断然オススメ。
なお、工房受け渡しの場合でもプレゼント用に個別包装が必要な場合は値引きが適用されません(個別包装の手間や材料費などがかかるので)。

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↑ 個別包装を希望の場合は、こちらのビニールにひとつずつ包んで箱詰めされます。

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↑ こんな感じで箱詰めされるそうです。ほかにも“のし”が付けられたりするようで、詳しくはパニパニさんのホームページでご確認を!

直接受け渡しの場合は2個から(できれば偶数個だと有り難いそうですが、奇数でもOK)購入できますが、まとめ買いした場合は冷凍庫へ!
冷凍庫に入れておけば一ヶ月は持つとのことですが、ぜひラップではなくアルミホイルで包んでみてとのお話でした。こちらの方が光を通さないので、より酸化を遅らせることが出来るそうです。

実際にひとつだけホイルで包み2週間後に冷凍を戻していただいてみました。
朝、冷凍庫から室内に出しておいて2時間ほど置いたものをトースターへ。ホイルに包んだだけでしたが、冷凍焼けもせず、以前トースターで焼いたときのようにサックリ仕上がりました!
ちなみに味わいは変わらない美味しさでしたし、黒糖のとろり感も健在。
ただ、口の中で広がる香りだったり、層のサックリ感がやや薄れ気味だったので、出来ればなるべく早めに食べるのがオススメです。

スコーンのイメージが、良い意味で裏切られた今回の逸品。
ぜひ衝撃のさっくりふんわり感を、堪能してみては!

●スコーン専門店「Scone Kitchen パニパニ」
千葉県八千代市勝田台1-1-8 江口ビル107号(地図・工房紹介ページ
【注文方法】ホームページまたはメールにてお受けいたします。
※1宛先6,000円以上お買い上げで送料無料
※直接工房にて受け渡しの場合は、スコーン全品1個あたり10円引き、エコバックや容器持参なら5円引き
【工房販売デー】毎週土曜 11:00〜17:00(売切れ次第終了)
【メールアドレス】scone-kitchen@pa2pa2.jp/
【ホームページ】http://www.pa2pa2.jp/


【追記】2014年9月29日
勝田台北口にあるイタリアン「8”North(エイトノース)」のカフェタイムメニューに、パニパニさんのスコーンが加わったそうです!
⇒やちなびブログ

【追記】2014年8月11日
久々にスコーンを頂きました!リニューアルしたコーヒー味や、最近イチオシのみそ味も。
⇒やちなびブログ

【追記】2014年7月17日
7月1日(土)より下記の通り営業時間が変更されました。
月・・・定休日
火・・・予約注文
水・・・予約注文
木・・・予約注文
金・・・仕込み
土・・・工房販売デー 11:00〜17:00(売り切れ次第終了)
日・・・定休日
今年の夏は、毎週土曜日の工房販売デーはお休みせず営業されるそうです!

【追記】2013年5月24日
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先週の土曜日に、久々にパニパニさんのスコーンを求めて工房へ行ってきました!
今年2月下旬からスタートした毎週土曜の工房販売は、とにかく大盛況なんです。4月にふと思い立って、15時頃に足を運んだ時にはsold out!!
今回は13時の開店には間に合わなかったものの、まだ販売時間中に並ぶことができました。
※2014年7月1日現在、工房販売デーは11:00〜17:00(売切れ次第終了)と時間変更されました

とにかく立地的には簡単に人目に付くようなところではありませんし、のぼりや目立つ看板があるわけではないので、こんな場所で開店を待つ20名ほどの行列はなんとも異様な光景。私がこの日並んでいても、前を通りがかる人からの視線が気になる気になる!

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パニパニさんは、いくら人気が殺到しているからといっても、今の一人で手掛ける手作り工房というスタンスを崩す予定はありません。だから、人手を増やして量産したり、販売日を増やしたりということはなさそうですが、それでも「一人でも多くの方に、スコーンが買えるように!」と、焼き上げる個数を増やしていきました。
今では、川満さんは木曜日から泊まり込みでスコーンを作らなければならないほどだそうで、それでも必死に作って一日190個焼き上げるのが限界!
これが、13時開店と同時に飛ぶように売れていき、14時半頃には完売してしまうんです。

何しろ「店頭」と言っても、工房の玄関。
お客さん一組が入ったら、後の方々は廊下で並んで待っています。
選んで、購入して、玄関から出ると、次のお客さんが入れ代わりでお店へ入ります。
なるべく待ち時間を減らしたい!と、最近では12時には並び始める方もいる一方で、時間がかかっても手にしたい!と列に並ぶ方はなかなか絶えません。

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私がようやくお店へ入れたときには、4種類のスコーン(しかもどれも残りわずか!)しかありませんでしたが、気になっていたコーヒースコーンは無事ゲット!
雪塩は完売でしたが、代わりに初めてシークワーサーのスコーンを頂きました。
子どもたちのおやつに・・・と思っていたので、酸っぱいのか心配でしたが、むしろ周りにコーティングされたシークワーサーのアイシングが、小さなお子さんに人気だと聞いて二つ購入。

変わらぬボリューム感、そしてさっくりふんわりと層が開いた可愛らしいフォルム。
私はやっぱり、トースターで温めるよりも冷めているときの食感がたまらない!
3歳のなび次男はシークワーサーのスコーンを一気にほおばり、そのまま完食していました。普通のスコーンだと詰まりそうだけれど、さすがパニパニさんのは程よくしっとりしているから水分いらず。

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コーヒースコーンも、衝撃ですわよ!
コーヒーの醍醐味って「香り」だと思うのですが、この封を開けた時のような癒されるコーヒーの香りが、そのままスコーンに閉じ込められています。黒いつぶつぶとしたものが生地に練り込まれているので、食べた時にざらつくのか?と思いきや、全く食感を妨げることなくふんわりした舌触りなのが不思議。

従来通りのインターネット販売なら、お好きな種類をお好きな数だけ注文できますから、並ぶのが大変!という方にはこちらをオススメしますが、あまりの人気でこちらも1ヶ月以上待ちということなので・・・あしからず。
でも、分かります。
だって、一度食べたら忘れられないんですもの。

並んでも食べたいスコーン、皆さんもうお試しになりました?
posted by やちなび子 at 01:35 | 千葉 ☀ | Comment(2) |  > 洋菓子・和菓子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年08月19日

【梨食べ比べ】なつしずく、絵里、なつひかり

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↑ 左/絵里(えり)、奥/なつしずく、右/なつひかり

8月中旬、幸水を知人に贈ろうと思いまして、村上にある丸勘梨園さんへ伺いました。
丸勘さんと言えば、品種の多さで有名!
とにかく、いつ行っても一種類ってことは無いですからね。
この日も奥のテーブルに、あまり見かけない梨を発見!

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↑ 丸勘さんは、ピピゴルフの看板や七百餘所神社のある通り沿い。瓦屋根の長屋門が目印です。

幸水がいよいよピークという売り場で、青い梨は目を惹きます。
この品種は何ですか??
『もうそろそろシーズンが終わるけれど、これは「なつしずく」っていう品種ですよ。同じ青い梨でも、ちょっとカタチが少し長丸なこちらは、「絵里(えり」という品種。こっちは、赤なしの「なつひかり」』

と紹介いただいて、3種類みんな頂いて帰りました!

なつしずくって、最近市内のいろんな直売所でよく耳にする品種。
そういえば、まる奈梨園さんでも数年前から「人気が出てきた梨なんですよ!」と聞いた覚えが。
でも、口にするのは初めて!!

帰ってから、本当はちょっと冷やせば良かったんだろうけど、待ちきれず切り分けて試食・・・。

まずは、なつしずくから。
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まず、口に入れたときの香りが違う!
プラムのような、桃系のあまい香りが、ふわっと鼻を抜けていきます。
歯ごたえは、割とシャリ感がしっかりしていて、カット面を見てもう少しキメが細かいのかと思いましたが、思いのほかざらつきがある、梨らしい食感です。

もしかしたら、ちょっと冷やせばもう少し甘みが前面に出てきたかな??
どちらにしてもピーク終盤とのことだったので、これは来年ちゃんと旬の時期に食べてみたい品種です!


で、こちらが同じような名前の「なつひかり」。
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数年前に一度食べた以来だったから、あまり味を覚えていなかったんだけれど・・・。
とにかく、面白い味!
ジューシーで、わりとキメもそこそこ細かくて、舌触りがなめらか。
ほんのりと芯のあたりから酸味がジュワーっと感じられて、幸水の時期には新鮮な感覚です。なんだろう?この風味は、甘い柑橘系を彷彿とさせるような爽やかさだわ。
ちなみに酸味はそこまで強くないので、芯は浅めにカットして大丈夫そうです。

ラストは、聞きなれない品種の「絵里(えり)」
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たっしか、えりの漢字はこうだったと、丸勘さんが教えてくれたんですけれど・・・聞き間違えだったらゴメンナサイ。念のためネットで探してみたけど、見当たらなかった。
そして、たーしーかー、千葉のどこかで作られた最近の品種だったとおっしゃっていたような。間違いないのは、この「えり」というのネーミングは、作った方のお孫さんの名前から取ったということ。
これは記憶にしっかり残ってたから間違いない!

ジューシーなんだけど、結構食感がゴロっとした、歯ごたえのしっかりした梨です。梨らしい梨ってところかしら。
酸味も結構高めで、さっぱりした味わいでした。
口の中にあまったるさが残らないので、夏にスッキリと食べるのにピッタリなイメージ!


梨って、思っている以上に新品種が続々と出てくるんですね。
もっと長いスパンで生まれてくるものなんだと思っていたんだけれど、毎年のように新しい品種に出会えるのも、直売所めぐりの楽しいところ!
これは、同じ梨園さんに通い続けていては、なかなか無い経験なのです。
ぜひお気に入りの梨園さん以外も、飛び込みで訪れてみてはいかがですか?
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2014年08月17日

超本格北インド料理「PERFECTO(ペルフェクト)」

テレ東で、夜中にやってる番組「孤独のグルメ」。

ただただ、主人公のサラリーマンが、その日の気の向くままフラッと入ったお店で、あれやこれやと迷いに迷って注文した品々を、これはうまい!と、黙々食べるドラマなんですけれども。

先日観た、「東京都江東区木場のチーズクルチャとラムミントカレー」という回。
木場駅近くの北インド料理店で、主人公が目にしたのが円筒形の粘土製の壷窯型オーブン「タンドール」という調理機器で、本場のやり方そのままにインドピザ「クルチャ」が料理されていくんです。

ピザ生地を手で広げて、中にたっぷりすぎるチーズを入れて包み込み、お焼きの状態にして丸い釜の内側にペッタリ張り付けて焼き上げるクルチャは、手でちぎるとチーズの引きが凄くて!
またそれを、おいしそうに食べるんだな、井之頭さんは。


クルチャ・・・食べたいな。
北インド料理、どっか近くでないかしら??

と探してみたらば、勝田台に発見しました!
食べログの評判も良いし、何といってもシェフの見た目が!
写真を見た瞬間、「・・・え?このシェフって、木場の人じゃ・・・」と思わずにはいられないクオリティ。

よし。
今日は、ここにしよう。

↓ お店の名前は「PERFECTO(ペルフェクト)」。
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勝田台のインド料理と言えば、葉菜さんが有名ですよね。
まさにその葉菜の向かいにあるという!

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↑ でも、葉菜は南インド料理。ちなみにオーナーさん同士、仲は良いようです。

訪れたのは、日曜のディナータイム17時。
家族4人で、予約をしておきました。

今まで入ったことのあるインド料理店って、どこもラフな雰囲気なところが多かったので、まず入店してダークウッドで統一された空間に驚かされた!
入口左では、金が輝くヒョウの置き物(けっこうなサイズ)がお出迎え。
艶々と高級感のあるフローリングに、ゆったりした皮ソファーと黒光りするテーブルが、程良くゆったりレイアウトされています。照明も小物もハイセンスな雰囲気が漂っていて、とてもオシャレな大人の飲みスポット的な印象!


私たち以外はまだお客さんがいなかったけれども、なび息子たちを連れていて大丈夫かと心配になりましたが、オーナーがとってもこまめに気をかけてくださる方で、「気にされなくて全然大丈夫ですよ!」と声をかけてくれたり、ディナータイムなのにお子様ランチメニューを持ってきてくれたり!
気兼ねなく食事を楽しめました!

↓ メニューがこれまた色々あるのです。
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とりあえず、子どもの注文から先に。
「贅沢なお子さまランチ(680円)」という、ネーミングがゴージャスなのに価格が嬉しい品を2セットお願いしました。
バターチキンカレーとミックスライス(サフランライス&国産の白米)、ここに食べやすくカットされたシシカバブが3つ添えられた、ミニサラダ付きのプレート!

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通常はプチナンが付くのですが、なび息子たちにもこのお店へ来る前に孤独のグルメのクルチャシーンを見せてしまったため、「チーズクルチャが食べたーい!!」と熱望され・・・200円プラスでチーズナンに変更することに。

そうそう、このクルチャ。
本来は、チーズだけではなく玉ねぎやジャガイモなどの野菜も入ったものを指すらしく、井之頭さんが食べていたアレが食べたいなら「チーズナン」だということが発覚!

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↑ 運ばれてきたチーズナンは、まさに思い描いていたとおりの見た目!味わい!!少食ななび息子たちが、ペロリと1枚完食してしまった!

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↑ これに、食後のデザートとして大人と同じフルサイズの「完璧なプリン(通常290円)」と、好きなソフトドリンク(ラッシー、マンゴーラッシーも有り)が付き、さらにおもちゃまで貰えちゃうのです!!
何、何?!このお得感!!



さて、私たちはと言いますと、結局チーズナンがまさか全部食べられると思わなかったので、あえてクルチャ目的で来たわりには普通にカレーを注文。
「ベーシックカレーセット(1,250円)」を1セットと、特別メニューにあったタイ料理の「ガパオライス(980円)」、さらに骨無しタンドリーチキンのことだという「ティッカ(540円)」をオーダーしました。

カレーは2種類選べるんですが、ライトカレー、メインカレー、贅沢カレーという3つに分類された中のそれぞれがまた充実していて、迷う迷う。
ネーミングが面白く強気で、「究極のバターチキンカレー」やら「至高のラムカレー」とか、その響きが何とも「孤独のグルメ」を彷彿とさせちゃう。

ここに井之頭さんが来たら、1時間はメニュー選びに苦悶するんじゃなかろうか。

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↑ 究極のバターチキンカレー(左)と、至高のラムカレー(右)

で、結局チョイスしたカレー2種類が、こちら。
どちらのカレーも辛さ0にしてもらったんですが、もうカレーそのものがスパイシーで、濃厚で!舌で十分に堪能するためにも、あえての辛さは必要ない!!と思ってしまえるほど、奥の深い味わい。
どちらも。

特にバターチキンカレーは、どのインドカレー店でも扱う一品なだけに、さほど舌の肥えていないワタシでも比較対象が思い浮かぶわけですが・・・ああ、これは他とは別格モノだ。
何というか、思い描くとおりなんです。
こういう味に仕上がっていてほしい!と期待する、そのままの味が再現されたような。
良い意味で裏切りのない、まさにバターチキンカレー!

ラムカレーは、ラム肉と玉ねぎのややドライ感のある濃厚カレー。キリッと酸味が効いたパンチのあるカレーなので、合わせるのはシンプルなライスやナンがオススメとのこと。
セットなので、サフランライスとのミックスライスと、大きなプレーンナンが一緒についてきました!

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↑ ガパオライス(980円)

ガパオライスは、なび夫さんが食べたい!とチョイスした一品。
豚肉とピーマン、玉ねぎのバジル炒めです。
パクチーを無くすこともできますよ!

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↑ チキンティッカ(540円)

ナンと同じく、 備長炭使用のタンドールで焼きあげるチキン。
ブラジル産ではなく、厳選した国産鶏を使用しているとのことで、しっとりジューシーなうまみが楽しめました!


孤独のグルメのおかげ?で、またひとつ、八千代でお気に入りのお店に出会えました。
子ども連れで本格的な味が楽しめるお店って、ありそうでなかなか無いですからね。
ともあれ、次回は絶対チーズナンを自分用にひとつ注文することにしよう!

「うーん、・・・うまかった。」

●超本格北インド料理「PERFECTO(ペルフェクト)」 047-455-3966
千葉県八千代市勝田台1-14-70(地図
【営業時間】ランチ/11:00〜15:00(L.O.14:30)、ディナー(通常)17:00〜23:00(L.O.22:30)、(金・土)17:00〜24:00(L.O.23:30)
【定休日】水曜日(祝祭日の場合は営業し、翌日振替休日)
【駐車場】「タイムズ勝田台駅前駐車場(線路沿い)」または「タイムズ勝田台第四駐車場(千葉ガス&JAバンク付近)」利用の際、飲食代2,500円以上で1時間分サービス。
※勝田台第四駐車場隣のヨークマート&ツタヤ・タイムズ駐車場は対象外。
※ヨークマートの裏にある「HOSHINO駐車場」の6番のスペース(1台分のみ)は、事前予約の場合に限り時間帯によって利用可(要確認)。
【フェイスブック】https://www.facebook.com/restaurant.perfecto
【食べログ】http://tabelog.com/chiba/A1202/A120204/12031387/
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2014年05月09日

本格窯焼きピッツァ&ワイン「南欧バル メルカト」

今年の2月、勝田台駅南口前の商店街沿いに、窯焼きピッツァが楽しめるお店がオープンしました!

みずき通りの商店街は、昔ながらの庶民的な雰囲気。
ところどころにあるオシャレな店といえば、大抵はヘアサロンだものだから、ここが飲食店だと気付いたときは、ついつい二度見してしまったワタシ。
そのくらい、この商店街の中ではかなり斬新な飲食店の登場です。

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↓ 勝田台周辺にお住まいの方ならお馴染みの、「ラーメン明日香」の丁度右隣り。
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特に予約もせずお友だちママと二人で向かうも、平日の正午過ぎということで、すでに店内のテーブル席は満席・・・。
見れば、手前の二人掛けには予約プレート。
さすがに飛び込みじゃダメかと諦め掛けましたが、入口から影になっていたカウンター席が運良く2名分空いていた!

↓ お店の前には、ちょっとしたテラス席も用意されていて、暖かい時期にはこちらでも頂けるようです。また、出入り口左には、テイクアウト用の窓口も!
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店内は、まさに南欧インテリアで彩られたオシャレな雰囲気!
スッキリと並べられた、ちょっぴり厚みのあるナチュラルウッド色のテーブルからは存在感が溢れ、落ち着きのある白地の壁には、アクセントにところどころタイルが貼られて家庭的な雰囲気も演出されています。

席数を見れば、4人掛け3テーブルに、2人掛け1テーブル、カウンター4席という、そんなに広い店内ではないのだけれど、この作り込まれたレイアウトのおかげか、不思議と窮屈には感じません。

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価格帯も分からず入店したので、ちょっとお高めかも・・・と覚悟してランチメニューをながめれば、思いのほかリーズナブルなことにビックリ!
ピッツァもパスタも880円がほとんどで、高くても1,080円程度と、この雰囲気のお店にしてはかなりの良心価格です。
しかも、ドリンクはオール100円!
前菜盛り合わせだって350円、デザートなんて200円前後よ。
※ランチ価格です(税込)H26.5/9時点

まあ、でも、ピッツァと前菜、ドリンクのセットに換算すると1,330円ってことだから・・・。こんなものかしら?それにしたって、八千代中央駅付近に多いこういう系のお店に比べたら、結構お安い印象です。

↓ まずは、カプリチョーザ(880円)
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友人とシェアして、ピッツァ1枚とパスタ1皿、それにアイスコーヒーを注文しました。
満席だったけれど、さほど時間がかかることなくピッツァからご到着!
笑顔のキュートな女性店員さんが、シェアするなら6等分か8等分あたりにいたしましょうかとカットしてくださいました。

たっぷりチーズの具材がちりばめられた、柔らかめのもっちりした生地。
弾力があって食感がしっかりしているので、2枚目あたりには結構な満足感が!
思っていたより大きめサイズで、シェアして正解だったかも。
飽きずに3枚、堪能できました。

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さらに、パスタメニューからチョイスした「茄子とベーコンのアラビアータ」(930円)。
新鮮野菜にこだわっているというだけあって、素材感が楽しめる大きめカットのナスがジューシー!

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あまり固すぎるパスタは得意ではない私。
このくらいのほど良いゆで加減のほうが、具材とパスタがもぐもぐしたときにまとまりよく堪能できて、好みです。

↓ 運ばれてきたときには、とっても小ぶりに見えたけれど、実際シェアしてみると結構な量だと気付きます。
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前菜も頼もうかと思ったのだけど、これでアイスコーヒーを頂いたら思いのほか満足!
どちらも味が濃すぎず、薄すぎず。
この価格でこのお料理なら、普段使い決定!
駐車場が無いのがネックだけど、このメイン通りから一本奥にはいくつもコインパーキングがあるし、近くに寄る機会があったらぜひ。


そうそう、再チャレンジするときには、お手洗いに寄らなければ。

お店の左奥にあるんですけれども、どうやらその向かい合わせでピッツァを焼き上げる石窯が設置されているんですね。
先にトイレに立った友人が、『前に入っていたヒトが、出てきた瞬間にハァーっとため息をついたから、どうしたのか?と思って・・・入ってみて、分かったわ。』と一言。


なにやら、もんのすごく暑かったそうな!

そんな、ため息が気になるくらいだなんて、どれくらい暑いのよ?!
あとで寄ってみよう!と思ってたんだけれど、すっかり忘れちゃったわ。



●南欧バル Mercato(メルカト) 050-5789-0506
千葉県八千代市勝田台1-16 E-103(地図)「京成線 勝田台駅」南口から徒歩1分
【営業時間】月〜金/ランチ 11:30〜15:00(LO 14:30)、ディナー 17:30〜23:00(LO 22:30)、土日・祝前日/ディナー 17:30〜24:00(LO 23:30)
【定休日】月曜日 ※月曜日が祝前日の場合は翌々日を店休
【駐車場】無し
【子連れ】可
【ホームページ】ぐるなび http://r.gnavi.co.jp/bxmyrcdf0000/?sc_aid=plan_alli_allexcite
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2014年02月21日

ケーキ・焼き菓子「VIN ROSE(ヴァンローゼ)勝田台」

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建て替えでしばらくお休みしていた勝田台のケーキ屋さん「VIN ROSE(ヴァンローゼ)」が、昨年11月下旬にリニューアルオープン。ようやく先日、久々にアップルパイが食べたくなって立ち寄ってみました。

場所は以前と同じなのですが、外観はすっかり丸変わり!
白地のコンクリートで、ガラスで出来た空間を上下から挟み込むようなつくり。それこそ、都内の隠れ家的グルメスポットかと見紛うほど、八千代では見かけないオシャレな雰囲気です。
看板も以前のように大きく出ているのではなく、正面にシンプルなフォントで「VIN ROSE」と打たれているだけ。白い壁にシルバーの文字だから、多分以前からここがケーキ屋さんだとご存知無い方は、前を通ってもお店かどうかも分からないかも・・・。

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壁の間に一歩踏み入れると、箱庭のような小さな小さな「モダン和」なスペースがお目見え。
木製の大きな扉を引けば、ハイセンスな空間が出迎えてくれました。
旧店舗は、入口を入ると思いのほか奥行きがあり、喫茶スペースが確保されていましたが、リニューアル後のこちらはスイーツが収まっているショーケースだけのようです。

下段には、カットされたケーキが20種類以上並んでいます。そのどれもが、最近のケーキ屋さんでの印象にくらべて、かなりリーズナブル!サイズも標準的なのに、300円、330円、350円の値札がほとんどで、ちらほら400円台。

上段には、上品でお持たせにピッタリなホールケーキがたくさん!
ヴァンローゼといったら、コレ!というファンが多い、なび子一押しのアップルパイだって、ホールで2,000円ですもの。
最近、ケーキ屋さんの値上がりが顕著ですからね、この価格帯についつい買いすぎてしまいそう・・・。

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せっかくだから、実家におみやげで持って行って食べよう!と思い立ち、5個チョイス。
大好きな「アップルパイ」と、チョコレートとコーヒークリームの濃厚な味わいが堪能できる「オペラ」、なび息子が食べたがったショートケーキ、ふんわりチーズクリームに甘酸っぱい木苺がアクセントな「フロマージュ・クリュ」を頂きました。

アップルパイって、あれ?
前はピースだとこういう形じゃなくてゴロゴロっとしたりんごが入ったタイプだったかな?と思いましたが、スクエアタイプのホールと同じ薄いリンゴのタイプのものを提供しているのかしらね。
サクサクっとした生地が美味しかった!
(なんか、途中でなび次男に奪われたりして、あまり味が堪能できず味が思い出せない・・・)

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フロマージュも品の良いクリームだし、何よりどのケーキも見た目がステキ!
お手軽価格だから、ちょこっと自分にごほうび!なーんて日も、心置きなく買いに行けるわ。
また今度、ゆっくり選びに行ってこよう。

●VIN ROSE(ヴァンローゼ)勝田台 047-482-0578
千葉県八千代市勝田台1-36-10(地図)京成勝田台駅南口から徒歩5分
【営業時間】10:00〜19:00
【定休日】水曜日
【駐車場】有り
【ホームページ】http://www.katsutadai.info/vinrose/
posted by やちなび子 at 00:00 | 千葉 ☀ | Comment(0) |  > 洋菓子・和菓子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする